月曜日, 12月 29, 2008

結婚式

 只今、私の周囲で結婚ラッシュとなっています。ここ二ヶ月で5回の結婚式に出る予定です。
 遠方も含め、一度にたくさんの結婚式に出席する機会はそうそうないので、それなりに楽しんでいます。

 結婚式といえば愛知県の結婚式は派手なことで有名です。私が小学生の頃は近所で結婚式があるとその家の二階の窓からお菓子をばら撒くのでよく取りに行っていましたし、嫁入り道具を積まれている紅白の布で覆われたトラックもよく見かけました。
 そういえば最近、近所で菓子まきをする習慣もなくなりましたし、紅白のトラックも見かけなくなりました。派手にすることは金銭的にも苦しいのもあり、時代の変化とともに価値観が変わっていったのでしょう。
 昔ながらの習慣がなくなっていくのはどうにも寂しい気持ちになってしまいます。

 結婚披露宴に出席して私が感動したのは、披露宴の最後にスクリーンで流れるビデオエンドロールです。
 当日リアルタイムで撮影したものをドラマティックに編集し、出席者の名前を映画のエンドロールのように流すのです。その気の利いた余韻にとても感動しました。
 しかも、昔のような派手さはありませんが、他県と比べてお色直しが多い等愛知県ならではの派手さは残っているようです。

 このように、時代の流れとともに新しいものがたくさん取り入れられて、古いものがなくなっていってしまうのは、寂しいですが仕方の無いことの様に思えてきます。
 もしかすると、なくなってしまっているからこそ、昔をより懐かしいと感じるのかもしれません。
 変わっていくものもありますが、新郎新婦の幸せいっぱいの表情を見ていると、いつの時代になっても変わらないものもあるのだと心に深く染み入りました。

by村上

木曜日, 12月 25, 2008

「伊勢の森から」

 先日、伊勢神宮の宮域林(みやいきりん)へ行く機会がありました。

 伊勢神宮は「式年遷宮(しきねんせんぐう)」といって、建物を20年ごとにまったく同じ形に建て替えています。
 理由は神域の清浄さを保つため、伝統建築の技法を伝えるためなど諸説ありますが、690年から(中断はあるものの)続いている神事です。
 (ちなみに、次の遷宮は2013年で、すでにさまざまな神事がとりおこなわれています)
 「宮域林」というと神聖な天然林、という感じがしますし、実際神宮のごく周辺はそういった古い森なのですが、「宮域林」とされている森林のほとんどは、式年遷宮で用いられる木材を供給するため人の手で植林された人工林です。

 植林がはじまったのは比較的新しい大正時代なので、現在の伊勢神宮には宮域林からの木材はほとんど使われていません。案内の方の話によると、木材は植えてから使用できるまで非常に長い時間がかかるため、初の植林から90年後となる次の遷宮で、やっと一部について宮域林の木材を使用できる見込みということでした。
 ただ、大きくなりそうな木を予測して間伐していったものの、いざ木材にしてみると中に穴が開いていて使用できない・・・ということもあるため、今からどの程度自給できるか予測するのはとても難しいそうです。
 
 案内の間、いろいろと興味深いお話をうかがったのですが、その中でも
 「私は、自分の仕事が完成するところを見られないんですよ。それを見るのは私の次か、次に同じ仕事をする人。」
 「木のサイクルは非常に長いため、今のことだけでなく、将来のことも見据えて仕事を行わなければうまくいきません」
という言葉が心に残りました。
 その場では、「スケールの大きな話だな。自然相手ならではだな・・・」
とだけ思っていましたが、その後に思い返したとき、(そこまで長い期間でないだけで)自分の仕事も同じだと気づきました。

 自分の仕事や日常を考えると、今週はどうするか、今月はどうするかなどといった短期的な目標を意識するのは簡単ですが、年単位となると難しくなります。まして、それ以上の期間となると、相当意識的でいなくてはそうした視点があることすら忘れがちです。
 もちろん、日々の積み重ねも重要ですが、自分の行っている仕事が長期的にどこに向かっているのか?を意識するために、年単位、さらにはもっと長い周期でものを考えていく視点についても身につける必要があるのかもしれないと思いました。
 
by 安藤

月曜日, 12月 22, 2008

何事も基本が大事

先日、友人に誘われて、マナー教室に参加しました。
職業柄、お客様にお会いする機会も多く、またほとんどが自分より年上の方ということもあり、失礼の無い様にと日頃から気になっていました。
 
 その体験講座は、いわゆる「和」のマナーを一通り教えてもらえるというもので、日常生活における動作など、毎日普通にしていることを改めて教わりました。
講師の方は、「普通のことを普通にできる人が少なくなったが、基本が一番大事だ」とおっしゃっていました。礼の仕方から歩き方、座り方、お茶の出し方などの日常の動作は、人から見られるという視点を意識することで、同じ動きでも全く違ってくるそうです。

 またその一方で、丁寧すぎてもかえって失礼ということもあるそうです。
例えば、礼の仕方については、簡単な会釈を意味する「草礼」、目上の方に対しては「行礼」、最高の敬意を表わす「最敬礼」があり、相手と状況によって使い分ける必要がありますが、使い方を間違えると逆に失礼になるそうです。
丁寧であれば良いという単純なものでもないようです。

 一通りの動作を一から学びましたが、共通して言えるのは、結局のところ無駄の無い動きこそが一番美しいということです。どんなにアレンジされていても、そこに理由が無いものは相手に伝わらず、無駄な動きとして認識されてしまうそうです。
基本を押さえて、それをいかに周囲に美しく見せることができるか。
何事も基本が大事と再認識しつつ、日々の行動を改めて見直してみようと思いました。

by板谷

土曜日, 12月 20, 2008

経営の良き相談相手になるために

私はお客様のところへ訪問した後に悔しい気持ちになることが良くあります。
理由は自分が経営の相談相手というには程遠いと感じてしまうことがあるから です。
経営の相談というのは会計・税務に比べると非常に難しいと思います。
その理由は会計・税務は、会社の業種・規模により違いはあるものの大きな違 いはなく、また答えもある程度出すことが可能だからです。
それに対し、本当に経営に役に立つ情報を提供するためには、あまりに判断要素 が多く、また答えというものも基本的にはないのです。

経営に役立つ情報を提供できるようになるには、その業界の知識は必須なのでは ないでしょうか。
そのため、私は会計・税務に充てる時間とは別に意識的に業界研究にも時間を充てること にしています。
私は新しくお客様を担当させていただくことになった際、まずは業務内容を知る ためホームページを拝見させていただきます。(ホームページがないお客様の場 合は、お取引先等のホームページを拝見させていただいております。) そうすることで、ある程度会社のイメージが湧きます。
そして知らない言葉が出てきた時には、その意味を調べることにしています。
その後にその業界に関するTV番組を観たり、本や新聞を読んだりすることで、理 解を深めることにしています。

実践していることはこれくらいなのですが、その甲斐あってか最近お客様とお話し させていただいている時に、仕事内容がよく分からないということも減りましたし、 また知らない言葉というものも以前よりも随分減ってきたように感じます。

その会社で実際に働くことができれば、業界の知識を得られるとともに、その会社 の強みや弱みを知ることができるので、一番良い方法だと思います。
しかし現実には難しいため、これからも今までの方法を続けるとともに、何か違っ た方法を模索していきたいです。
今のところ、違った業界の方との交流を大切にすることで見聞を広めていくのも、役 立つ情報を提供するためには良い方法ではないかと思っています。

by荻巣 勇人

火曜日, 12月 16, 2008

「スマイルセラピー」
 
皆さんは「スマイルセラピー」をご存知ですか?
私は目の疲れ、顔のたるみなどを意識し始めた頃から知人に薦められ表情筋の運動を毎日心掛けています。一日一回思いっきり大きな口を開けてみる、思いっきり笑顔をするなど極端な表情を色々して、指でつぼを刺激するだけですが、気分がすっきりし、手軽にできる美容法です。人間の顔は左右対称と思われがちですが、顔癖というものが誰にでもあり、それが表情筋をつくり、手足のストレッチのようにほぐしてあげないと固まったり、たるんでしまうそうです。
最近「スマイルセラピー」との関連を知り、いい情報だと思うので簡単に紹介したいと思います。
スマイルには2種類あり
① 面白いから笑う
② 笑うから面白い
① はよくある感情表現の一つで共通認識としての「笑う」ですが②はいわゆる作り笑いのことです。
作り笑いというと「営業スマイル」「ひきつった笑い」などマイナスイメージもありますが・・・実はホルモンバランスで科学的にもいいことが立証されています。
①の場合、楽しい・嬉しいなど感情を脳が感じると口角が自然に上がります。これは快楽ホルモンが分泌されるからだそうです。②の場合は口角をあげる(作り笑いをする)ことにより脳が楽しいと勘違いし、それによって快楽ホルモンが分泌され、自然に口角が上がるそうです。始めはぎこちなくひきつった笑顔でも口角筋を意識的に動かしていれば自然な表情になるのです。
スマイルセラピーによると、人間の行動は表情の「顔癖」、心の「思考癖」、言動の「口癖」が相関しており、顔癖を意識的に笑顔を心掛けることにより思考、言動にも好刺激を与え、外見にも前向き、明朗、積極的な印象を与え、結果として人間力がアップすると考えられています。どれも共感できる内容です。
今話題のメンタルヘルスを始め、接客マナー、コミュニケーション能力など様々な視点からスマイルセラピー研修を実施している企業もあり、個人レベルでも好感度アップ、美容目的で受講する人が増えているそうです。ビジネスとしての社会的認知度がこれほどとは驚きましたが、大切なことだと再認識しました。
石田会計には数箇所に鏡が置いてあり、「にっこり鏡」の愛称を持つものもあります。最近、初代のコンパクトなものから大きなものに変わりました。自分から鏡を見るときは無意識に表情を調えているものですが、ふと鏡に映った自分の顔を客観的に見ると疲れた顔をしている時があり、反省と共に、意識的に口角を挙げるように頑張っている今日この頃です。
by古橋

木曜日, 12月 11, 2008

ストレスの功罪

日常生活の上で、ストレスという言葉をよく耳にしますし、私もよく使っています。
ストレスで胃が痛いとか、うつ病になったとか、ストレスのない社会にしたいとか・・・。
この言葉を悪い意味として使い、取り除くべきものとしてこれまで認識していました。

ところが、ある雑誌のコラムにストレスについての記述があり、それが誤解であることに気づきました。
ストレスとは元々物理学の用語だそうです。
例えば地面に置いてあるゴムボールを上から押さえつけると、ボールは楕円形に歪みますが、この時、ボールには元に戻ろうとする力が働きます。この力のことをストレスと呼んでいたようです。
後にこの言葉は、人間の心や体に起こる現象にも使われるようになり、外部からの圧力や刺激に対してなんとかしたいという力をストレスと呼ぶようになったのです。
この「なんとかしたいという力」は、圧力や刺激に効率よく対処するために心や体をセッティングする自然のメカニズムです。
学生時代、試験の前になると食欲がなくなったり、胃が痛くなったりすることがありました。今思えば、これらは脳への血流が優先され、血流が抑えられた胃腸の機能が弱まった結果起こる弊害であったと思われます。
そのおかげで、試験の結果が良くなった(?)かどうかはわかりませんが、少なくとも集中力は高まっていた記憶がありますので、脳への血流は増えていたようです。
このメカニズムによって、無意識ながらも物事にうまく対処できていたのかも知れません。

しかし、このバランスを崩した状態が長く続くと、軽い胃痛が胃潰瘍になったり、精神的な病につながってしまうようです。うつ病患者が増えているというニュースもよく聞きますが、元来備わっている体のすぐれた機能が、逆にマイナスに働くことが増えているのでしょう。

ストレスの影響についてはマイナス部分が強調されることが多いと思いますが、プラス面もあることに気づけたのは大きな収穫でした。
適度なストレスを目標達成のための活力にできるように、ストレスと上手に付き合い、自分を成長させる機会にしたいと思います。

by 加古

月曜日, 12月 08, 2008

愛知万博の置き土産

 あまり聞いたことがない方も多いかと思いますが名古屋にはEXPOエコマネーという愛・地球博をきっかけに生まれた地域通貨があります。 環境に配慮した行動をとると、ポイントが貯まっていくシステムです。 環境のために何かを犠牲にしたり、頑張ってみたりするほど「エコ」に力をいれている訳でない私も、この度エコマネーデビューを果たしました。

 エコマネーの存在に気づいたのは最近のことです。 私は地下鉄で通勤をしているのですが、清算機の横にある小さな機械の前でたまにゴソゴソしている人を目にすることがあり、 何をやっているのかなと気になっていました。 そこで先日思い切ってその機械に近づいてみると、なにやらカードリーダーらしきものが設置してあります。交通エコポン???なんだろう???

 家に帰ってネットで調べてみると、どうやらエコマネーの一つで交通エコポンというものらしいです。一日1エコポンずつポイントが貯められて、 5エコポンで1エコマネーとなり植樹への寄付やエコグッズと交換できるとのこと。環境に優しい公共交通機関の促進をうながそうと言う訳です。 地下鉄の他にはあおなみ線や協賛店にもリーダーが設置してあります。 愛知万博の入場券があれば(使用済みでOK!)事前登録も必要なく、券をリーダーにかざすだけなので、これなら私でもできる! という訳で私もエコブームの波に遅ればせながら乗ってみました。 もちろん万博の入場券がない方は金山にあるエコマネーセンターや協賛店で入手できます。 改札を出るまえにちょっと立ち寄るだけなので10秒もかかりません。 こんな簡単ならもっと早くから参加していれば、エコマネーもたくさん貯まっていたと思うと少し悔しくもあります。

 こんなささいな事で本当に地球環境の改善に役にたっているのか分りませんが、朝の仕事前に「何となく善意の行動をしている」 といった自己満足を得られるだけでも良いのかなと思っています。 こつこつポイントを稼いでぜひ植樹に結び付けたいです。

by 加藤 敦子

木曜日, 11月 27, 2008

美容院で学んだこと

 先日、友人の結婚式に出席するため美容院へ行ってきました。
 そこの美容院は美容師が15人ほどいて、朝早くに行った私のあとに出社してくる美容師さん全員が近くまできて「おはようございます」とあいさつをしてくれるところでした。
 そんな美容院でしたので、私を担当してくれた女性の美容師さんがとても楽しそうに髪のセットをしてくれたのを、失礼ながら初めはそういう風に教育しているのかなと思いました。

 しかしながら、進んでコンテストに出ていることや、そのコンテストの審査員に美容師がいないところがおもしろかったなどと話を聞くにつれて教育ではないと確信しました。
  コンテストに出ることで技術を大切にしながらも、審査員の中に美容師のいないものを選ぶという素人の良いという感覚も大切にするところが、本当にこの仕事が好きなのだろうと思い、朝早くすみませんと私が言うと、好きですからとにっこり笑って答えてくれました。
 そのときの彼女の笑顔はとても素敵で、私まで幸せな気持ちになりました。

 彼女の姿を見て、自分が入社したとき、仕事は楽しみながらやっていくものと意気込んでいたことを思い出しました。初めは無知だったこともあり、楽しいと思いがむしゃらに仕事をしていれば、早く上達すると思っていました。
  今は、仕事は楽しむものと簡単には言えませんが、好きという思いで楽しみながら仕事をしている人は素敵に見えるのだと感じました。

