水曜日, 4月 27, 2011

効率をあげて気持ちにゆとりを

先日、雑誌の特集で『時間の使い方』に関する記事を読みました。
その中のひとつに、「忙しくて時間が足りないとき、たいていの人はどうにかして時間を作り出そうとしますが、1日が24時間から48時間に増えることはないので、効率をあげることが最良の方法だ。」とありました。

 効率をあげることが良いということは分かっていても、いざ何をしたらいいのかと考えていたのですが・・・

 最近、自分の活動時間を30分繰り上げてみることにしました。夜、30分寝るのを早める代わりに、朝を30分早く起きるのです。これなら睡眠時間は変わりません。ただ、夜の活動時間が減ったので、今まで夜にしていたことを朝の時間帯にしています。朝は、家を出るまでの時間が限られているので、てきぱきと行動できるようで作業がスムーズに進みます。また夜は、時間が空いてゆっくりできるようになりました。同じ時間の範囲内で、同じことをしているのに、ゆとりの時間が増えたのです。これって効率があがったのかも!と自己満足しています。

 また、ネットスーパーも時々利用するようになりました。重い荷物も玄関先まで届けてくれるし、何より出かける時間と手間が省けるので大変重宝しています。お店によっては店頭より少し値段が高い場合もあり、贅沢かなと感じることもありますが、配達料金だと思えば納得のいく値段です。荷物が届くまでに・・・と、やる気も出て仕事がはかどります。

 体力勝負で片付けるよりも、ひと工夫して気持ちよく片付けるほうが、精神的にも良さそうです。そして、これがまた次の行動への効率化につながるのかもしれないと感じています。

by 板谷

火曜日, 4月 19, 2011

「ちきゅうのためにできる10のこと」

 2年ほど前に世界19カ国で同時刊行された、イギリス生まれのグローバルなエコ育絵本の題名です。
表紙から工夫され、親しみやすいイラストに切り抜きの仕掛けがあり、文字の配置などもユニークでページをめくるのが楽しみです。
内容は、
「しょくぶつはけんこうによい、きれいな空気をつくってくれるよ」
「はみがきのときにすいどうをとめるとコップ18はい分の水をせつやくできるよ」
「ごみをかたづければ、ちきゅうはせいけつであんぜんになるよ」
「電気をこまめに消したり、小さなワットにかえると、大切なエネルギーや電力の節約になるよ」
など身近に、簡単にできることがやさしく書かれています。

 本の最後は「ちきゅうがだいすきだから」と締めくくられ、ほのぼのとしたやさしい気持ちになれ、心にしみる本でした。

 私自身も、詰め替え商品の購入やリサイクルなど自分なりにエコを心がけていますが、改めて考えると、エコ=節約ととらえていた自分の認識が小さく感じられました。

 これからはエコを節約と捉えるのではなく、地球への「愛情」と認識を変え、何事にも「愛情」をもち生活していきたいと思います。

by 古橋

水曜日, 4月 06, 2011

震災を機に改善点を見つける

 ニュージーランドに続き日本国内でも地震が相次ぎ不安な日々を送っています。

 ニュージーランド政府の会見を見ていて気づいたのは、記者会見の場に手話通訳者の方もいたことです。
この時に初めてニュージーランドでは「ニュージーランド手話」が公用語として認められていることを知りました。

 進んでいるなと感心していた矢先に日本国内で震災が起きました。
日本でも、今回の地震での会見で手話通訳の方が時々は映っていらっしゃいますが、きっとこういった非常時は障がいのある方は他の方よりも情報が少なく不安な気持ちでお過ごしだろうなと思うとますます心が痛みます。
計画停電の報道も「エリアの詳細は東京電力のHPをご覧下さい」とテレビでアナウンサーが伝えるたびに、インターネットを使えない方はどうするのだろう、目が見えない人は音声だけで今の状況をどう捕らえているのだろうと様々な事を考えてしまいます。
私の兄弟もハンディキャップがあるので、災害時の対応は日ごろから不安要素であり、またこのような思いを抱えている方は少なくないのではないでしょうか。

 これを機に「情報弱者」といった人たちがなるべく生まれないような対応策を考えてもらいたいと願うと同時に、災害に備えて、食料の他にも情報や連絡の手段も考えておかなければと痛感いたしました。

by 加藤

月曜日, 4月 04, 2011

「善意を最大限に活かすために」

 名古屋駅や栄駅周辺には献血ルームがありますが、よく、「血液が不足していますのでご協力を」と呼びかけているスタッフを見かけます。
 先日の東日本大震災の被害状況を見聞きするにつけ、献血をしたほうがいいのではないかと多くの方が思われるのではないかと思います。実際、すでに普段よりかなり多くの人が献血ルームに殺到しているというニュースを聞きました。

 献血が災害時に役立つことは周知の事実です。ただし、献血によって製造される血液製剤の種類によっては使用期限が短いものがあること、また、一度献血をしたら次の献血のためには一定期間空けなければならないことから、赤十字のHPでは一時期に偏ることのない継続的な協力を呼びかけています。

 せっかくの善意の行為です。一刻も早く援助の手を差し伸べたいという気持ちはとても素晴らしいものだと思います。ただ、こういった非常時の献血では、状況により早く協力することがベストとは限らないようです。
 すぐ献血に行ったほうがいいのかな?と思い、ふと覗いた赤十字のHPでしたが、「現時点では安定的に供給を行えています」との記載が出ていたことで、もう少し様子をみてから協力しようと思いました。

 献血に限りませんが、善意を最大限に活かすため、行動を起こす前には情報収集を試みることが大事だなと感じました。
 被災地の方々の一日も早い状況の改善と復興を願っています。

by 松浦