月曜日, 7月 28, 2008

備えていれば、憂いは・・・

この間、自宅のパソコンが動かなくなってしまいました。私のパソコンは、自分で部品を買い集めて組み立てたものなので、ある程度のところまでは直すことが出来るのですが、今回はどうやってもハードディスクが認識できず、今までのデータが読めない状態になってしまいました。

なんとか認識させようと、コネクタをつなぎ変えたりケーブルを交換したりとやっているうちに、電源を入れたとたん煙と異臭があたり一面に広がる事態に! 慌てて電源を切ることで、なんとか火事を出すことは免れましたが、一旦こうなってしまったパソコンに再度電源を入れなおす勇気はさすがに無く、このまま廃棄するしかなくなってしまいました・・・

ハードディスクの中に貯めてあった数年分の家計簿のデータや、大量の音楽データに、友人たちとやりとりしたメールが全て泡と消えていきました。パソコン自体にデータの二重化を施して大丈夫だと思っていたのですが、さすがにこの状態は想定しきれていませんでした。今思えば、過信せずに別のところにバックアップを取っていれば良かったのですが、まさに後の祭りとしか言いようがありません。

石田会計では、このようなことに陥らないように、機械的・人為的なトラブルに対して何重も対策を施していますが、地震や火事といった天災が起きたときでもデータが守れるように、外部へのバックアップをさらにもう一つ行ったほうがいいのではないかと、この件があってから考え始めています。

皆さんも会計や給料といった必要なデータは、必ずバックアップを取るようにしてくださいね。USBメモリにデータを保存しておくだけでも、小さなコストで信頼性をグッと あげることができますよ。バックアップのやり方がよくわからないときには、担当者にお尋ねください。

P.S.ある会社が取ったアンケートでは、パソコンの全データ消失時の精神的ダメージは、失恋よりもダメージが大きいとか。私の心にもぽっかりと大きな穴が開いています(涙

by 小林雄