  彼女のプロ意識の高さと仕事が好きという気持ちが伝わり、私はとても彼女を気に入り、美容師の指名をしたことがなかったのですが、次も彼女と話がしたいと純粋に思いました。
 こんな風に、また話がしたいとお客様に思ってもらえることこそが大切なことだと実感しました。

by村上

火曜日, 11月 25, 2008

旅立ちの準備

この度、年内一杯を持ちまして、石田会計を退職することとなりました。
7月のある日、ここ一年の私の伸び悩みを見かねていた石田から「いつまでも僕の下でやっていたら小林さんはこれ以上伸びないよ。独立してやっている税理士さんに置いていかれてしまうよ。」とのアドバイスをもらいました。

石田会計にお世話になって4年、退職する気など全くなかった私ですので、まさに寝耳に水の話でした。ですが、何日もじっくりと考え、周囲の方に相談に乗ってもらった末に出した結論は、年齢を考えても独り立ちする最後のチャンスであり、自分自身をもっと成長させるためには、リスクがあっても飛び出したほうが良いというものでした。

また、私にとってだけでなく、石田会計にとっても9月から優秀な新人が2人も加入しマンパワーが足りていることと、私がいなくなることが他のスタッフたちの成長のきっかけとなってくれることで、お互いにメリットがあると考えました。

とはいえ、クライアントの皆様には担当が替わることで、ご迷惑をお掛けする事もあろうかと思います。出来る限り引継ぎをしっかり行って、立つ鳥跡を濁さないようにしていくつもりですので、退職までの残り期間、どうぞよろしくお願いいたします。

by 小林雄

金曜日, 11月 21, 2008

お江戸会計事情

 9月の半ば、7年半住んだ京都を離れ、名古屋で働きはじめました。出身地の東京から考えると、これで江戸城→二条城→名古屋城と、まるで城めぐりをしているようで、不思議な感じもしています。

 3つの城は、すべて天下普請の城(徳川家康が直接建設を命じた城)です。当時の姿は残っていませんが、再建された姿を見ても十分な大きさです。  当然、建設費も相当なものであったと思いますが、江戸幕府ではどのように事業をおこなっていたのでしょうか。

 実は幕府には今でいう「政府予算」のようなものはなく、どんぶり勘定で物事が進んでいました。  先に事業がはじまって、財源はあとから調達・・・現在とは順序が逆転しています。(それとも、本質的には同じなのかも?)  建設事業は、勘定奉行の指示でおこなわれていました。会計ソフトの名前でもおなじみの「勘定奉行」は、財務・会計のことだけではなく、建設や一部の裁判も担当する、今でいう「財務省+国土交通省+裁判所」の役目を持つ重要なポストでした。

 ではその帳簿はというと、ほとんど資料が残っていません。実は幕府の財政に関する資料は、明治維新のときに旧幕府の官僚たちの手によって焼きはらわれているのです。(そのため、新政府は大がかりな財政をきりまわすノウハウを一から作らねばならず、大変苦労したようです。)やはりお金がらみのことは新体制に渡すには色々とまずいということなのでしょうか・・・このあたりも、現代と比較して面白いところです。

 一方で、一般の商店では、「帳合」というかんたんな記帳方法で経理を行っていました。「大福帳」にひとつひとつの取引を記帳し、売掛金を管理するなど、やはり、商売には帳簿がつきもののようです。  さらに近江商人にいたっては、当時から複式簿記での記帳を行っており、現在の決算書と附属書類にあたる「店卸目録」をはじめ、現在とかわらない進んだ帳簿体系を備えていました。(なんと、京都支店・大阪支店・本店の連結B/Sまで残っています。)
 どうやら現在の会計の原型は外国から輸入されてきたものばかりではないようです。

 近江商人の複式簿記帳簿を見ていると、現在の帳簿の考えかたは決して新しいものではなく、過去の商売人たちによっていろいろと工夫されてきた結果であるということがわかります。
私も先達を見習い、日々いろいろと学び、工夫していきたいと改めて思いました。

by 安藤

水曜日, 11月 19, 2008

消費者心理

 私は普段から腕時計を付けていましたが、壊れてしまって以来付けていませんでした。
 最近、また腕時計を付けようと思い、雑誌やインターネットで目星をつけお目当ての 時計を探しに時計屋を回りました。 そしてお目当ての時計を買おうとしたところ、その横にデザインがそっくりな時計が 並んでいるのに気がつきました。しかも半額の値段です。
  ほとんど同じような腕時計でこんなに値段が違うのであれば、誰も高い方を買うはず がないと思ったのですが、しかしいざ購入しようと思うとなぜか高い方と安い方どち らを買うのか迷ってしまいました。

 普段なら間違いなく安い商品を買うのに、なぜこんなに迷ってしまったのかが不思議 であったため、その日は買わず帰宅後いろいろと調べてみました。
 その中で心理学者であるアブラハム・マズローの「欲求段階説」というものを見つけ ました。
 「欲求段階説」とは人間の基本的欲求を低次から高次の5段階に分類し、その上で欲 求には優先度があり、低次の欲求が充足されると、より高次の欲求へと移行するとい うものです。
 この説によると、例えば私たちが食事をとることは、第1段階である「生理的欲求」(食 欲・睡眠欲等の本能的な欲求)に該当し、衣類を買うことは第2段階である「安全の欲 求」(衣類・住居等の安定な状態を得ようとする欲求)に該当します。
  そのため私が食料を買う時、同じような物であれば当然のごとく安いものを買ってしま うのは、食欲を満たすこと自体が目的であるからだと思います。

  これに対し腕時計を欲しいという欲求は、第4段階の「自我の欲求」に該当するのでは ないかと思います。 「自我の欲求」とは他人からの賞賛を求める欲求のことをいいます。
 これに当てはまるとすると腕時計を欲しいと思うことは、実は腕時計その物が欲しいの ではなく、「自我の欲求」を充足させるための手段にすぎないのかもしれません。
  そのためそっくりなデザインの物であっても自分の欲求をより充足させるために、高い 物を買うか安い物を買うか迷ってしまったのではないかと思います。

  このように考えると、腕時計が時間を知るための物であるにも関わらず、高級なブラン ドの腕時計を買う人がいるのも納得がいきます。
  偉大なる心理学者のおかげで、なぜ迷ってしまったのか分かりすっきりしたので、今度 は迷うことなく買おうと思います。もちろん、○い腕時計を!!

by 荻巣

火曜日, 11月 18, 2008

プロ意識をもって

不況にも関わらず、毎期売上をのばしている企業として、先日テレビでディズニーランドの新人研修をとりあげていました。

二人一組で、従業員とお客さんになり、様々な場面を想定して受け答えの練習をするようです。それぞれが、自分の持ち場の役目を「演じる」という表現をしており、ここから従業員をキャスト(役者)と呼ぶのだそうです。

これを見て、以前ディズニーランドで働いていた方の講演を聞いたときのことを思い出しました。その方は本も出版されている有名な方で、ご自身の担当していたジャングルクルーズの案内役の口調を交え、楽しく話してくださいました。その中で私がとても印象に残っているのは、ディズニーランドの接客スタイルです。

私たちがディズニーランドに行ったときのことを思い出すと、至る所に掃除をしているキャストがいることに気付きます。園内は大変きれいでゴミなど落ちていないにも関わらずです。実は、彼らには掃除以外にも重要な役割があるのです。地図を広げていると、どこかお探しですか?と、カメラを構えていると、お撮りしましょうか?と、向こうから近寄ってくるというのです。確かに思い出してみれば、そのとおりです。普段は園内の雰囲気に溶け込んでいながら、ゲスト(お客さん)の状況を察して、聞かれる前に、頼まれる前に自分から声をかけるのだそうです。

また閉演後の掃除は、かなり徹底しているそうです。赤ちゃんが地面をハイハイしてもケガをしないくらいに・・・という表現をしていました。来ていただいたゲストに一つでも嫌な思い出を残さないようにという気持ちによるものだそうです。

いずれにしても、プロ意識が徹底しており、「さすが」の一言に尽きます。相手に悟られることなく、思いやることのできる気持ちは、私自身も見習わなければと思いました。

by 板谷

火曜日, 11月 11, 2008

「電車アンケート」

先日、私が通勤で利用している電車のアンケートがありました。
朝のラッシュ時でも10分に一本しかなく、もう少し運行本数が多くても・・・との小さな不満など日頃感じていることを書いてみようかな、との思いで始めました。

アンケート項目は利用状況、乗継状況、満足度、性別年齢などがあり、満足度には運行本数、社内の快適さ、運賃など12項目に及び、意外にも終えてみると、私の回答はほぼ8割近く満足でした。冷静に考えてみると、ほぼ100%の確率で座れ、バスのようにダイヤが乱れることも無く、車内もほどほどの混み具合で、地下鉄の通勤ラッシュを経験している私にとっては比べものにならないくらい快適です。
当初の思惑とは違い、満足度が高いことに気づくことができました。

利用者である私の満足度は高いのですが、鉄道会社はその逆のようで、開通以来ずっと赤字です。ホームページで決算書を公開しているのですが、経費に比して旅客収入が少なく利用者数が少ないことが良くわかります。県、市をはじめ民間会社の出資により第三セクターで運営されいるので採算の問題は税金等でなんとかなっている(?)ようですが、廃線までは行かないまでも運行本数の削減など十分ありえそうなので心配です。赤字の資金繰りを詳しく知りたいほどです。
アンケートを機に利用者側と鉄道会社側の両方の視点から考えることができ、不満を言っている場合でないことがわかりました。住民税など払う時は苦しいものですが、インフラなどに有効に還元され恩恵を受けていると実感し、電車についての知識も深まるいい機会となりました。
by古橋

金曜日, 11月 07, 2008

「経営の長期安定化をめざして」

中小企業の大部分が赤字経営という話をよく聞きます。
これは、会計事務所の職員として仕事をしている中でも痛感させられますし、地元の商店を見回してみても、子供の頃に繁盛していたお店の多くが閉店していたり、開店休業状態になっていることでも思い知らされます。
どうしたら会社を長く安定的に続けられるかは非常に大きな問題だと思います。

私は以前勤務しておりました会計事務所で、創業以来30年間一度も赤字を出したことがない会社とお付き合いをしたことがあります。
担当させていただいた3年間だけを見ても、売上も右肩上がりと順調で利益率もかなり高い状況でした。
経理内容を把握する中で気づいた、その会社が好業績を続けられたポイントとしては、以下の3点が挙げられます。

(1)製品のライフサイクルを強く意識している。
(2)時代のニーズを予測し、付加価値の高い製品開発をしている。
(3)事前に新製品のテストや協力会社のネットワーク作りをし、他社より半歩先の製品化を目指している。

同じ製品が高収益を生む期間は長くありません。したがって、主な製品を常に3~4種類持ち、しかも収益力のピークがずれるようにされてました。これにより、収益力において一つの製品が低下しても、他の製品が上昇する時期になるように計画されていました。

また、社長は常にノートと新聞の切り抜きをお持ちで、新聞記事や同業者等との話から将来的なニーズをノートに書き留め、新製品開発のための構想を練られていました。他社に先駆けて、特許等の申請も積極的に行っていました。

そして、製品化は早すぎても遅すぎても投資効率が悪くなってしまいます。最も投資効率の良い時期(その社長は半歩先と表現されていました)にGOサインを出せるように、充分な準備をされていました。

このようにして、創業以来、黒字経営を続けてこられたのだと思います。

私ども会計事務所の業界においても、従来主流であった記帳・申告業務だけでは、生き残りが難しい時代となっております。
IT化が進んだ今日では、記帳は会計ソフトで簡単にできますし、法人の確定申告で簡単なものであれば、自社で処理可能な会社がでてくることも予想されます。
これからの競争・淘汰の時代に生き残るために、半歩以上先を見据えたサービスのストックを増やすため、よりお客様から喜ばれるものを模索していきたいです。
さらには、ライフサイクルを意識し、時代ごとに収益力を持ったものを提供でき、この仕事が長く続けられたらと思います。

by 加古

水曜日, 11月 05, 2008

読書の秋

 最近になってようやく少しずつですが本を読む習慣がつきはじめました。

 学生時代は読書が好きで本屋さんの就職も考えるくらいでしたが、社会人になってからは活字から遠ざかり、もっぱら雑誌をパラパラめくる程度の生活を送っていました。(もちろん石田会計ニュースは読んでますよ!!!) しかし石田会計ニュースに掲載されている他の所員の読書ブログを読んでいたところ、久しぶりに本を読みたいという衝動に駆られました。

 先月のブログでも紹介されていたエリヤフ・ゴールドラット氏著の「ザ・ゴール」は分厚くて最初の1ページをめくるのに勇気がいったのですが、これがなかなか面白い! 彼の本はノウハウ本といっても小説形式で読みやすく、難しい本が苦手な私でもぐんぐん読み進められました。

 今読んでいるのは「ザ・ゴール」(生産管理の手法についての作品)の続編「ザ・ゴール2」なのですがこちらは思考法についてストーリー仕立てで書いてあるものです。 主人公が、自分が学んだ思考プロセスを私生活で実際に使用しているのを見て、読みっぱなしになりがちで実践にたどりつかない私も使ってみたくなるくらい良くできた本です。 ただ本に書いてあるとおりだと、普段の生活で使うには大げさなので、自分流に簡単にアレンジしてみて楽しんでいます。 抱えている問題と目的を頭の中に浮かべて書き出してみるだけで、今まで自分なりに理由があって下していたと思っていた判断も客観的に考えることができ、いかに自分が感覚だけで物事を進めてきていたかが分かります。

 本好きの人が周りにいる環境は良い刺激を受けることができありがたいものです。

 普段の雑談の中だけでは出てこないような話題に触れることができるのがブログの良いところかもしれません。これからも石田会計ニュースが新たな発見のきっかけになるよう、私自身もブログを頑張って書いていきたいと思います。

by 加藤

火曜日, 10月 28, 2008

富士山会

 私は富士山の麓の合宿所で税理士試験の勉強をしていました。
 その合宿所では全国から税理士や公認会計士を目指す人たちが集まってきて、試験の日まで勉強をしながら共同生活をします。
 辛いこともありましたが、同じ目標を持った仲間と励ましあって勉強に励むことができましたので、とてもいい思い出になっています。

 そんな合宿生活が終わってからも、交流を続けていきたいと思い、『富士山会(ふじやまかい)』と称して、税理士試験が終わって一息つくこの時期に同窓会を開こうと、昨年から実施しています。
 勉強中の辛かったことや楽しかったことなど、懐かしい話で盛り上がりました。さらに、同じ業種に勤めている人が多いので、仕事上の失敗談や私がまだ経験していない業務についてなど、これから私が仕事をしていく上でプラスになる話を聞くことができました。
 久しぶりに会った仲間はそれぞれ成長していて、勉強をしていたときとはまた違った意見交換ができ、有意義に過ごすことができました。

 今までの私は、あまり先頭に立って何かをやっていくというタイプではないと思っていましたので、このような会も誰かが開催したものに出席するという感じでした。
 しかし、石田会計に勤めてから、所長である石田が士業たちの集まるアイチ士業ネットワーク(通称ASN)という会を創設し運営していることなどに刺激を受け、私も何かしてみたいと思うようになり、小規模ながら富士山会を開こうと考えたのです。
 富士山会では、久しぶりに会う仲間なのに私がゴルフを始めたことを知っていて、どうやら私のブログを毎月読んでくれている人が多く、照れながらもとても嬉しく思い、それを聞くことができただけでもこの会を開いてよかったと思いました。

 税理士試験の勉強の時も、お互いに刺激しあって向上してきましたが、勉強が終わった今も、交流を続けることにより、お互い仕事上でのいい刺激になり、励まされました。
 会を終えてみて、遠く離れていても、辛いことを一緒に乗り越えてきた仲間というものはとても大切であることを改めて実感しました。
 今回は個々の事情で欠席してしまった人も来年若しくは2年後5年後というようにいつかは出席して、お互い楽しく有意義な時間が過ごせるように毎年続けていきたいと思いました。

by村上

金曜日, 10月 24, 2008

安全、安心志向とエコ

近頃、食品に関する偽装が相次いで問題になっています。
期限の切れた食品や産地偽装などといった言葉が、毎日のように報道されています。

食品衛生法によれば、消費期限とは定められた方法により保存した場合、腐敗変敗その他の品質の劣化に伴い安全性を欠く恐れがないと認められる期限のことです。これに対して、賞味期限とは開封していない状態で表示されている保存方法に従って保存したときに「美味しく食べられる期限」のことです。

賞味期限を1分でも過ぎると廃棄されてしまうような過剰な意識が、問題を引き起こす一因になっているのではないかとも思われます。その結果、消費者の安全、安心志向も一層高まり、生産地の明瞭表示や生産者の顔が見える食品が店頭に並び、更に拍車をかける要因になっているのかもしれません。

一方で、エコの話題もよく耳にします。ごみの減量が地球環境にとっていかに重要かということは、至る所で話題にのぼっています。食品の廃棄は、その際たるものです。

 いずれの意見も正しい場合には、両者の歩み寄りによる妥協点を見い出すことが不可欠ですが、現状ではお互いが悪影響を与え合い、このような結果が導き出されているように思います。私たち消費者としては、いずれにしてもまずは正しい表示ありきで、個人個人が生活環境を守りつつ、地球環境に配慮していけるのが理想だと思います。

by 板谷

火曜日, 10月 21, 2008

なぜプロジェクトは予定どおりに進まないのか?

