金曜日, 2月 25, 2011

トレンドカラー

「トレンドカラー」という言葉をご存知ですか。

文字通り、流行色のことなのですが、将来のライフスタイルやその時々の自動車の流行・景気の動向など様々な方向から検討・予測し決められるそうです。なんと今年のトレンドカラーは2年も前から決まっているようです。

洋服の販売員をしている友人の話では、「トレンドカラーを聞いて、将来の景気や流行するであろう洋服が分かる。」とのことです。職業柄仕方のないことですが、2・3年先のことが分かってしまうのはつまらなくもあり、寂しいそうです。また、これがぴたっと当たるのがすごいと言っていました。色にはそれぞれの持つイメージがあるので、こんな感じの年になるのかなと想像できてしまうようです。ただ、流行というのは作り出すこともできるので、先行して発表されるトレンドカラーに周囲が染められてしまうのかもしれないとの考え方もあるそうです。

色彩が人の心理状態に与える影響は想像以上に大きいので、明るい流行を作り出してもらえれば、もしかしたら・・・などと安易な考えが浮かんでしまいます。わたし自身も少し真似をさせてもらって、まずは身近なところから、自分自身でのトレンドカラーを発信し、流行を作り出していけたらと思います。明るいカラーで気持ちをコントロールして、前向きな行動ができるよう心掛けたいと思います。

by 板谷

火曜日, 2月 22, 2011

「経済効果」

完成すると日本一の建物、世界一の電波塔(旧国名の武蔵(ムサシ)にちなんで634m)といわれる「東京スカイツリー」ですが、メディアでの紹介が増え、建設現場も観光人気が高いようです。

スカイツリー経済効果の試算は年々上昇し、最近では年間800億以上といわれています。
開業一年では、ツリーだけで550万人、スカイツリータウン(周辺商業施設の名称で開発エリアの37,000㎡)集客は2~3000万人見込んでいるそうです。

数字にピンとこないので、どれほどのものなのか比較になりそうな統計を調べてみました。
東京タワーの年間入場者は270万人なので約2倍の想定、2~3000万人というとディズニーリゾートの年間入場者レベルです。
ちなみに名古屋市の人口は225万、東山動植物園の年間入場者数も230万なので、市民全員が動植物園に年一回足を運んでいる計算になります。

イメージのわく統計と比較しても、かなり強気な(?)予想が立てられているのに驚きましたが、明るい話題に嬉しくなります。
私も完成を楽しみにしている一人で、開業してから行く予定でしたが、テレビの特集をみて、今しか見られない建設中現場も見に行きたくなりました。

オリンピックやワールドカップなど、大きなイベントの誘致や、野球球団の優勝などでよく耳にする「経済効果」ですが、改めて意味を調べてみました。
「モノやサービスを提供した結果、どれほどお金が動いたか、影響する範囲の金額をあらわしたもの」というあいまいな定義でした。
企業が行動を起こすときの目標として掲げられることが多いのですが、硬い言葉の印象を受ける割に、◎◎総合研究所などシンクタンクにより数字がまちまちですし、金額が大きいのでピンとこないですよね。
景気、季節など不可抗力な要素を加味するので数字の変動は避けられませんが、集客努力が大きなポイントです。旅行会社ではスカイツリー観光を盛り込んだ温泉ツアーなど外国人向けの商戦が始まっているそうです。

スカイツリーは経済効果予想通り、勝ち組観光スポットとなるよう、足を運んで盛り上げていきたいですね。

by古橋

金曜日, 2月 18, 2011

会計情報を公開して業績アップ

御社では、決算書等の会計情報を従業員にどれくらい公開していますか。
上場企業では会計情報は一般に公開されるため、従業員が会社の状況を把握することは容易です。
しかし中小企業において、経営者以外の従業員が把握しているケースは多くないと感じています。
会計情報を共有した上で、全員参加型で経営をしていく手法をオープンブックマネジメントといいますが、そのプラスの効果を私の経験からご紹介したいと思います。

石田会計では事務所の会計情報のうち、大部分がオープンにされています。
そこには、「スタッフが経営感覚を持って行動するように」という意図が所長の石田にあるからです。
事務所内ではリアルタイムに売上や経費のデータを把握できるため、職業柄か、収益力を高めるためにはどうしたらよいかを考えるようになりました。
他のスタッフを含め、「事務所が効率よく仕事をするためにはどうしたらよいか」を考える風土があります。
実際に、スタッフから頻繁に改善提案がされ、良い提案はすぐ採用してもらえる環境でもあるため、不必要なストレスを感じなくなりました。
(以前は、現場の意見が聞いてもらえず、我慢していたことがありました。)
採用された改善提案については、基本的に任せてもらえるため、責任感とともに達成感を得ることができます。
また、収益力向上によるスタッフへの還元方法も決められているため、そのモチベーションもかなりのものです。

