水曜日, 11月 05, 2008

読書の秋

 最近になってようやく少しずつですが本を読む習慣がつきはじめました。

 学生時代は読書が好きで本屋さんの就職も考えるくらいでしたが、社会人になってからは活字から遠ざかり、もっぱら雑誌をパラパラめくる程度の生活を送っていました。(もちろん石田会計ニュースは読んでますよ!!!) しかし石田会計ニュースに掲載されている他の所員の読書ブログを読んでいたところ、久しぶりに本を読みたいという衝動に駆られました。

 先月のブログでも紹介されていたエリヤフ・ゴールドラット氏著の「ザ・ゴール」は分厚くて最初の1ページをめくるのに勇気がいったのですが、これがなかなか面白い! 彼の本はノウハウ本といっても小説形式で読みやすく、難しい本が苦手な私でもぐんぐん読み進められました。

 今読んでいるのは「ザ・ゴール」(生産管理の手法についての作品)の続編「ザ・ゴール2」なのですがこちらは思考法についてストーリー仕立てで書いてあるものです。 主人公が、自分が学んだ思考プロセスを私生活で実際に使用しているのを見て、読みっぱなしになりがちで実践にたどりつかない私も使ってみたくなるくらい良くできた本です。 ただ本に書いてあるとおりだと、普段の生活で使うには大げさなので、自分流に簡単にアレンジしてみて楽しんでいます。 抱えている問題と目的を頭の中に浮かべて書き出してみるだけで、今まで自分なりに理由があって下していたと思っていた判断も客観的に考えることができ、いかに自分が感覚だけで物事を進めてきていたかが分かります。

 本好きの人が周りにいる環境は良い刺激を受けることができありがたいものです。

 普段の雑談の中だけでは出てこないような話題に触れることができるのがブログの良いところかもしれません。これからも石田会計ニュースが新たな発見のきっかけになるよう、私自身もブログを頑張って書いていきたいと思います。

by 加藤