私は本を読むのが好きで、週に1冊のペースで読んでいます。
最近、エリヤフ・ゴールドラットさんの著書である「クリティカルチェーン」 というビジネス小説を読みました。  
著者はイスラエルの物理学者で、代表作に「ザ・ゴール」という本があります。  
本書を読もうと思ったのも、「ザ・ゴール」(ストーリーも面白く、ビジネスに 役に立つノウハウも詰まっているお勧めの一冊です。)に感銘を受けたからです。  

本書ではプロジェクトが遅れる原因の人間の問題行動の一つとして、「余裕ある 日程計画」を挙げています。  
プロジェクトの日程計画を立てる場合、基本的には各工程の時間を見積もり ますが、各工程の責任者は確実に終わらせることができるように余裕を持った 時間を見積もります。  
しかし、人間は時間に余裕があると思うとギリギリまでスタートを切らない ため、結局予想外のことが起きると間に合わなくなり、遅れたまま次の工程に 引き継がれます。  
反対に早めにスタートを切り、予定より早く終わったとしても手直しを加え たりして時間を調節するため、早期完了のメリットは引き継がれません。  

クリティカルチェーンでは各工程の余裕時間を削り、50:50のできるかできないかの時間を見積もりますが、最初から半分は遅れる予定ですので遅れたこ とによるペナルティはありません。
そして各工程の余裕時間は、プロジェクト 全体の余裕時間として管理します。  
また次回のスケジュールの短縮をしないこと条件に、早期完了を報告しても らいます。    

手法を聞いてみると、特別画期的なものとは思えませんが、逆にこれだけで 大幅な時間短縮が図れると思うと凄いの一言に尽きます。  
実際、日本の企業でもこの手法を用い、時間短縮に成功している事例が数多くあるようです。  

私の仕事はプロジェクトとはかけ離れていますが、決算の件数が他の月の半 分しかない時でもすぐには終わらないところを鑑みると、私にもズバリ当ては まっているのだと感じます。  
問題が当てはまるということはその管理手法も使えるものがあるのではない かと思いますので、自分なりにアレンジを加えて事のスピードが上がるよう試 行錯誤していきたいと思います。  
また良い成果が出た時には、成果の報告と手法をご紹介させていただきたいと思います。

by荻巣 勇人

月曜日, 10月 20, 2008

「裁判傍聴」

先日、初めて裁判傍聴に行ってきました!来年施行の裁判員制度など関心はあったものの遠い存在でしたが、石田の勧めで所員3人で行くことができました。

裁判というとテレビでのイメージしかなかった私ですが、弁護士さんがいるとスムーズに進行することを体感し、色々な意味で先入観が崩れ勉強になり、久々に学生の頃の社会見学のような気分でした。
傍聴したものの一つに労働審判を経て訴訟に移行したものがあり、当事者が出廷かつ第一回ということもあり、内容が良くわかり興味を持って聴くことができました。他の裁判は経過がわからないものも多く、勿論、傍聴人にわかりやすい配慮もなく進行してゆくので当事者、利害関係者でないとわからない閉鎖的なイメージを強く受けました。この点は裁判員制度が始まればかなり改善されるのでは・・・と期待しており、楽しみです。
いい勉強になったものの、裁判員に選ばれてしまったら大変だわ・・・としみじみ感じました。選ばれればそれなりに貴重な体験ができ、勉強にもなるし、得るものは沢山あると思うのですが・・・メディアでは色々な問題点、情報が交錯しており、どれも否定的な印象を受けます。やはり公私の時間を割いて第3者の裁判に深く関わることに積極的にはなれないとゆうことでしょうか。

数日後、タイミングよく「裁判員候補者になる確率が地域格差3倍を超える」という内容の新聞記事を見ました。傍聴の記憶も新しく、興味をもって読んでいると・・・名古屋は候補者になる確率が日本で3番目に高く、一年で約250人に一人の確率になるそうです。年によって有権者数、裁判件数により多少確率は変わるようですが、具体的数字に暗い気分になってしまいました。せめて裁判員制度が浸透した頃に選ばれたいと願っています。
by 古橋

水曜日, 10月 15, 2008

拝啓 鉄道会社 社長さま

通勤の際は、いつも大変お世話になっております。
特に、ほぼ時刻表通りの日々の運行は利用者にとって時間のロスもなく、快適な生活の一助となっています。これは世界的に見ても誇れるものです。日本企業のレベルの高さを表す良い例でしょう。

ただ、

通勤ラッシュについては、いかがでしょうか。
私自身、片道15分の利用に過ぎませんが、あの大混雑には困っております。特別暑がりな体質のため、暑い時期は短時間でも大汗をかき、仕事をする前から気分を害しております。寒い時期においても、知らない方との押しくらまんじゅう状態は気分の良いものではありません。

そんな混雑した電車の車内では、毎朝次のアナウンスが流れます。 「車内大変混み合いましてご迷惑をお掛けします」と。

毎日です。

毎日お気遣い頂けるのはありがたいのですが、残念ながら一向に改善するような気がしません。
もしかして、通勤ラッシュ時の混雑は仕方ないと思われていませんか。
仕方ないから、マニュアル文を毎日伝えておけばよいと思われていませんか。

通勤ラッシュ時の混雑によるマイナスは、想像以上に大きいと思っております。
混雑が解消すれば、痴漢や痴漢の冤罪といった弊害も無くなるでしょう。また、混雑を避けるために車通勤されている方が、電車通勤に変更し収入がアップするというプラス面も期待できます。電車通勤の方が増えることは、地球にやさしいことですし。
混雑の解消には、車両・人員の増加によるコストアップが想定されますが、一人当たりのスペースを平均化するために座席の数や配置を変えることで現状よりもストレスを減らすことも可能かと思われます。これ以外にも検討できるものはまだまだあるかと思いますので、さらなる企業努力で乗り越えられないでしょうか。そのための公的補助金があってもよいとさえ思います。
ぜひ、ご検討いただければ幸いです。

もちろん、安全第一で。
                                        敬具

追伸:9月に入社しました加古宗利です。現状に満足することなく、常にプラス思考で、お客様のお役に立てるサービスを心がけてまいります。よろしくお願いいたします。

by 加古

金曜日, 10月 10, 2008

篤姫

 大河ドラマ「篤姫」を毎週楽しみに見ています。

 もともと大河ドラマは毎年見ているわけではないのですが、今回は主人公が自分と同じ名前「あつこ」(私の漢字は敦子ですが)ということもあり、何となく親しみを抱いて見始めました。

 大河ドラマというと、言葉も難解でかしこまった演出といったイメージがありますが、今回は現代風にアレンジされた幕末物です。若者にも分りやすく楽しめる今回の篤姫は、若手俳優の人気も手伝って高視聴率を獲得しているようです。
登場人物達が私たちと同じように思い悩みながら友情や愛情を育み、時代にもまれていく様は共感を呼び、篤姫のセリフ「女の道は一本道」はブログ等でも話題を呼んでいます。
彼女の一旦こうと決めたら後ろを振り返ることなく一本道を進む姿は、女性ながらリーダーとしての素質を兼ね備えているように思います。
(ちなみに私は一本道ではなく、あちこち道草をくいながら歩いて行く方が性に合っているようですが) と言っても融通が利かないというわけでもなく、自分が間違っていたと思えばあっさり引く素直さも見習いたいものです。 完全な悪役と思われた安政の大獄の井伊直弼も彼女にかかると、国を思うが為、悪役を引き受ける信念ある人物として見直されます。
先入観で物の判断をしない、全てにおいて自分で行動し、体感して判断をする篤姫に圧倒されながらも憧れの念を抱かずにはいられません。 フィクションのドラマと違い実際に存在した人物だと思うとその生き方に重みも感じます。

 毎週家族と一緒に見ている内に歴史にも興味が出てきて、まずは解説本を買い込み歴史の背景や衣装の解説を見ながら楽しんでいます。
いつか篤姫の故郷である鹿児島も訪れたいと思っています。

by 加藤

金曜日, 9月 26, 2008

全席禁煙エピソード

 私は毎朝ラジオを聞いています。朝のほんの僅かな時間ですが、毎日聞いているとためになる話しを聞くことが出来ます。
 そんな中、早くに全席禁煙にした二つの飲食店のエピソードを紹介していました。

 まだ、禁煙ブームの兆候が出る前にある大手飲食店(以下「A店」)は客席全席について禁煙にすることを一気に実行しましたが、それが大幅な売上ダウンにつながりこの企画を断念せざるを得ない状況となりました。
 一方、ある個人飲食店(以下「B店」)も続いて全席禁煙をA店とは違ったやり方で取り入れました。
 まず、禁煙にする理由を口頭や貼紙で伝え、喫煙する常連客にはDMを送付するなど、出来るだけ丁寧な対応をしました。
 そして、一部禁煙から全席禁煙にするという段階を踏み、店外に灰皿を置くなど徹底した配慮を1年かけて行ったのです。
 結果、売上が減少することはなく、その対応の丁寧さに客足は増えていったのでした。

 しかしながら、失敗してしまったA店にも学ぶべき点はあり、早くに時代の流れを見極めた先見力と早い決断力、実行力は、なかなか真似できるものではないと感じました。
 思いつく能力はそれぞれにしても、思いついた後、自分の中で早く気持ちを切り替えて、実行していく行動力は見習いたいと思いました。

 大きく物事を変えようとするとき、自分自身の中の物事の変化はA店のようにより早く決断し、思い切った行動力が必要ですが、他人を巻き込んで変わっていこうとするときは、どうしても急な変化に戸惑ってしまい、A店のやり方では受け入れられなかったのかもしれません。
 そんなときは、いい企画だからこそ無理に強行し独りよがりになってしまわないよう、B店のようにある程度時間をかけて、急な変化に対するストレス軽減の配慮をすることがより大切なのかもしれないと思いました。

by村上

月曜日, 9月 22, 2008

スピード重視

この7月末に、より広くていい環境を求めて伏見から黒川へと引越しをしました。

今までは引越しするに当たっては、運送がメインで引越しもやっているところにお願いしていたのですが、今回は折角の機会なので、どれぐらい違うものなのかを試してみたくなり、引越し専門業者にネットで見積もりを出したところ、一番早いS社からは翌日朝一番に電話が入って、次の日の夕方には見積もりに来てくれるとの連絡がありました。

見積もりにきてくれた営業マンはテキパキと『従業員は全員が社員で社内研修所で研修を受けてます』『顧客満足度ナンバー1です』といったS社の魅力をアピールを入念にしてから金額を提示してくれました。

関西人の習性として値段交渉をしてみると、すかさず「今日、契約をしてくれましたら、その値段で結構です」という話に。

あまりに話が上手くいくので理由を聞いてみると「梱包用ダンボールを用意してきてあるので、ここで決めてもらえれば、もう一度お伺いする時間が省けるからです」との返事。

その話に納得してしまった私は、「営業トークに乗せられちゃって、他の会社の話が聞けなくなってしまったな」と内心苦笑しながらも、即決してしまいました。

実際の引越し作業自体も、作業員の方たちが恐るべきスピードで荷物の運び出し入れを行ってくれて、前回伏見に引っ越してきたときには半日以上かかったところが、今回は移動時間も含めて3時間強で済みました。

S社では一日に2軒の引越しをこなすそうなのですが、この速さならさもありなんと関心してしまいました。

さて、最初の営業マンの対応から始まって、他社との差別化という点においてスピードというものを、いかにS社が重視しているかについてを考えさせられました。

作業自体のサービスとしては、家具や部屋に傷がついたりするようなことがなければ、どこもそれほど大きくは変わらないはずです。

そこを満たした上で、これだけのスピードでやってくれるということは、依頼する立場から見ると大きな満足につながります。

時間をかけての過剰なサービスよりも、一定水準のサービスを訓練で保ってスピードで勝負するほうが、これからの世の中にはマッチしていくように感じました。

by 小林雄

火曜日, 9月 16, 2008

水の大切さ

猛暑日が毎日のように続き、水浴びする子供たちの姿をニュース等でよく見掛けます。水の流れる様子は、見ているこちらも涼しい気持ちにさせてくれるものです。

 わたしの地元は知多半島の先端にあり、愛知用水を海底のパイプで引いているため、水についてはそれなりに不便な思いをしてきました。最近でこそ気兼ねなく使えるものの、数年前までは、夏の観光シーズンや冬の海苔の加工時期などに、よく断水をしていたものです。そんな地域柄、夏休みには小学生が無人島での自給自足体験をし、支給される一定の量の水で生活することにより、水の大切さを身をもって体験します。無いことの不便さと、あることの有り難みは経験した者でないと分からないということもあり、大変貴重な経験であり、深い思い出に残っています。

 一方、今は水を買って飲む時代でもあり、安全面・健康面からも需要が増えているようです。実際、スーパーなどの売り場に行ってみても、その種類の多さに驚かされます。日々の生活用水が不足するところがあり、逆に充分あるにも関わらずより良いものを求める人もいるのです。「今年は水不足のため節水を・・・」という声が聞かれるときには、既に水が無いところがあることを知ってもらえたらと思います。

 何事においても便利さが要求され、それを当然のこととして受け入れがちですが、不便を感じずにいられることの有り難みや感謝の気持ちを忘れずにいたいものです。

by 板谷

金曜日, 9月 12, 2008

行政書士登録

 先日、行政書士の登録をしてきました。
 資格自体は大学生の頃に取得したのですが、特に開業しようと思い取得したものではなかったため、登録はしておりませんでした。
 行政書士の仕事では建設業の許可申請や遺言の作成などを業務とするため、会計事務所の業務をしていますと関わってくることが多々あります。
 そんな時に、私がその仕事をできるようになれば、自分の仕事の幅も広がり、また今とは違った視点から物事を捉えることができると思い登録を決めました。