私は、石田会計以外の会計事務所を複数経験しておりますが、こんなに会計情報を知ることができる職場はありませんでした。
また、スタッフの満足度がこれほど高い職場は初めてですが、最近になって、情報公開度の高さがその一因ではないかと感じています。
従業員全員で知恵を出し合えることは、想像以上に会社経営に大きなプラスになると考えています。
次回は、その具体的手法について書いてみたいと思います。

by 加古宗利

火曜日, 2月 15, 2011

贈り物

 私のまわりでは現在ベビーブーム真っ盛りです。
先日も学生時代の友人が赤ちゃんを無事出産したということで、仲間内で出産祝いを贈ることになりました。

 高額なものですと相手に気を使わせてしまいますし、色々考えた結果「おむつケーキ」を贈ることになりました。
「おむつケーキ」は紙おむつをリボンなどでケーキの形にし、その周りに赤ちゃんのおもちゃや服を飾るというものです。
最近ブームになっているようで、手作りの仕方もインターネットに多数掲載されています。
飾りつけのリボン等の材料は百円均一のお店でも揃えることができますし、普通におもちゃをプレゼントするよりも可愛らしく豪華になるので、相手も喜んでくれたようです。
おむつは消耗品ですし相手の負担になりにくいのも利点です。

 私はもともとプレゼントを選ぶのが苦手で、迷っているうちにタイミングを逃してしまいがちです。
相手の負担にならないようなさりげないものをタイミングよくプレゼントできる人がいると感心してしまいます。
「おむつケーキ」のアイディアもプレゼント上手の友人の発案でしたので、見習いたいなと思います。


by 加藤

火曜日, 2月 08, 2011

「横断歩道、赤信号でも渡りますか?」

 見通しの良い道路の横断歩道、車は来ていないことを確認しました。ただし信号は赤です。みなさんは青になるまで待ちますか?渡りますか?
 ルール上、「赤信号は止まれ」なので待つのが当然ですが、明らかに車が来ないのに…と思うと待つことにわずらわしさを感じてしまう時もあると思います。でも、先日こんなことがありました。

 会社からの帰り道、ぼんやり赤信号を待っていると、さっと渡っていく一人の方がいました。またそのすぐ後、信号が変わる前に二人の方が歩いてきました。車が近づいてものんびり歩いていたので、危ないなと思い目を上げてみると、盲人用の杖を持っていたことからどうやら二人とも目の不自由な方であるようでした。青信号の時に音楽が流れるような横断歩道ではなかったので、先に歩いて行った方の気配と音とで青信号と判断し、渡ってしまったのだと思います。

 私自身、ぼーっとしていると渡り始めた人につられて歩き出す、ということがあります。青信号ならなんの問題もないのですが、途中で赤信号を渡っていることに気づいてびっくりしたことも今まで何度かありました。

 赤信号を渡る方は、“自分は自己責任の上で渡っているのだから良いじゃないか”という考えなのだろうと思います。でも、私はこれらのことで、自分の行動は自分で気づいている以上に意外と周りに影響を与えているのかもしれないと感じました。
 今までは、“赤信号だけど車が来ないし渡りたいな”と思うこともありましたが、これからはすっきりした気持ちで待てる気がします。

by 松浦

水曜日, 2月 02, 2011

節分

 節分と言えば豆まきですが、私は恵方巻きといって毎年太巻き寿司を食べます。
 恵方巻きの発祥は、鬼の金棒に巻き寿司を見立てて邪気を祓う説や、節分の前日に太巻きを食べて戦いに勝利した説などたくさんあり、信憑性も定かではありません。
 しかし昭和7年ごろ、寿司屋の組合が「丸かぶり寿司」に関するチラシを出したことで広がったので、やはり正月明けの客足が減る時期の販売促進の可能性が高いと言えます。

 とはいえ、私にとっては税理士試験を受け始めた頃からの、毎年恒例行事の楽しみの一つになっています。当時は藁にもすがる思いでしたので、簡単にできる合格祈願はほとんど試していました。
今年は元旦から高熱でうなされるという、新年早々から縁起の悪い事態が起きたので、毎年スーパーかコンビニで買うのですが、少し贅沢に回転寿し屋での購入を考えています。

 食べ方は
①いただきますと言って食べ始めてから最後の一粒を食べ終えるまで無言でいること
②食べている間はその年の良いとされる方角(今年はおよそ南南東)を向いていること
③食べている間にお願いごとをすること
 以上、その家庭によって多少の違いはあると思いますが、とても簡単です。強いて言えば、無言というプレッシャーに笑いが込み上げてくる危険性がありますので、それさえ乗り越えれば大丈夫です。

 恵方巻きが良かったのかどうかは分かりませんが、毎年、1科目は合格し、不合格がありませんでした。それからというもの毎年欠かさず続けています。こういう縁起物に関しては、自己満足ですので信じた者勝ちと思っています。
 これで今年もしまた高熱が出るようであれば、来年は回らないお寿司屋さんの太巻き寿司にするしかありませんね(笑)

by 村上