月曜日, 12月 08, 2008

愛知万博の置き土産

 あまり聞いたことがない方も多いかと思いますが名古屋にはEXPOエコマネーという愛・地球博をきっかけに生まれた地域通貨があります。 環境に配慮した行動をとると、ポイントが貯まっていくシステムです。 環境のために何かを犠牲にしたり、頑張ってみたりするほど「エコ」に力をいれている訳でない私も、この度エコマネーデビューを果たしました。

 エコマネーの存在に気づいたのは最近のことです。 私は地下鉄で通勤をしているのですが、清算機の横にある小さな機械の前でたまにゴソゴソしている人を目にすることがあり、 何をやっているのかなと気になっていました。 そこで先日思い切ってその機械に近づいてみると、なにやらカードリーダーらしきものが設置してあります。交通エコポン???なんだろう???

 家に帰ってネットで調べてみると、どうやらエコマネーの一つで交通エコポンというものらしいです。一日1エコポンずつポイントが貯められて、 5エコポンで1エコマネーとなり植樹への寄付やエコグッズと交換できるとのこと。環境に優しい公共交通機関の促進をうながそうと言う訳です。 地下鉄の他にはあおなみ線や協賛店にもリーダーが設置してあります。 愛知万博の入場券があれば(使用済みでOK!)事前登録も必要なく、券をリーダーにかざすだけなので、これなら私でもできる! という訳で私もエコブームの波に遅ればせながら乗ってみました。 もちろん万博の入場券がない方は金山にあるエコマネーセンターや協賛店で入手できます。 改札を出るまえにちょっと立ち寄るだけなので10秒もかかりません。 こんな簡単ならもっと早くから参加していれば、エコマネーもたくさん貯まっていたと思うと少し悔しくもあります。

 こんなささいな事で本当に地球環境の改善に役にたっているのか分りませんが、朝の仕事前に「何となく善意の行動をしている」 といった自己満足を得られるだけでも良いのかなと思っています。 こつこつポイントを稼いでぜひ植樹に結び付けたいです。

by 加藤 敦子