 登録をするためには行政書士会に多くの書類を提出しなければなりません。 例えば、行政書士になるためには行政書士法に定める欠格要件に該当しないことが条件であるため、区役所や法務局に証明書を交付してもらいます。
 このような提出書類があまりにも多いため、登録申請を行政書士に依頼できたらいいなどとも思ってしまいました(笑)。

 途中で気づいたのですが、許認可の申請や相続の業務では今回集めた書類を役所に提出することが多いため、今回の経験は無駄にはならないように感じます。
 考えすぎかもしれませんが、行政書士会が登録後の業務のために、最低限の練習という意味合いもあったのかもしれません。

 後日、無事に登録証の交付をうけました。他の士業ではその時にバッジをもらえると聞いていたため、当然もらえるもの思っていたのですが、後から受付で購入してくださいと言われ驚かされました。
 行政書士という新たな分野に挑戦し学んでいくことで、お客様のお役に立てるよう、より自己研鑽に励んでいきたいと思います。
 

by 荻巣

金曜日, 9月 05, 2008

「最近気に入った言葉」

毎年、我が家のお盆は朝から高校野球で盛り上がっています。今年はオリンピックもあり、朝から夜遅くまでテレビばかりですが、新聞もいつもに増して楽しみに読んでいます。普段は暗いニュースばかりですが、明るい話題が一面に出て、いつもと違った新鮮味が好きです。

その中で「大きな感動は小さな感動の積み重ねである」というコメントに深く共感しました。
日々の練習の中での小さな「喜び」が大舞台で大きな「喜び」=感動になる、ということです。
「地道な努力は実を結ぶ」など同じような言葉はたくさんありますが、一喜一憂しながら成長するときの「憂」を強調した苦しい印象を受けますが、コメントからは「喜」が強調されているようで気に入っています。
 
仕事でも、昨日までできなかったことができるようになったり、知らなかった知識を習得できたりと、小さな「喜び」がたくさんあります。人によって「やりがい」と感じたり、「生きがい」とも言うのでしょうが、苦しいだけでは息詰まってしまうので、自分なりに小さな「喜び」を意識的に感じながら過ごしていきたいと思います。

我が家の小さな庭のミニトマトが育って青い実をつけています。芽が出てきた時の「喜び」、水やりのときに成長を感じる「喜び」、この小さな「喜び」の積み重ねが収穫の時の大きな「喜び」になるのだと実感した今日この頃です。

by古橋

火曜日, 9月 02, 2008

知識を増やすきっかけ

 先日、海外を飛び回ってビジネスをされている方とお話する機会がありました。
その人はアメリカ出張の際、ある傘のお土産を頼まれたそうです。
それは、傘を開いた内側に青空が描かれているものだったので、目当ての物を見つけて購入する際、店内で傘をパッと広げて、ああこれだとチェックしていました。
すると通りすがりの人に注意を受けたそうです。
どうやら屋内で傘をさすというのは、あちらでは縁起が悪い事とのことでした。

 その人はアメリカ滞在も長く、英語を話せる方だったのですが、たまたまそのことを知らず、インターネットですぐ傘について調べたそうです。
どうして屋内で傘をさすのはイケナイことなのかと言う事や(どうやらお日様に対する冒涜といった説や、色々あるようですが)傘の成り立ちから歴史など。
現地の人でも傘を屋内でさすのが悪いという事は知ってはいても、どうしてなのかは知らない人が多く、その後アメリカ人に話したら、関心されたとのことです。
縁起が悪いんだねで納得して終わらせてしまわず、分らない事はすぐに調べて自分の知識にしていく姿勢は、見習おうと思いました。
一つ疑問に思ったら、それをきっかけにもう一歩進めると、知識に深みが出るのでしょうね。

 ちなみに私が最近疑問に思ったのは、梅干の種の中身についてでしたので、調べてみると「仁」と呼ばれる中身には天神様や仏さん等、様々な呼び名があるという事が分かり、なかなか面白かったです。
今はネットを使って何でも即座に調べられるので、心がけ次第でいくらでも知識を得るチャンスがあることを実感しました。

by 加藤

火曜日, 8月 26, 2008

「初コース」

 先日、ゴルフの打ちっぱなしをがんばっていますというブログを書きましたが、遂にコースデビューを果たしました。
 ゴルフ好きの方からコースデビューの話しを聞くと、大抵の方が2、3回の打ちっぱなしの練習をしてコースへ出ると聞きます。私は小心者のため練習ばかりで、なかなかコースデビューすることができませんでした。
 そんな私に対して父が見かねたのか、突然、この日と決めてコースを予約してしまいました。

 押し迫った期日に対して当然、私は必死になりました。毎日のように素振りの練習をし、週末は打ちっぱなしに行きました。ただ、回数を重ねるだけでなく、7番アイアンしか使ったことがなかった私ですが、コースデビューを意識して、ピッチングや7番ウッド、ドライバーの練習といった具合に様々な場面を想定してテクニックを磨きました。
 その甲斐あって、初めは何回かに1回スパンという音がしただけで喜んでいた私でしたが、距離や方向を意識するまで上達しました。

 『100切ることを目標に』、『私はシングルです。』『初めては140ぐらいだった。』自分の中でピンと来ない数字、たくさんの情報が飛び交う中、私はコースデビューに対して少し自信を持っていました。
しかし、その小さな自信は脆くも1ホール目から砕けてしまいました。
 テレビでしか見たことのないコースの長さは想像していたよりもはるかに遠かったのです。
 さらに、もたもたしていると次にプレーする人たちに迷惑になってしまうというプレッシャーでショットミスはさらに増え、距離や方向どころか、まともにボールに当たることすら難しい状況でした。

 自信があった割に散々な結果に終わったコースデビューでしたが、落ち込むどころかむしろ私は思い通りにいかなかったことに対してニヤリとしていました。
 多くの成功者たちがはまっているゴルフですから、こうでなくては、おもしろくないと思ったのです。
 結果は別としてなにより、期日を決めたことでその日まで必死に練習したため、急激に上達することができたという事実に満足しています。
 これからも上達し続けていこうと思える少しほろ苦いコースデビューとなりました。

 追伸あえてスコアは書きませんので、もし村上に会う機会がございましたら、デビュー話しを聞いてやってくださいませ(笑)

by村上

木曜日, 8月 21, 2008

理事就任

この稿でも何度も話題に出ているアイチ士業ネットワーク(以下、ASN)の役員に、この度就任することになりました。ASNとは、東海3県の弁護士や税理士といった士業の人たちが集まって活動している団体で、会員数も200名を超え、この種の団体としては全国でも有数の規模となっています。

この会の発起人が、当事務所の所長である石田ということもあって、ここ4年ほど公式サイトのメンテナンスやメーリングリストの管理といった事務作業を、私がずっと行ってきました。代々の役員の方たちからの依頼をこなしながら、裏方として会を見てきたのですが、時が経つにつれ、最初は感じなかった問題点が少しずつ目に付くようになってきました。

発足当時は会員同士も顔見知りで、何かあっても個人的なコネクションによって解決出来ていたものが、年を重ねてメンバーが入れ替わり、組織自体も大きくなっていったにもかかわらず、会としてのあり方が以前と変わらず、暗黙の了解でしか伝わっていかなかった点に、その問題の多くが起因していました。

このような世代の分断ともいえる状況に組織が陥ってしまった場合の解決策は二つあると私は考えます。一つは、成長をやめクローズドな組織にして、内部の関係を再び密なものにすることです。もう一つは、今までのやり方を見直し、組織自体の再構築をすることです。

今回ASNが選んだのは後者でした。再構築と一言でいえば簡単なようですが、実際動き始めてみると、様々な軋轢や新たな問題が一時的に噴出してきます。それでも、もっと多くの方たちと交流をし、成長を続けて行くために、「今やるしかない」と情熱を傾けて立ち上がりました。

私もこの動きを見て、「いつまでも裏方でいて、人任せにしていてはいられない」と、いてもたってもいられなくなったことが、引っ張っていく側に変わりたいと思った第一歩でした。また、私だけでなく石田も10周年の記念事業の準備委員長として、発足当時からのベテラン会員の意見をまとめて、現役世代との架け橋となるべく、同じく役員に就任しました。

石田会計コンビが、この一年間で組織改革に貢献しその過程を学んでくることが、石田会計自身の業務にもフィードバックが可能だと考えています。ぜひご期待ください。

by 小林雄

火曜日, 8月 19, 2008

毎日をより快適に

私のストレス解消方法は、体を動かすことと眠ることです。元々、あまりストレスを感じるほうではありませんが、毎日をより快適に過ごすために、自分なりの気分転換として日々心掛けていることがあります。

 ひとつは、少しずつでも毎日体を動かすこと。
体を動かすといっても、大それた運動をしているわけではありません。平日でも毎日続けられることを・・・と思い、ヨガのDVDを購入しました。初めは続けられるか不安でしたが、もうすぐ1年近くになり、毎日の日課になっています。短い時間でも、一つのことに没頭することで頭の中がクリアになり、物事が整理されてすっきりした気分になります。

 もうひとつは、よく眠ることです。
そもそも、私は眠ればたいていのことは忘れられる単純な人間ですが、実はそれがストレス解消になっているようです。嫌なことや悲しいことがあったときは、脳を休ませると物事を良い方向へと導くのに効果的なのです。また、睡眠に費やす時間は私たちの人生の3分の1に及ぶという話を聞いてから、量だけではなく質にもこだわりたいと思うようになりました。疲れがとれてすっきり起きられた朝は、それだけで気分が良いものです。ちなみに私の最近のお気に入りは、テンピュールの腰枕です。ただでさえ寝つきの良い私ですが、睡眠前の適度な運動による心地よい疲れが、更に眠気を誘って相乗効果が発揮されているようです。

 ストレスの感じ方や解消方法は人それぞれですが、何事も自分なりの解決策を見付けることができるかどうかが重要なのだと思います。 ただ疲れているときは、ヨガのポーズのまま、うとうとしてしまうこともあります。ふたつを同時に行ったことで、効果が2倍になっていればよいのですが・・・

by板谷

木曜日, 8月 14, 2008

株主総会

先日、ある上場企業の株主総会に出席してきました。 会計事務所で勤務している者は、株主総会は職業柄身近なものでありますが、実際に出席したことのある者は少ないように感じます。 そういう私も以前から出席したいと思うもののなかなか実現できずにいたのですが、石田 からの勧めもあり、出席してきました。

最初は事業報告、連結計算書類および会計監査人の連結計算書類監査結果の報告でしたが、わざと分かりにくくしているのでは?と勘繰ってしまうほど、難しい内容であり、すでに眠りに入っている人もいました。 その後、議案の決議に入りました。決議はほとんどの企業で拍手により採決しています。 出席された方は経験されたことがあるかもしれませんが、拍手がほとんどなくても、決議されてしまうという不思議なことが生じることがあります。 これはすでに株主総会が始まる前に大多数の議決権行使書が提出されているため、すでに議案は決議されており、拍手は言わば儀礼的なものなのです。

最後に質問応答があったのですが、どの質問も曖昧な回答で誤魔化されてしまい、まるで政治家の討論を見ているようでした。私もせっかくだから何か質問しようと考えましたが、結局質問できず、悔いが残ってしまいました。 株主総会自体はこれで終わりなのですが、その後に懇親会(立食での食事)が開かれ、帰りにはお土産も貰えました。最近の株主重視の傾向から多くの企業で実施されているようです。

今回、株主総会に出席したことで仕事にも変化があるように感じます。 以前は株主総会議事録を作成するときは、間違いがないようにだけ気をつけて作成しており、どちらかというと作業的な仕事でした。しかし、最近では決算報告の承認や役員の選任といった議案を盛り込む時に、株主総会に出席した情景が目に浮かび、仕事にも深みができたように感じます。
by荻巣

月曜日, 8月 11, 2008

最近の石田会計~会議編~

今年度から石田会計では毎週会議をしています。会議の内容、形態など試行錯誤の状態から始まり早、3ヶ月が過ぎました。

最近では月4回の会議のうち2回は所長の石田からの事例報告などの還元、1回はスタッフ会議、あとの一回は石田会計ニュースのブログ会議となっています。
スタッフ会議は自主的に内容を決めて企画・運営しています。今までの失敗事例の共有、改善策を話し合ったり、仕事の進め方で工夫していることを各自発表したりと実践的に仕事に取り入れることができるようなアドバイスなどを含め、いい勉強になります。

スタッフ会議のメリットはたくさんありますが、年齢も近く、同じ視線の高さで話し合いができるため、知識や情報の吸収・消化が比較的スムーズにできている気がします。税務知識のみならず、スタッフの職歴も多様なため、経験・知識の共有の場としても大変有意義なものになっています

前回のスタッフ会議では「在職老齢年金」について勉強しました。私がレジュメを作成することになり、役員報酬や給料は年金とどのように調整がかかるのか、ということを中心に年金全般について取り上げました。給与と調整のかかった年金は留保されて後から受給できるのではなく、消滅していくので個人の収入全体を考えるにあたり大変重要です。

物事を色々な角度から判断し、お客様に最適な提案をできるよう、これからも日々の業務や会議を通じて幅広く勉強していきたいと思っています。

by 古 橋

火曜日, 8月 05, 2008

お互いに気持ちよく

 先日仕事を終え帰宅しようと名古屋駅を歩いていると、 新幹線の改札口付近が大混雑となっていました。 警官もたくさん出ていてちょうどサミット開催中であったこともあり、 もしかしてテロでもあったのかなと思ったのですが、 駅の表示画面を見ると、事故のためダイヤが遅れているとのことでした。 しかし、それ以上の説明やアナウンスもなく、 駅は混乱状態となっていました。

 遅れが出るのは仕方がないにしても、私が乗客であったら原因と、 これから一体どうなる見込みなのか、今分かっている情報だけでも 出してもらえればストレスも軽減されるのになと感じました。 誠意を持って対応されれば大抵の人間は納得するのではないでしょうか。

 それと同時に自分はいつもそういう誠意を持った対応をできているのだろうかと思い返してみました。 お客様に資料を揃えてもらうようお願いするにしてもきちんと、 どういった理由で必要だと説明できているだろうか。 依頼された事が訳あって出来ない時、ではどうしたら良いのか 代替案をお客様に提案できているだろうか。 そう考えると私はまだまだ自分よがりの対応で、お客様の立場になって 物を考える余裕ができていないなと自己反省をしました。

 相手が何を求めているのかを感じるのは経験も必要だとは思いますが、 まずは自分で気づいたところから、すぐに改善できそうで、できていないところの見直しなどをして、身近なところから前進していきたいです。

by 加藤

月曜日, 7月 28, 2008

備えていれば、憂いは・・・

この間、自宅のパソコンが動かなくなってしまいました。私のパソコンは、自分で部品を買い集めて組み立てたものなので、ある程度のところまでは直すことが出来るのですが、今回はどうやってもハードディスクが認識できず、今までのデータが読めない状態になってしまいました。

なんとか認識させようと、コネクタをつなぎ変えたりケーブルを交換したりとやっているうちに、電源を入れたとたん煙と異臭があたり一面に広がる事態に! 慌てて電源を切ることで、なんとか火事を出すことは免れましたが、一旦こうなってしまったパソコンに再度電源を入れなおす勇気はさすがに無く、このまま廃棄するしかなくなってしまいました・・・

ハードディスクの中に貯めてあった数年分の家計簿のデータや、大量の音楽データに、友人たちとやりとりしたメールが全て泡と消えていきました。パソコン自体にデータの二重化を施して大丈夫だと思っていたのですが、さすがにこの状態は想定しきれていませんでした。今思えば、過信せずに別のところにバックアップを取っていれば良かったのですが、まさに後の祭りとしか言いようがありません。

石田会計では、このようなことに陥らないように、機械的・人為的なトラブルに対して何重も対策を施していますが、地震や火事といった天災が起きたときでもデータが守れるように、外部へのバックアップをさらにもう一つ行ったほうがいいのではないかと、この件があってから考え始めています。

皆さんも会計や給料といった必要なデータは、必ずバックアップを取るようにしてくださいね。USBメモリにデータを保存しておくだけでも、小さなコストで信頼性をグッと あげることができますよ。バックアップのやり方がよくわからないときには、担当者にお尋ねください。

P.S.ある会社が取ったアンケートでは、パソコンの全データ消失時の精神的ダメージは、失恋よりもダメージが大きいとか。私の心にもぽっかりと大きな穴が開いています(涙

by 小林雄

『雨合羽』

 レインコートを買いました。
 6月1日から傘差し運転に5万円以下の罰金が科されることとなり、自転車で出勤している私にとっては必需品となりました。
 さっそく6月2日から雨が降り、梅雨にも入り1週間大活躍したのですが、まだ、周りでレインコートを着ている人が少なかったので、少し恥ずかしい気もしました。
 しかし、狭い道などお互いに傘を差している自転車同士がすれ違うのはとても危険なので、私にとってはいい機会となりました。

 自転車で通い始めてから1年ぐらい経ちます。
 暑い季節のときはダイエットと自分に言い聞かせながら、約30分という通勤時間を乗り切ります。 問題は寒い季節のときです。
 体力には自信のある私なのですが、寒いのは苦手なため、この季節はだるまのように厚着をして完全防具で挑みます。
 冬の雨の中の傘差し運転は、晴れの日のように寒いだけで済みません。
 傘を差しながら片手での運転は、滑る可能性が高いので冬の必需品である手袋が使えず、その素手は、雨で濡れた後風に吹かれ、体の寒さに手の痛さまで加わり、更に危険度も増します。
 こういった状況から冬は、雨の日になるといつも気持ちまで淀んでしまいます。
  しかし、今年はレインコートというアイテムを手に入れましたので、冬の寒さにも立ち向かっていけそうな気がして、今から待ち遠しくなりました。

 レインコート入手により、いつもより通勤が楽しくなったように感じたのは、とても不便を感じていたからかもしれません。
 不便なものが少し便利になるとすごく便利になったと感じますが、本はといえば、自転車に乗っていること自体がとても便利なことなのに、初めからある便利さは当たり前のように感じてしまっていました。
 今、普通に過ごしているものも誰かが便利にしてくれたもので、もっとありがたいと思うべきものがたくさんあるのかなと感じました。

by村上

金曜日, 7月 18, 2008

なりきることが大事

皆さんは、自分のことを運が良い人間だと思いますか?

宝くじは、毎年買っていても当たったことないし、くじ引きで賞品がもらえるのは空クジなしのときくらいだし・・・これは私自身の話ですが、ここで「私は運が良い人間です。」と即答できなかったことに問題があるかもしれません。

先日、本屋さんに平積みになっている黄色い表紙が目に留まり、気になっていたところ、偶然にも身近な人に薦められ、ある本を読みました。

それは、夢をなくしたサラリーマンが、関西弁を喋るゾウの神様から与えられる課題を実行し、夢や目標を実現するための能力を身につけていくというストーリーです。その中の一つに「運が良いと口に出して言う」という課題があります。

ゾウの神様は、「自分の身の回りに起きる出来事は、自然の法則にのっとって起きているだけで、それに対して『運が良い』とか『運が悪い』とか自分で勝手に分けているだけ。」だというのです。だから自分にとってうれしくないことが起きても、まず嘘でもいいから『運が良い』と思うこと。むしろ口に出して言うくらいの勢いがあってもいい。そうすれば、脳みそが勝手に運が良いことを探し始めると教えていました。

よく言葉には力があると言いますが、自分自身に言い聞かせることで、気付かないうちに自分に暗示をかけているのかもしれません。夢や目標に向かって努力するのは勿論のこと、そのような自分になりきることも重要なのだと感じました。

この本に偶然出合えたこと、良い教訓を知ったこと・・・私はなんて運が良いんだろうと思いながら、今年の夏も宝くじを買おうと思います。

by 板谷

火曜日, 7月 15, 2008

感謝の心を育てる

  先日、モンスターペアレントを取り上げたテレビ番組の放映を見ました。 モンスターペアレントとは子供の通う学校に対して理不尽で自己中心的な要求を突きつける親の事を言う、最近話題の言葉ですが、まあ、わが子を思うあまり過剰な行動に出てしまう親もいるのかなと、独身の私は一歩引いて見ていました。  

 しかしどうしても理解不能なのが、親から「うちの子にいただきますを言わせないで」という要求があったという話でした。 うちは給食費をちゃんと払っているのだから、昼食時に頂きますを言わせるのはおかしい、という言い分だそうです。 そもそも頂きますという挨拶は料理してくれた人はもちろん、一つ一つの食材の命を頂くという気持ちと、それを作ってくれた農家の方、職人さん等への感謝の念を表しているのですよね?  

 私は会計事務所に入ってから、色々な職業の方と接する機会が多くなり、時には物づくりの現場を見せてもらったりすることもあります。 なので以前より、一つの物を作るということが、いかに大変かという事もあらためて実感することも度々です。 親の価値観をどう子供に伝えるべきか、何が正しいかは私には分かりません。 しかし言葉で子供たちに何かを伝えるかよりも、子供自身が自ら答えを導きだせるよう、実際に様々な仕事を見たり、時には自分でやってみたりすることが大切だと思いました。

  昔小学生の頃にあった稲作授業や職業体験も、何に役にたつのかピンと来ていませんでしたが、私の中でようやく納得がいく答えが導きだされた気がしています。

by 加藤

金曜日, 7月 11, 2008

『5月のあの日の話から・・・』

母の日にちなんで母親の仕事に関心を!という趣旨で、「子供のいる専業主婦、年俸約1200万!!」というインパクトのあるデータをアメリカの人材情報会社サラリー・ドットコムが発表したそうです。

専業主婦の仕事を10項目に分類し、家政婦、料理人、保育士、運転手、カウンセラーなどに払うとしたら・・・の試算のようです。同様の調査をシンガポールでしたらさらに金額が上がったそうです。、日本で専業主婦に調査したところ自己評価の多くは500万~600万だそうです。いざ外部へお願いしようとすると以外に高額になってしまうのが家庭内の仕事だと再認識しました。ベビーシッター代やハウスクリーニングなど高いのも納得です。勿論、主婦業を金銭換算することに抵抗がある人も多く、私も同感なのですが、色々考えさせられる興味深いデータだと思います。

この記事から考えたことが二つあります。

一つ目は、興味を引く為の数字の使い方に感心しました。
データに基づいて算出されているので説得力もあり、母親の仕事内容を考える十分なきっかけになっていると思います。数字が印象を大きく左右し、見出しだけではうまいこと内容が見えず、詳細を知りたくなるような上手な書き方だと思いました。

二つ目は、周囲の人やその人の行動に感心を持つことの大切さです。
私が普段心掛けていることの一つですが、意外に身近になればなる程難しいものです。自ら進んで、自分の仕事と無意識の内に認識してこなしていることも、ふとしたときに話題に上がると嬉しいものです。誰かが気付かない内にしてくれている事を空気のように感じてしまわぬよう、せめて、誰が、いつしてくれているのか、を把握しているだけでも感謝の気持ちを伝える時に重みが違う気がします。

色々考えている内に、最初にこの記事を見たときの華やかな気分はすっかり消え、自分の日々の心持ちを省みるいい機会となっていました。
by 古橋

火曜日, 7月 08, 2008

クールビズ

 今年のサミットは7月に北海道の洞爺湖で開催され、世界経済・地球環境・アフリカの発展等をテーマに話し合いがされます。今回のサミットでは、特に地球環境問題を重視しているために自然の多い洞爺湖を選んだみたいです。

 そんな洞爺湖サミットの新聞記事を通勤電車で読んでいると、ふとあることに気がつきました。半分以上のサラリーマンが上着やネクタイを着用しておらす、クールビズだったのです。電車で見る限り、今年は昨年よりも実施している企業がさらに増えているように感じます。

 当事務所でもチーム・マイナス6%(温室効果ガス排出量6%の削減を目標にした団体)に参加しており、クールビズを実施しております。 あるアンケート結果によりますと、クールビズに賛成している人は8割以上に及び、実際に実施している企業は5割に及びます。 しかし、実施している企業でもお客様を訪問する際には、不快感を与えてしまうという懸念からスーツを着用することが多いようです。それに対し訪問を受けた側が、不快に思うことはほとんどないようです。

 ただスーツにくらべるとだらしなく見えてしまうため、決してラフな格好にならないよう身だしなみには普段以上に気を配ることが重要だと思います。 今後、お客様ところへクールビズにてご訪問をさせていただくことがございますが、ご理解していただけましたら幸いです。

by荻巣

月曜日, 6月 23, 2008

講義

 月に一度、愛知士業ネットワーク(通称ASN)という異業種交流会で、私は他の士業の方と勉強会や懇親会に参加しています。この勉強会では参加している士業の方たちが各士業の仕事内容の説明や各士業独自の視点からの見解などについて順番に講義をします。
 その勉強会でついに私が講義することになったのです。

 人生初の人前で講義をするということに、順番とはいえまだ経験が浅い私には回って来ないだろうと思っていただけに、不安と突然の展開に驚くばかりでした。
 しかし、たとえ失敗しても良い経験になるよという助言により、やる気が沸いてきてやってみようという気持ちになりました。税法を知らない方たちにできる限り分かりやすい説明をしなくてはと思い、時間をかけてレジメを作り、順を追って説明する予定でした。
 本番前に石田会計で一度練習をしてみてはとの提案をいただき、参加者を募ったところ時間外にもかかわらず私の講義を真剣に聞いてもらいアドバイスをたくさんいただきました。
 やはり、初めて行った講義は流れが一定で、どこか教科書を読んでいるだけのような気がしてなりませんでした。

 アドバイスを受けて気が付いたのは、私の講義は自分が説明したいという欲求を果たすようなものになってしまっていたということです。
 講義というものはまず聞いてくれる相手が何を一番知りたいかを考え、それについて枝分かれして説明を入れたり、一歩引いて広い視点から話しをしたりと、相手に対して興味深い講義の流れを作らなければいけなかったのです。私は大前提を間違えていたのだと気づきました。
 本番までの時間は刻々と迫っていましたが、無駄な講義をするよりは相手のニーズを少しでも考えて作った講義の方が今後の自分のためになると思い、メリットデメリットを中心に必死で考えました。

  本番では緊張して早口になってしまい、時間が余ってしまうというハプニングもありましたが、先生方に助けられてなんとか講義を終えることができ、堂々としていて良かったよとお褒めの言葉をいただきました。
 講義を行ったことで質問に備えるため講義の内容について必死に勉強したことや、一度経験したことによる今後の自分への自信にも繋がっていくことなど大変だった分大切なことを教わることができました。

by村上

木曜日, 6月 19, 2008

「話し上手は聞き上手」

「コップ理論」という言葉をご存知でしょうか?

誰かに会ったときに、お互いに話をしたいことがコップからあふれそうなほど溜まっている。このままでは、相手のコップに自分の話したいことを注ぎ込む余地は無い。そこで、聞き上手の人は、別の小さなコップを脇に用意して、自分のコップの中身の半分ぐらいを、その小さなコップに移してあげる。

そうすることで、自分のコップに空きが出来て、相手の話を受け入れることができる。相手の話が注ぎ込まれることで、相手のコップにも空きができ、自分の話も相手のコップにも注ぎ込むことができて、お互いに注ぎ注がれながら会話が弾んでいくというものです。

この話を聞いて、私が思い出したのは、明治の元勲、大久保利通のところに、中江兆民が留学からの報告をしに行った時のエピソードです。話が始まってから大久保はずっと目を閉じて聞いていて、それを眠ってしまっていると思った中江が怒り出すと、「いや、私が目を開けていると話しにくいだろうと思い、目を閉じていたのだ」と答えたそうです。

政府の権力者である大久保が、「自分が威圧するように目を光らせていては、言いたい話も出来ないだろう」と考えて用意した、彼なりの小さなコップだった訳です。もっとも眠っていると思われてしまっては、ちょっといただけない気もしますが。

そういえば、事務所の後輩たちから報告が上がってくる時に、私がパソコンを叩きながら画面から目を離さずに聞いていることがありますが、これは忙しさに追われて横着して聞いているからでは決して無くて、大久保のように、プレッシャーを与えずに、リラックスして話をしてもらえるように配慮しているだけなのですよ(笑)

by 小林雄

月曜日, 6月 16, 2008

事務所会議

 最近、週に一度2時間程度の時間をとって、所内会議を行っています。先日は、「どんな事務所にしたいか」をテーマに、各自が自分の理想を語り、それに近づけるにはどうすればよいかを検討しました。

 一日のほとんどを過ごす会社が自分にとってどんなものであるかにより、その人に大きな影響を及ぼすことは言うまでもありません。それを従業員自らが作りだしていけることに、正直驚いています。

「仕事の効率を上げるにはどうしたらいいか?」また「お客様に満足いただくにはどうすればいいか?」といった話から始まり、事務所そのものの在り方についてまで多種多様な意見がでました。

 会議というものに対してマイナスのイメージがあった私ですが、今まで一人の問題として考えていたことも事務所全体を見渡し、従業員皆で考えることで、新たな発見や違った糸口が見付かり、また他の人の考え方や物の見方など学ぶべきところが多く、大変意義のあるものになっています。
 
 自分を含む会社を、広い意味での自分とみることができれば、成長していけるのかなと感じました。

by 板谷

木曜日, 6月 12, 2008

「健康診断を終えて・・・」

先日、今年度健康診断申込のとりまとめをしました。

 全員が安全衛生法で定められている健康診断項目を上回る、胃部レントゲン検査等を含む生活習慣予防健診への申込となり、改めて健康への意識・関心の高さを実感しました。受診場所も事務所から近いクリニックで予約をとり、ワゴン車の巡回健診と違って、落ち着いて受診することができました。感想は様々ですが、受診前から個々に人には言えない心配事があり、チョットしたドラマ(?)があったように思われます。ちなみに私は人生初のバリウム体験に半日体調不良でした・・・。
色々あったものの、無事終わり、安心して仕事をするには健康第一だと実感した良い機会でした。

 健康であって仕事ができ、その上で仕事する会社・環境を選ぶことができるのだなぁ、としみじ思うとともに少し考えたことを書きたいと思います。

 客観的に働く環境という視点から石田会計を見ると恵まれていると思います。

 一例として4月より施行の就業規則をみても、短時間正社員制度の導入、有給の法定以上の付与などを始め、従業員が安心して働くことができる環境、キャリア形成をバックアップする体制が整っています。

 石田会計事務所の就業規則は「絵に描いた餅」ではなく実際に短時間正社員の適用者、育児休業の取得者がおり、服務規律を始めとして実態に即した運用がなされていると思います。従業員が規則に管理されるのではなく、活用できるものである、活用できる風土があるというのは数字などには表れてこない大切な労働環境の要素だと思います。
 
 客観的には色々充実して整ってきているとはいえ、事務所としても各個人としてもまだまだ様々な面で発展途上であるという認識を持ち、更なるよりよい職場を目指し今年度から定例会議をしています。内容は別の機会に書ければと思っています。

by 古橋

月曜日, 6月 09, 2008

生きた経営学

 石田会計では今春から毎週のように会議を行うようになりました。
会議の議題や形式はまだ定まっておらず毎回試行錯誤の状態です。
今のところ、石田所長の手引きにより、いかに事務所を良くしていくかというところを話し合っています。

 先日はSWOT分析という手法を使い石田会計というものを客観的に見つめなおすところから始まりました。
この分析法のおかげでただ漫然と会議を進めていくより、考えがまとまりやすく、会議の方法によっていかに話し合いそのものが変わってくるかを体験することができました。
その後も「すごい会議」という本での手法を参考に会議を進めてみたりと、面白い話し合いの場となっています。

 正直なところ私にとってビジネス本や経営学というもの自体が机上のものであったのですが、一気に自分に関係のある実用的な道具として自身に入ってくることとなりました。
学生時代はあまり実社会では役に立たないと思って聞いていた教授の経営の話も今はもしかしたら興味深く聞くことができるかもしれません。
また興味をもった手法をすぐに実行してみようとする所長の姿勢からも、私は学ぶことが大きいように思いました。

by 加藤

木曜日, 6月 05, 2008

健康診断

先日、新聞に日本が2006年に引き続き長寿世界一という記事が載っていました。 記事によりますと平均寿命が女性は世界1位であり、男性は世界で2位とのことでした。 長寿に直接関係があるのか分かりませんが、日本ほど健康がブームとなっている国は他にないのではないでしょうか。 テレビでは毎日のように健康番組を放送し、薬局に行けば健康食品や健康グッズがところ狭しと並んでいます。

しかし健康ブームとは裏腹に、私は大きな病気にかかったことがないせいか、健康に対しての意識が非常に希薄です。 そんな中、先日、事務所のスタッフ全員で健康診断を受けました。健康診断は毎年受けているのですが、胃の レントゲン検査は20代で受ける人はあまりおらず、前の会社でも受けたことがなかったので、今回初めて検査を受けました 。胃の検査ではバリウムを飲むのが苦しいと聞いておりましたが、喉をなかなか通らなかったため、噂以上に 苦しかったです。

実は毎年、血圧とコレステロールが高く 再検査も受けたことがあったため、1年間で悪化していないか心配でしたが、結果を見て驚きました。何と血圧が30も下がって いたのです。1年間で変わったことといえば、仕事先ぐらいです。ストレスがあったのか、疲労があったことが原因かは分かりませんが、 自分自身が気づいていなくても、体には悪い影響があったみたいです。

結局、今回の健康診断ではコレステロールが高かったものの、他には特に悪いところはありませんでしたのでほっとしました。 やはり自分の健康状態というのは自分では分からず、自分では健康だと思っていても悪いところがあることがあるため、年に1回ぐらい 本格的な検査をすることが必要だと感じつつも、来年は胃の検査はしたくないなどと、すでに後ろ向きな考えをしています。

by荻巣勇人

月曜日, 6月 02, 2008

知識だけでは……

「ああ、それね。知ってる、知ってる。」
 数分前まで聞いたことも見たこともない物や事についてさえ、Webに繋がる携帯電話ひとつあれば、以前から詳しかったかのように振舞うことができてしまいます。

 現在では、多くの人が情報の発信者となることができ、ネットワーク上には莫大な情報が流れています。また、強力な検索エンジンにより、知りたいことを瞬時に簡単に調べることができるようになりました。

 私は、何か新しいことを始める時には、準備として予備知識を大量に仕入れ、概要をつかんだつもりになってから動き始めるのですが、実際には付け焼刃の知識だけではなんともならない事態が起きてしまいます。
 そのような状況で、どうやって解決策を導き出すかが大切になってくると思うのですが、私の場合は、なまじ検索する技術をかじってしまったため、その技術に固執してしまっていることに気がつきました。
 「解決策そのもの」について考えるのではなく、「誰かが既に見つけた解決策を探す方法」について考えてしまっているのです。

 情報検索を行えば行うほど、確かにお手軽な「知識」は増え続けるでしょう。知識が増えること自体は悪いことではないと思うのですが、それに反比例して自分の頭で考えることが減ってしまったことが問題だと感じました。
 知識を自分の中で消化し、自分のものとした時、誰のものでもない自分なりの問題解決策が導き出せるようになるとは思うのですが、そのための訓練方法を、またしても探し出そうとしている自分に辟易しています。
 まずは一度、外の情報に頼らず、頭の中のある知識だけを再構築して、自分なりの答えが出せるような努力をすることから始める必要があると思いました。

by宮内

水曜日, 5月 28, 2008

改革

先日、テレビで過疎化や高齢化に対する問題に積極的に取り組んでいる地域の特集をやっていました。途中から見たので2つの例しか見られなかったのですが、近年、国や地方に対する税金の使い道が問われる中、深刻な過疎化や高齢化などにより崖っぷちに立たされた地域での起死回生術に目を奪われました。

一つは、徳島県の葉っぱビジネスで成功をした例。この葉っぱビジネスとはお年寄りに季節の葉っぱを採ってきてもらって、「つまもの」として料亭などに売る商売です。地域のお年寄りが働くことによって、収入が上がり税金を納めるお年寄りが増えたり、誰も使用しなくなった老人ホームを撤去したりと、税収が増え支出も抑え地域全体に大きな影響を及ぼしたのです。

二つめは、長野県のある村の村長さんの町興し。少子化対策に目を向け、住みよい村を目指して、2LDKのマンションを子供がいる若者か結婚を控えた若いカップルなど条件付で3万円代という格安家賃で募集。これが成功し、今でも幼稚園や小学校の入学する人数が年々増え続けているそうです。その他にも道路整備などを村の人がボランティアで行うことにより役場の職員の人数を大幅に削減したり、ローカルヒーロー(職員がやっているらしい)のイベントをしたりと、人が集まるための工夫を今も続けているということです。

深刻な問題というのは連鎖していて、この悪い連鎖を断ち切るためには思い切った改革が必要で、例えその改革が失敗し更に悪化してしまう可能性があったとしても、一歩踏み出すことが大切だと感じました。
私はつい、安定や安全な道を好んでしまいがちですが、そんな自分に対する甘えに活を入れ、意識改革をしていき、今後起こりうる重大な問題に対しても、恐れず積極的に立ち向かっていける人でありたいという気持ちになりました。
便利である都会の魅力、地域で協力しあう田舎の魅力、このような人を集めるための魅力についても考えていきたいと思いました。

by村上

火曜日, 5月 27, 2008

怒ると叱る

「怒る」と「叱る」似ている様で違う言葉です。一般に「怒る」は、自分の感情を相手にぶつけることを、「叱る」は、相手に善悪を諭してあげることとされていますが、この二つの使い分けが難しいのは、言ったほうと言われたほうで取り方が違ってくることだと思います。

例えば、相手のためを思って言っているのに、部下からは「あの社長、いつも不機嫌で怒ってばかりいるよ」と取られてしまうのは、よくある話だと思います。そう取られてしまうと、その叱った時間が無駄になるだけでなく、お互いの意識がドンドン離れていってしまって、百害あって一利無い結果となってしまいます。

逆に「しまった、つい感情をぶつけてしまった」と思っても、部下のほうが「自分のためを思って言ってくれているんだ」と、前向きに解釈してくれるときもあります。この違いはどこから生まれるのかを考えると、やはり「この社長は、口では厳しいが、最後は私の味方をしてくれるはずだ」という信頼感があるか無いかの差なのではないでしょうか。

普段、親が子供に持つような愛情を持って、褒めるべきところをきちんと褒めて、叱るべきところを叱る。叱る時には1対1の場所で、褒める時には全員の前でといった配慮をしてあげることも信頼感の醸成には大事なことだと思います。

もちろん、部下のほうでも謙虚かつ素直に意識を持つことが大事だと思います。よく上司に完璧性を求めて、自分の事を棚上げして、叱られた事に反発する人がいますが、上司だって人の子ですので、完璧な人がいる訳がありません。少しぐらいの上司の欠点には目を瞑って、プラス思考で叱られた方がお互いに有意義だと思います。上司のほうはもっと多くの部下の欠点に目を瞑ってくれているのかもしれませんよ。

さて、私自身を省みてみると、出来るだけ「叱る」ようにはしているものの、周囲の人からは「疲れてくると怒ってばかりいる」と見られているようです。私がプレイヤーからマネージャになるためには、体力をつけることが最優先なようですね・・・

by 小林雄

金曜日, 5月 23, 2008

調律時期

 今年もはや1/3が過ぎ、羽子板と破魔矢の正月飾りを見ながら年頭に密かに心に決めた今年の目標を思い出し反省している今日この頃です。

 プライベートの目標の一つに「ピアノのレッスンを頑張る!」と決意したものの、残念ながら今のところ30点位です・・・。最低週一回はやるように心掛けているもののなかなか思うように練習できていません。
 以前は毎日欠かさず練習し、映画やテレビ等で「いいなぁ」と思った音楽があると次の日楽譜を買いに行き、練習に没頭したり、クラッシックをきいてお手本にしたり、と普通にしていた事が今では美しい思い出となりつつあります(悲)。近い将来(?)またこんな生活がしたいと思い、せめてスキルの現状維持だけでも・・・との思いから練習しなければ!!と周期的に焦っています。
 
 私を焦らせるものの一つに、毎年一回の「調律」があります。20年以上お世話になっているヤマハの調律師の方はとっても素敵な紳士で、調律具合を確かめる時に弾くちょっとした曲を聴くのを楽しみにしています。そんな素敵な方に「ピアノの調子はどうですか?」と聞かれたら、気になる所をちゃんと答えられるように、また、調律後の澄んだ弾む音を体感するため調律の時期が近づくと結構、練習頑張ってます。
 
 先日、練習できてないことに焦っている私に「ピアノっていいなぁ」と初心に帰れるようなニュースがありました。小さい頃から応援していた盲目のアマチュアピアニスト辻井伸行さんがプロデビューしたことをテレビで知りました。サントリーホールでのリサイタルを終え、素晴らしいプロとしてのスタートを切ったのです。辻井さんは以前から知っていたこともあり、障害を乗り越え、支えてくれる家族がいること等等色々なこと全て含めて「すごい!」と感動し、ますますファンになりました。久々にCDも買い、家族で聴いています。
 
 今年の調律時期が迫り、焦って練習に励む時期が来ました!この機会に週末の練習を頑張って定着させてみたいものです。

                                            by 古橋

水曜日, 5月 21, 2008

時間の使い方

 桜の開花予報に誘われて、今年は京都へお花見に行きました。上鴨神社から下加茂神社までの川沿いに満開の桜が咲き乱れ、自分で作った行程表を片手に、春の京都を満喫しました。

 私は旅行に行くと、目いっぱい予定を詰め込むタイプです。貧乏性だなあと思いつつ、きっちり予定を組んで、一日のタイムスケジュールを作ってから出掛けます。何時に目的地に着いて、あれを見て、これを食べて・・・と個人旅行でもバスツアーのように見所満載です。そのため、雑誌やインターネットでの事前の下調べは欠かせません。私にとって、旅行前のこの時間が意外に楽しくて、旅行に行く楽しみの半分はここにあると言っても過言ではありません。

 少し前に話題になった『ぞうの時間とねずみの時間』というお話をご存知ですか?これは、体のサイズと時間の関係を示したものですが、ねずみの寿命は数年であるのに対してぞうは100年近い寿命を持っています。しかし、おもしろいことにねずみの心臓が一生の間に鼓動する回数は20億回、そしてぞうの心臓も同じく20億回なのです。つまり一方は数年で20億回刻むのに対して、もう一方はそれに100年かけるのです。これだけ聞くと、100年生きるぞうの方が得な気がしますが、心臓の鼓動を時間の基準とした場合には、一生を過ごした感覚はぞうもねずみも同じということになります。

 子供の頃は長く感じた一日が、大人になるとあっという間に過ぎてしまうのは、こんなところからきているのかもしれません。人それぞれ流れる時間の感じ方は違いますが、同じ時間を効率良く使うことで、その一日を充実させることができます。

 天気も良く、桜も満開で満足でしたが、私には行程表通りにうまく回れたという自己満足も加わり、大満足の一日でした。

by板谷

月曜日, 5月 19, 2008

サービス

先日、大学時代の友人の結婚式に出席して来ました。私は神前式の結婚式に出席するのは初めてでしたが、独特で厳かな雰囲気の中執り行われる式に、気持ちが引き締まる思いでした。披露宴では大学時代の懐かしい友人達と余興ができたこと、美味しい料理が食べられたこと、何より新郎の幸せそうな顔が見えて非常に良かったです。

ただ一つ気になることがありました。それは式場のカメラマンです。結婚式でも披露宴でも出席者のことを考えないで、何の断りもなく平気で出席者の目の前に入り撮影するのです。お陰で私は指輪の交換も三献の儀も見ることができませんでした。注意をしようかとも思いましたが、そこの場所からの写真が最も良く撮れる場所かと思うと気が引けてしまい、結局我慢してしまいました。

以前、私が結婚式でアルバイトをしていた時に社員に言われたことなのですが、お客様を満足させるサービスは、料理が美味しいことや内観が綺麗なことなど色々とあるが、その中でも絶対に欠かしていけないのは、スタッフの接客の質であるとのことでした。どれだけ豪華な結婚式であっても、スタッフの接客が悪いとその式場はお客様にとって悪い印象が残ってしまい、満足していただけないということを常にスタッフに教育していました。

確かに私自身、この式場が有名にも関わらず、このカメラマンの対応一つでこの式場を利用したいとは思いません。今回のことで一番怖いのはカメラマンや式場の関係者がこのことに気づいていないことだと思います。ただこのことは決して他人事ではなく自分自身にも当てはまることですので、自分のサービスがこれでいいのか常に自問自答しつつ仕事をしていきたいと思います。

by荻巣

金曜日, 5月 16, 2008

子供番組と言えども

 週刊こどもニュースという番組をご存知でしょうか。
NHK総合テレビで毎週放送している子供向けニュース番組です。
この番組の趣旨は「大人でもなかなかわかりにくく難しいニュースを、こどもの目線で伝えるニュース情報番組」であるとおり、旬な話題を分かりやすく解説してくれる子供向けテレビ番組です。
テレビ番組自体はなかなか見る機会がないのですが、こちらのホームページを最近見つけたので、自分のパソコンにはお気に入りのページとして登録してあります。

 私の場合、毎朝、新聞に目を通してはいても、なんとなく記事の内容が分かったような分からないような、そんな曖昧な感じで終わってしまうのがほとんどです。
例えば今、チベットで起きている問題も、そもそもの背景や、ダライラマとはいったいどういう立場の人で
どこで何をしている人物なのかも知らず、ただ暴動が起きているのだなといった認識でした。
しかしこの番組では、過去の経緯や言葉一つ一つに説明を加えてくれるので、暴動が起きている理由や歴史的背景が良く分かり、自分なりの考え方への道を示してくれています。

 ここのホームページで「もやもや」を取り払った後に、大人向けのいわゆる普通のニュースや新聞を見ると、それまでとは全く違った出来事のように感じることもあるので、
いかに自分がいい加減にニュースを右から左へ流していたかが分かります。

 大人が子供の番組で勉強とは正直お恥ずかしい話ではありますが、聞くは一時の恥、これからもこの番組を応援していきたいと思います。

by 加藤

水曜日, 5月 14, 2008

スケジュールの使い方

12月から5月までの半年間、会計事務所は繁忙期となり、年末調整-確定申告-3月決算と定例的な業務のボリュームがかなり多くなってしまいます。石田会計では世間一般の会計事務所に比べれば残業時間は少ないのですが、定例業務は定時内でしっかりと終わらせて、臨時的業務や定型業務の改善や自己研鑽のために、それ以外の時間を使いたいと思っています。

定例業務を効率化するために、時間管理についての本を読み漁っているのですが、その中で一つ取り入れてみたのが「Googleカレンダー」にてスケジュールを作成するというものです。

Googleカレンダーでは、入力したスケジュールはグラフィカルに表示されるので、直感的に把握ができ、また予定の変更をマウスの移動でおこなえたり、一週間と二週間の表示もワンタッチで切り替えられたりと、紙の手帳では出来ないメリットがいくつもあります。また、携帯電話からも見ることが出来るところも気に入っています。

基本的な使い方としては、やらなければいけないことが出てくるたびに、テキストファイルに書き出していって、それがどれぐらいの時間が必要なのかを頭の中で想定して、スケジューラーの空いているところに転記するたびに、書き出したものを消していくようにしています。

これをやることで、今自分が何をすべきなのかを迷い無くやることができ、重要事項をやり残してしまって、後で慌てるなんてことが無くなる訳です。もっとも、まだ予定の組み方が下手なため、思っている以上に時間がかかってしまい、予定を翌日回しにしてしまうことがありますので、今後さらなる改良を加えていくつもりです。

しかし、こうしてキッチリと予定を組んでみると、電話・メール対応や所内の業務がイレギュラーに飛び込んでくることで、予定していた仕事が後へと押されていくことが分かってきました。もちろんお客様からのご連絡には、予定を崩してでも対応させていただくつもりですが、こちらから行う電話やメールを書く時間などは、あらかじめ予定を割り振って、その時間にまとめてこなそうかと考えています。

まだまだ、上手く時間を使いこなすために暗中模索しているところですが、少しでも効率良くいい仕事が出来るように、次々とアイデアを探してきて実践していくつもりです。
これを読まれている方も、「こんなやり方があるよ」ということがあれば、ぜひ教えてください。

by 小林雄

月曜日, 5月 12, 2008

騒ぎの後で

 朝夕、通勤で名古屋駅のコンコースを通るのですが、薄桃色の包装紙に包まれたお土産を大量に購入している方をよく見かけます。中身は、あの赤福餅です。
 販売を再開した直後は、警備員まで出る始末で、キヨスクにうず高く積まれた箱があっという間に消えていくのを、なんだか複雑な気持ちで眺めていました。

 この一年で食品偽装という言葉を何度、目に耳にしたでしょうか。
 偽装には原材料の種類や原産地、賞味期限等がありました。もちろん、偽装はいけないことですが、賞味期限に関しては少し微妙だとなぁと思ってニュースを見ていました。
 冷凍餃子の件と異なり、食中毒などの被害報道が無かったからかもしれませんが、まだ食べられるのにもったいない、という気持ちが先にたってしまったからです。

 そもそも、どうせ廃棄してしまうのなら、期限切れの商品を安く売買することはできないのでしょうか?
 食品のことであれば、食品衛生法と思い調べてみたのですが、賞味期限切れのものを販売することを禁止している条文は見つけられませんでした(品質劣化の早い弁当や乳製品は除きます)。
 しかし、近所にそのようなお店があるという情報は聞いたことがありません。期限切ればかりを狙って、商品を定価で買わない客ばかりになってしまったら、商売は成り立たなくなるからでしょうか。

 安全の為とは言え、食品が廃棄される場面を目にするのは、やはり心が痛みます。
 賞味、消費期限内にできるだけ胃の中におさめて、食品の廃棄を少なくすることが消費者としてできることだと感じました。
 我が家では冷凍庫万能説がまかり通っており、冷凍庫には、生麺や食パン、肉などが大量に眠っています。これらを調理するときには、表示されている期限をとっくに過ぎているわけですが、おいしく頂けております。
 結局最後は、自己責任で自分の目・鼻・舌が頼りということでしょうかね……

by 宮内

水曜日, 5月 07, 2008

手帳の利用

学生の頃から毎年手帳を購入していますが、スケジュールの管理は、ケイタイで事足りるため、ほとんど利用していませんでした。もちろん、購入する時には、予定の管理や、その日にあったことを将来振り返っても思い出せる程度のメモを残しておきたいなという思いで買っているのですが・・・
ただ、お客様との打ち合わせ内容のメモ書きや次回お伺いする予定を現場で決めるときなど、お客様の前でケイタイを出すのはあまり良くないかなと思い、少しずつ手帳を利用するようになりました。

ちょうどそう思っていた時期から、私は、公認会計士試験の勉強を始めたため、まずは、専門学校の授業とそれ以外のプライベートの予定が重ならないようにと、仕事以外のことから手帳につけ始めました。実際、毎日つけ始めてみると、予定の管理だけではなく、もっと有効に手帳を使えないかなと考えるようになりました。
実際、私が、具体的にやり始めたことは、勉強時間の管理に手帳を利用することです。

会計士試験は、受験科目も多く、また仕事をしながらの受験ですので、勉強時間の確保はもちろん大切なのですが、その確保した時間の中で、何をした(出来た)のかということが更に重要だと感じたからです。(会計士試験に合格をされた方もそのように話されていました。)
ですので、その日どの科目にどれぐらいの時間をかけたのかを毎日手帳に記載し、それを1週間ごと、1ヵ月ごとに集計するようにしました。勉強をし始めた当初は、学習科目も少なかったので、集計しても特に効果は無かったのですが、受講する科目数が増えるにつれ、各科目ごとに費やした時間と自分の成績を比較分析し、次の週(次の月)からの勉強時間の配分を冷静に考えられるようになりました。

また、集計をすることで、今週は、先週よりも全体の勉強時間を増やそうというモチベーションのアップにも繋がっています。今後も少しずつ改善を加えながら、自分なりに工夫したものを作っていければと思います。
今回のことに限らず、客観的に見えるデータをとることで、感覚でこうだろうなと思ってやっていたことも、自分の感覚とズレていることや、意外な発見があるように感じます。今回の私のケースでは、成績のあまり良くない科目に勉強時間をかけているつもりでしたが、実際は、成績の比較的良い科目に勉強時間をかけていました。

今後は、仕事にもどんどん手帳を利用したいと思っています。
また、手帳に関する本をこれから読もうと思っていますので、もし、お勧めの本があれば、教えて頂きたく思います。

by 鈴木

水曜日, 4月 30, 2008

休日

天気の良い休日、庭にふとんを干していたとき、ふと足元を見ると1本のつくしが生えていました。少し頭が開いていたので、おそらく3日前ぐらいが食べごろだったのでしょう。
と、つい食い気が先に出てしまいながらも、小さな春の訪れに幸せな気持ちになりました。

 こんな日は家にいてはもったいないということで、ゴルフの打ちっぱなしへ行きました。もともと父のゴルフ好きの影響で始めたのですが、友人も始めたらしく、友人同士でまずはミニコースに出るレベルになることを目指して練習に励んでいるところです。
テレビで見るゴルフはプロがやっていることもあり、とても簡単に見えたため、すぐにでもコースに出られるのではと高をくくっていました。しかし、いざやってみると、飛ばすどころかまともに当てることすら難しく、私の中の闘争心に火がついてしまいました。

 まずは、「当てるだけ」を何度も練習し、当たるようになったところでフルスウィングして飛ばす練習。ところが、フルスウィングをしているとまた当たらなくなってくるので、振り出しに戻るということを繰り返し練習していきました。このように本当に単純練習でしたが、当たったときのスパンという音がなんとも言えない爽快感で、夢中になって練習することができました。
最近では、やっと狙った位置近くにボールが飛ぶようになり、第一の目標である『コースに出るレベルになること』が見えてきたので、さらに楽しくなってきたところです。

私は器用ではないので、何か新しいことを始めた当初はなかなか上達することができません。しかし、地道にやっていくことで後にきっと上手になると信じているので、ペースは遅かったとしても自分が立てた目標を達成するまでは努力をし続けるようにしています。
 地上に出るという目標を達成するため2年間地の中で暮らすつくしに自分を重ねながら、すぐに結果が出せなくとも地道に目標達成までがんばりたいと思いました。

by村上

月曜日, 4月 28, 2008

航空料金

私は旅行が好きで、長い休みがあれば必ず旅行に行っています。
しかし、旅行に行く度に頭を悩ますのが航空料金の高さです。飛行機を利用すると、旅行代金の半額近くを航空料金が占めてしまいますので宿泊代や食事代を節約をせざるを得ません。

先日、某番組でLCC=ローコストキャリアと呼ばれる格安エアラインの特集をしていました。番組は「バンコク=クアラルンプール1,500円」
「シンガポール=ホーチミン260円」という破格の値段の紹介から始まりました。私はそれを観た時、思わず笑いがこみ上げてきました。
それもそのはず、日本では国内線でも2万円、3万円は当たり前で、株主優待券や早期予約割引を利用したとしても数百円で飛行機に乗ることなど
到底無理だからです。しかし、番組を観ているとどうも大げさなものではなく実際に海外では格安航空会社は存在することに、非常に驚かされました。
これは機内食やテレビや毛布などをオプション制にしたり、指定席を自由席にすることで座席誘導員を削減する等の徹底したコスト削減により実現しているとのことでした。

そうはいうもののこれぐらいのコスト削減だけで、経営が成り立つことに納得ができず格安航空会社について調べてみました。
飛行機は満席になっても空席ばかりであっても、コストはほとんど変わらないため、航空会社にとっては空席が一番儲けにならないようです。
そのため航空料金を安く設定しても搭乗さえしてもらえば、機内食や機内販売等のオプション料金により収益を上げることができるのです。
その他にも単一の機種に統一することで、購入コストを抑えることができ、さらに乗員の訓練コストやメンテナンスコストを抑えることができるようです。

格安料金のからくりを知ってしまった後だから言えることかもしれませんが、成る程と思う反面、業種は違いますがどこかで聞いたことのある経営手法ばかりのように感じました。
石田会計でも、まだまだ改善していかなければならないことが多くありますので、お客様により良いサービスが提供できますよう経営改善に努めていきたいと思います。

by 荻巣

金曜日, 4月 18, 2008

春の匂い

 最近すっかり春めいてきて、雨上がりの晴れた朝には駅までの道を心地よく歩くことができます。

 私は島出身であり、小さい頃から自然に囲まれて育ちました。そのため、季節の移り変わりには人一倍敏感なほうだと思います。特に今の時期は、空気が澄んでいて、春の匂いが体いっぱいに感じられ、近所を散歩するだけでもいい気分転換になります。今頃、メバルが釣れるころかな・・・タイラ貝がちょうど食べ頃だろうな・・・など、食に思いを馳せることもしばしばです。

 気分転換といえば、先日友人に誘われて岩盤ヨガへ行ったのですが、そこで一番初めに教わったのは深呼吸の仕方でした。近頃はストレスを溜めている人が多く、忙しい時や怒っている時は呼吸も浅くなっているとのこと。新鮮な空気を思いっきり吸い込んで、体の中にある空気をすべて吐き出すと、体だけでなく頭の中まですっきりしてきます。5拍吸って10拍吐き出すのが正しい深呼吸らしいです。

 私自身、確定申告時期など忙しいときは、脇目もふらず家路を急いでいました。しかしそんな時ほど周囲に目を向けるほうが、気持ちに余裕ができるようです。仕事で疲れた帰り道は、下ばかり向かず空を見上げて思いっきり深呼吸してみてください。おいしい春の空気で心が満たされ、気持ちも前向きになれるはずです。私も大きく深呼吸して家に帰り、実家から送られてきたコウナゴを食べて、心もお腹も春でいっぱいになりました。

by 板谷

月曜日, 4月 07, 2008

鬼十則

私の担当の会社の社長に、私よりもお若いのですが、バイタリティに満ち溢れ、しっかりとした自分の哲学をもち、かつ、会社の業績を伸ばしておられる方がいらっしゃいます。この間、その社長と夕食をご一緒させていただき、お話をじっくりと聞かせてもらうことが出来ました。

その社長は、勤務時代には全く残業をすることが無く、定時10分前にはピシッと机を片付けて、定時と共にダッシュで帰る毎日だったそうです。
もちろん、仕事が出来なくてのその行為は周囲の反感を買うことでしょうが、その部署の中でもダントツの成績を出して、誰にも文句を言わさなかったそうです。

仕事の段取りを十分に行っておくことで、時間を一刻も無駄にせず、お客様からの依頼に迅速、かつ丁寧に応えていくことを積み重ねていけば、定時外に会社に残っていなくとも、お客様には十分にその仕事振りを評価していただけるし、実際にその時培ったお客様との信頼関係が、独立した今も大きくモノを言っているとお話くださいました。

そんな社長が、唯一つ机の上のマットに挟んで心の教訓としていたのが、「鬼十則」と言われる広告代理店の電通に伝わる社訓だそうです。
私は、この鬼十則を知らなかったのですが、読んでみて、社長がまさに実践されてきたことそのままだと感じました。
十箇条どれも厳しいことばかり並んでいるのですが、特に「摩擦を怖れるな! 摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。」のところには、人との軋轢を恐れて安易な方へと流れてしまいそうになる自分に対して大きな鉄槌が落ちてきたように思えました。

早速、私も全文を印刷して、社長の真似をして机に挟みこみました。
毎日、少し時間が空いたときには目を通して、自分の中に欠けている積極的な考え方を呼び起こすようにしています。
単に仕事の役に立つだけではなく、前向きに人生を過ごしていくためのエッセンスを私に与えてくれています。

by 小林雄

月曜日, 3月 31, 2008

再認識

石田会計では、昨年の末ごろから、ひと月の勤務時間を各自がタイムカードから集計し、自分自身でその時間に対する評価(反省なり、来月の目標も含め)をしてします。

働いた時間を自分で評価するということは非常に難しいと感じています。
実際、私は、月末にその月に行った一つ一つの仕事を振り返ってみて、お客様にとって満足して頂ける仕事を提供出来たのかと以前にも増して考えるようになりました。
お客様に満足して頂けているのであれば、自分の勤務時間がたとえ短くても評価出来ると思いますし、逆にどれだけ長く働いていたとしても満足をして頂けてないようであれば、全く意味がないと思いますので、どう評価したらいいか毎月悩んでいるのが現状です。

先日、新しいスタッフが数名加わったこともありまして、私が関与させて頂いているお客様にも変更がありました。 以前、何件かのお客様から「担当者に変更があった場合には、引継ぎを現場で今までの担当者と新しい担当者で一度は行って欲しい」とご指摘を受けたことがあります。
今まで担当をしていた人間が急に変わってしまうという不安や現場での引継ぎがないと、また一から新しい担当者に説明をしなければいけないという負荷をお客様に与えてしまいかねません。
私も逆の立場であれば、すごく不親切な対応だなと感じると思います。 今後は、事務所内部だけではなく、お客様のニーズに合わせ、現場での引継ぎを行なうことを心がけていきたいと思っています。お客様へのホスピタリティという部分を考えると、自分自身もまだまだ足りない部分が多いと反省しております。

知識として学ばなければいけないことも多いのですが、お客様から何でもご指摘頂ける関係を築くことが重要だと最近強く思うようになりました。 それが、お客様から認めて頂ける第一歩ではないのかなと感じています。

by 鈴木

月曜日, 3月 24, 2008

ハンドボールブーム!?

 『中東の笛』で一躍お茶の間の話題に上がったハンドボール。
残念ながら映像は見ていないのですが、北京五輪予選で中東よりの審判の判定が問題となっているみたいです。
大舞台での不公平な審判の判定には同じスポーツをしていた一人としてとても悲しいです。

 実は私、中学と高校の6年間ハンドボールをしていました。
私なりのハンドボールの面白さは攻め方にあると思っています。ゴールの前の壁(相手チーム)をどのように崩していくか考えるのがとてもおもしろいのです。一般的にバスケットボールに似ていると言われていますが、そういうところはむしろ将棋に似ているかもしれません。
 中学の部活動では先生から与えられたメニューをこなすだけでしたが、高校に入ってからはほとんど口を出さないような監督でしたので、自分達で攻め方やメニューを決めたりすることができました。
自分達で考えた攻め方を試合で実践し、試合後はそのビデオを見て改善点を話し合い、新たなメニューを考案していくという方法でミーティングは幾度となく行われました。
試合前は他のチームの練習内容をここぞとばかりに盗もうと必死でしたね(笑)

 もしかすると、監督から与えられたメニューをこなしていれば、最低限のレベルまではもっとスムーズに到達できたのかもしれませんし、もっと専門的な目で判断ができたのかもしれません。

 しかし、自分達で話し合い決定することは、個人個人がチームプレイを意識しますし、チーム全体から見た自分の役割は何かというような視点で自分の練習メニューを組むことができました。やるべきことは自らやっていかなければいけないという厳しい面も多少ありましたが、今から考えるとスポーツのスキルアップを超えた価値のある体験をさせていただけたと感じます。

 このハンドボールブームに乗っかり、私も自分の役割をよく考え、価値のある仕事ができるよう、自主的かつ積極的に取り組んでいきたいです。
どうか私の決意表明と共にハンドボールブームも続きますように…。

by村上

火曜日, 3月 11, 2008

見られてますよ

 私は通勤時間が長く、文庫本を毎日のお供としています。今朝は、昨日の帰りに読み終わった本をそのまま持ってきてしまい、がっかりしていました。
 仕方が無いので窓の外をぼんやり眺めていましたが、いくつかのバス停を過ぎた頃、前の座席の人が書類を一生懸命読んでいるのに気が付きました。

 手持ち無沙汰で、読むものを探していた私は、いけないと思いながらその書類を凝視してしまいました。
 書類の右上には大きな文字で「社外秘」と書かれており、名前や住所等の個人情報が載っているようでした。

 また、帰りのバスでは、隣の席のビジネスマンが会社名のシールを張ったノートパソコンを取り出しました。この人も今朝の人のように、社外秘ドキュメントでも読むのかとちらちら見ていると、携帯電話を繋いでオンラインゲームをし始めました。

 一見仕事熱心に見える今朝の人も、会社のパソコンでゲームをしている隣の人も、この御時世ですから、業務上知り得た話を第三者にしない、不特定多数の人がいるような公共の場で書類等を見ないというような基本的なセキュリティに関するルールはもちろん知っているでしょう。
 忙しくなると、移動時間を有効に使おうと業務に関することをやってしまいがちなのですが、改めてその危険性に気付かされました。
 公の場でのこのような行動は、情報漏洩という直接的なダメージだけではなく、「あの会社はセキュリティ意識が低いようだ、そんな会社と取引して大丈夫だろうか?」と悪いイメージを持たれてしまう可能性もあるのではないでしょうか。

 私は今まで情報漏洩といえば、悪意を持って意図的に情報を流出させたり、ハッキング等の外部からの要因を想定していました。しかし実際にはこのように「内部の普通の人の何気ない行動」によるものが大きいのかもしれないと思うようになりました。
 通勤時やお客様への訪問時で公共交通機関を使う場合は、もう少し気を引き締める必要があると思いながら、駅で貰ったフリーペーパーを読みつつ帰路に着きました。

by 宮内

水曜日, 2月 27, 2008

投資

最近、よくFXという文字を新聞や雑誌で目にします。FXとは外国証拠金取引の略称で、手持ちの円をドルなどの異なる通貨に交換して運用する取引です。

私は石田会計事務所に入所する以前は税務署に勤務していたのですが、この記事を目にする度に、その当時の上司に言われたことを思い出します。それは自分自身で株式・債権等の投資をすることで、その金融商品の仕組みや取引過程で作成される書類を把握でき、税務調査の能力を高めることできるということです。
私はその話しを聞いて以来、株式やFX等の投資を行っています。上司の言葉通り自分で投資をしてみると、その金融商品に対して興味が沸き仕組みを理解することができるようになりました。しかし実際に取引をしてみると、仕組みだけではなく様々なことを学ぶことができていることに気づきました。

例えば、以前私はFXで南アフリカの通貨であるランドを購入したことがあります。購入する前までは南アフリカについて知っていることと言えば、2010年にW杯が開催されることと金の産出国であるということぐらいでした。それが今では、南アフリカは欧州系の自動車メーカーが進出しており経済が発展中であるとか、失業率は高くて治安は依然として悪い等など、その国の経済・政治・社会について様々なことを知ることができました。これは特に南アフリカについて調べることにより知り得た情報ではなく、投資をしたことで無意識の内にテレビや新聞で情報収集をしていたみたいです。

お客様の中には株やFX等の確定申告をされる方もいらっしゃると思いますので、投資を通じて学んだことを少しでも活かせたらと思います。
ただ投資は非常に面白く勉強になるのですが、私には投資のセンスはないみたいですので、リスクを抑えながら続けていきたいと思います。

by荻巣

火曜日, 2月 19, 2008

広い視野で

1月より、入所致しました。新たな気持ちで一から取り組みたいと思いますので、よろしくお願い致します。

 先日ニュース番組で、広辞苑が10年ぶりに改訂されたという話題を取り上げていましたが、その中で最近の受験生は辞書を引かずに電子辞書で調べる傾向にあるという話があり、大変驚かされました。確かに、言葉の意味を調べるという辞書本来の目的からすれば、短時間で答えに行き着く電子辞書のほうが勝っているといえるかもしれません。とりわけ時間の効率化が重要視される現代においては、なおさらです。

しかし、だからこそ削減すべきところとそうでないところの判断は、極めて重要な問題です。たとえば辞書を引くという行為は、目的地にたどり着くには少し時間がかかるかもしれませんが、その時々で思いがけないハプニング、つまりふと違う言葉に目がいって関係の無いページを読みいってしまったりと、想像以上の収穫が得られることがあります。私自身の経験からも、苦労して導き出した答えほど記憶に残り、身に付いたと実感したことは多々あります。

例えば、あるお客様からご相談いただいたことを調べているうちに、それを応用させて別のお客様へのご提案がさせていただけたり、今まで保留になっていた問題が解決したりと二重、三重の喜びが得られることもあります。

 したがって、広い視野をもって物事を考え、仕事に取り組み、結論を導きだすまでの過程を大切にし、より良い目的地へたどり着けるよう努力していきたいと思います。

by 板谷

火曜日, 2月 12, 2008

はじめまして

 12月に入所致しました古橋真里と申します。日々勉強し、向上心を忘れず頑張っていきますので宜しくお願い致します。

 先日、子供向けの教育テレビで金子みすゞの「わたしと小鳥とすずと」という詩が取り上げられていました。個人的に教訓めいたことを読み取ることは好きではないのですが、 小学校でこの詩を学習した時に「価値観の違いを尊重しましょう」という教えを学んだ事を思い出し、懐かしい思いと共に少し考えたことを書きたいと思います。

 私の中で働くことの意義はたくさんありますが、一番大切なことは自分の価値観を広げ、お客様と信頼関係を築くことでありたいと思っています。仕事を通して多くの知識を得て、たくさんの人との出会いを通して、自分の小さな尺度では測れない、計らなくていい価値観にたくさん触れ、素直に貪欲に吸収して成長していきたいと思っています。

 一方、プライベートとなると価値観が共有できる部分が多いほど共感でき、幸せになれると思っています。尊重できない価値観の違いがあれば話し合って解決するようにしています。和解内容は色々ですが少なくとも同じ問題で今後衝突しないように心掛けています。

 仕事とプライベートの両方を充実させワークライフバランスを上手に保つことが私の課題です。

by 古橋 

月曜日, 2月 04, 2008

今年の抱負

石田会計事務所に入所して一年半が過ぎ、会計事務所の年間を通しての業務もやっと見えてきました。

しかし慣れたとは言いつつも、入所以来ずっと周りの人に頼ってしまっていた面もあります。特に同い年の同僚にはついつい甘えてきっていました。
そんな優しい彼女も今年早々に出産、育児休暇に入ることがきまっています。

事務所の癒しのアイドルであり、仕事の進め方の見本となる彼女がいなくなることは私にとって仕事の上でも気持ちの上でもかなりの痛手ではあります。しかしそんなことばかりは言ってられません。今のうちに作業の進め方、お客様への対応を仕方を習得しておきたいと思います。
税務を学ぶ事ももちろんですが、事務処理能力を早急にアップさせていき、精神的にも周囲から自立することが今年の私の課題になりそうです。

by 加藤

木曜日, 1月 31, 2008

今年の抱負

 以前、諦めてしまったことや、失敗してしまったことに再挑戦をした平成19年でしたが、及第点には遠く及ばない点しかつけられませんでした。
 新しく何かを始めようとすると、今までのことがおざなりになってしまい、どちらも中途半端になってしまうジレンマを解消することができませんでした。

 両方のバランスをどのように取っていくかということは、引き続き課題の一つとなりますが、今年こそは前職でのシステム開発の経験を活かし、事務所内の情報共有や、事務作業等の効率化のシステム作りに着手できればと思います。

 単純作業や、定期的に繰り返し行う必要がある業務等を確実に素早くこなし、余剰時間を生み出すことにより、難易度の高い業務にチャレンジしたり、お客様との時間を増やしたりできるような仕組みを作りたいと思っています。

by 宮内

月曜日, 1月 28, 2008

今年の抱負

昨年は、新しいスタッフが増えたこともあり、自分自身の仕事をこなすだけではなく、他のスタッフのサポートをしなければいけない立場にあるなと感じるようになった1年でした。実際、サポートをすることで、仕事の進め方やお客様とのコミュニケーションのとり方など、私自身が学ぶことの方が多かったです。

私は、昨年の目標として、色んな業務に積極的に関わっていきたいと掲げました。合併等の組織再編の仕事や連結納税の準備など、なかなか他の事務所では経験出来ないような業務に携わることが出来き、自分の中では達成出来たかなと思っています。
また、プライベートでも、夏にお盆休みとは別に休みを頂き、旅行を満喫しました。今までは、積極的に色んなところに行くタイプではなかったのですが、お客様から「旅行はいい気分転換になるよ」と強く勧めて頂けたのが良かったと思います。今年も、北海道か沖縄のどちらかへ行く予定をしています。

昨年の私の仕事での一番の反省点は、事務所の就業規則の作成が遅れてしまったことです。常にお客様の仕事を優先させていましたので、結局、取り掛かるのが遅れてしまい、結果としてまだ完成していない状況にあります。自分自身で与えられた仕事のリミットを曖昧にしてしまうと、ここまで仕事が遅れてしまうものだなと痛感した出来事でした。今年は、所内の業務であっても、しっかり段取りを組んで取り組んでいきたいと思っています。

今年は、月に一度のペースで、少年野球のコーチを頼まれました。受けるかどうか悩んだのですが、自身の運動不足解消と人を指導することで学ぶことも多いかなと思い、受ける事にしました。私が、指導した子どもたちの中からプロ野球選手が・・・なんてことを夢に見ながら、野球の楽しさを伝えていければと思います。

by 鈴木

水曜日, 1月 23, 2008

今年の抱負

今年の私の目標は、「プレイヤーからマネージャーに」というものです。昨年後半は、新規のお客様の増加や事務所員の退職などが重なって、私一人でお客様を担当し切る事がなかなか難しい状況になってしまいました。

「他人に教えるよりも自分でやる方が楽だし早い」という気持ちがあって、仕事を他の職員に任せる決断が出来なかったのですが、このままではかえってお客様にご迷惑をおかけしていまうのではないかという恐れを自分の中で感じてきました。

もっと長期的な目で見て、人を育て任せることで自分自身にも余裕をつくり、定例的な受身の仕事から、お客様にこちらから提案を行う攻めの仕事を行っていくつもりです。

また、もう1つの目標として「電子申告・電子申請の業務への組み込み」を挙げておきます。これらの制度が出来て数年経ち、最初は非常に使いにくいものであったのが、ようやく実務的にも検討に値するものとなってきました。詳しくは別の機会に譲りますが、こちらもご協力をお願いしたいと思います。

より効率的で価値のあるサービスを提供させていただくために、今年も工夫をこらしていくきますので、叱咤激励をしていただければと思います。

by 小林雄

火曜日, 1月 15, 2008

今年の抱負

今年は、出産のため暫く仕事を離れる事になるので、その分、昨年に中断してしまった資格試験の勉強を再開したいと考えています。
子育てと両立してやっていけるかは今のところ分かりませんが、いつでも仕事復帰した際に役に立てるようにしておきたいなと思っています。

また、仕事から離れている間も出来る限り、税法改正には目を向けるようにして、会計について忘れないように、さらに知識をつけていけるように心掛けていきたいと思っています。

仕事中心から家庭中心の生活になるので、今までと変って楽しみと不安もありますが、今年も充実した年にしていけたらいいなと思っています。

by 野澤

水曜日, 1月 09, 2008

今年の抱負

 私が石田会計に入所してから1年が経とうとしています。
 これまでは試験勉強に専念していたため、昨年度から初めて社会人になり、それまで経験したことのないことばかりで、戸惑うことや、思うようにいかないこと、いくつかの失敗がありました。この経験を無駄にしないようにと、緊張感をもって仕事に打ち込むことができました。この気持ちは忘れないようにしたいと思っております。

 また、ワードとエクセルの資格をとったことや、新聞を毎朝読むようになったこと、そして異業種の方との交流が増えたことなどとても充実した1年を送ることができました。

 今年度は、仕事をできるだけ早く仕上げ、しっかりチェックできる時間を確保すること、お客様への提案などを考える余裕を作ることを意識して仕事をこなしていきたいです。
 また、プライベートでは、昨年同様、人との交流を大切にするとともに、より多くの本を読むことで、自分の財産にしていきたいです。

by村上

月曜日, 1月 07, 2008

今年の抱負

石田会計事務所に入所して2ヶ月が過ぎ、新しい職場にも徐々に慣れてきました。
昨年は税務署を退職するという、私にとってターニングポイントとも言えるような年でした。
転職の動機は「人と直接接することができ、少しでも喜んでもらえるような仕事をしてみたい」というだけの単純な理由ですが、私にとっては重要な意味を持ち、今の仕事に対する大きなモチベーションになっています。

今年の抱負はまずできるだけ早く基礎的な仕事を覚えたいです。
そしてお客様が求めていることは何かを感じ取れるように常にアンテナを張り、その上で必要となる能力を見極めて、優先的に身に付けていきたいです。

プライベートな目標としましては2つの目標を掲げたいと思います。一つ目は高度な知識を身に付けたいという思いから、税理士試験の合格にむけてスタートを切りたいです。
そして二つ目は10キロマラソンで40分を切ることを目標にしたいと思います。昨年は運動不足が原因で1時間もかかり、最後方から白バイクに追われるようなレース展開となってしまったので・・・。

今年が公私共に飛躍の年となるよう精進していきたいです。

by 荻巣