金曜日, 4月 27, 2012

活気ある商店街へ

地元の商店街が企画する「はしご酒」というイベントに友人達と参加してきました。

これは3,000円で5枚つづりのチケットを買うと、参加店で1枚のチケットにつき飲み物と食べ物が一つずつ出てくるというものです。
普段よりもずっとリーズナブルな価格で楽しめるので大好評で、今回で第六弾のイベントのようです。
お店にとっては、通常の営業よりお客の回転が早い分、手間がかかるという面を差し引いても、新規のお客さんを呼び込めるというメリットは大きいようです。
一見入りにくい店構えのお店や、外から雰囲気の分かりにくいお店の経営者にとってはまたとないチャンスです。
私は今の地域に引っ越してから間もないので、近所のお店の様子がまだ分からず、こういったイベントはまさに私にぴったりの企画です。
日程は指定日の二日間ですが、その間に使いきれなかったチケットは商店街で金券として使えるということもあり、気軽に参加することができました。
はしご酒の日は、街を歩く人もいつもより多く、賑わっていて、町おこしの効果が見てとれました。

こういった「はしご酒」を推奨して地域興しをするイベントは全国各地で行われていて、先日も名古屋で「鯱(しゃち)コン」という名で開催されていました。
こちらは商店街主催の大規模合コンで、一定金額で何軒ものお店を飲み放題食べ放題で「はしご」できるようでした。

お店にとってもお客さんにとっても嬉しい、アイディア溢れるイベントが、今後も続けばいいと願っています。


by 加藤

水曜日, 4月 25, 2012

「簿記って面白い?」

以前「簿記って面白い?」と聞かれたことがあります。
今では簿記自体について考えることもあまりありませんが、会計に関する本を読んでいて改めて簿記について考えました。

そもそも簿記は世界中で用いられており、ヴェネツィア商人が発明したそうです。
そして江戸時代に欧米からの導入で日本に普及したといわれています。
ちなみに英語ではbookkeepingと呼ばれることから日本では簿記とよばれるようになったという一説もあるそうです。

簿記が世界中に普及した理由として以下のことがあげられていました。

・誰が行っても同じ結果が得られること
・分担作業もできること
・一つの取引を常に二つの側面から記録することで、記録の正確性も確認でき、間違っていることを教えてくれる場合もあること

最後に挙げた一つの取引を二つの側面から記録ということはとてもよく考えられた仕組みのように思います 。

例えば車1台を100万円で現金で購入した際、複式簿記では(借方)車100万円/(貸方)現金100万円と記帳されます。
これは車という資産が100(万円)増えたこと、それに伴い現金100(万円)が減っているということをあらわしています。

固定資産台帳、現金出納帳等でそれぞれ管理されているとは思いますが、簿記では仕訳をきることで一体として把握することになります。
膨大な取引を管理できる仕組みとして簿記は欠かせないということを改めて感じるとともに、面白く感じました。

そして今では当たり前に簿記を利用していますが、最新の技術がどんどん発明される中、400年前に考案された簿記が今でも世界中で使われているということは偉大な発明であり、奥が深いとしみじみ思いました。


by石原

火曜日, 4月 24, 2012

思い違いに注意

先日お客様から、こんな電話がありました。

 「○○○を行ないたい思うのですが、結構かかるので何か別の方法はありませんか?」
とのお尋ねがありました。
 書籍などで事例を調べてみたのですが、なかなか良い提案が思い浮かびません。
そこで、“そもそも結構な費用とはどれくらいかかるのかな”と、まずは話の元から検証してみようと思い、今度は違う角度から調べてみました。
 すると、かかる費用は実費程度とのこと。結構というほどの金額ではありません。

 そこで再度確認の電話をしてみました。
すると、「費用はかからないのですが、相当な手間がかかる。」とのことです。
よくよく考えてみると、実は初めの電話で、「・・・結構かかる・・・」とおっしゃっていたのは、費用ではなく手間のことだったのです。それを、わたしが勝手に“結構かかるのは、費用のことだろう”と思い込んでしまったようです。

 私の確認不足が招いたことだったのですが、今回は早い段階で気付き、事なきを得ました。しかし、前提部分の下調べが重要であることを再認識した出来事でした。思い違いで話がすすんでしまうと、全く別の結論にたどりついてしまうことにもなりかねないので十分に気をつけなければと思いました。

by 板谷

火曜日, 4月 17, 2012

成功体験

我が家には10歳のラブラドール・レトリーバーがいます。
毎日家に帰るとしっぽをちぎれんばかりに振りながら迎えてくれて、ソファーに座ると足元に寄り添って甘え、いつも癒しを与えてくれる私にとってかけがえのない存在です。

今は、散歩するときはぴったり横を歩き、とても穏やかで困らせることは全然ありませんが、3歳頃までは、散歩中は引っ張るし、リードを外すと戻ってこないし、家具は壊すし、育てるのがとても大変でした。

しつけの本を熟読して、子犬教室に通い、悪戦苦闘して身につけた育て方は、犬に成功体験を積ませることでした。

呼んだら走ってくるとか、横について歩くなどの訓練で、うまくできるようにこっそり手助けしては、「偉いね~」と誉めることで「できた!誉められて嬉しい!」と思わせるように工夫しました。
そして失敗体験は記憶させないことも大切と教わり、トイレを失敗したときなどは、何事もなかったように黙ってさっと片付けてしまいます。

これを地道に繰り返すうちに、成功して誉められることを積極的に選ぶようになり、お互いが嬉しくて、信頼関係も築かれました。

うまくいったことは、人間にとっても自信につながるので、私自身、大型犬をちゃんと育てられるという自信が芽生えました。
その自信が何か思いがけないときに自分の支えになってくれるような気がします。

小さな成功の積み重ねがやがて大きな実を結ぶと信じて、目の前のことに集中して取り組んでいこうと思います。

by 鈴木

金曜日, 4月 13, 2012

保険金の請求もれがないように

仕事でもプライベートでも、複数の保険を契約されている方が多いと思います。
保険は、将来の大きなリスクを回避するために入るものですが、契約したことで安心してしまい、契約内容は時間の経過とともに忘れがちです。
万が一、保険事故が起こったときには、保険会社側から連絡してもらえるわけではなく、契約者が保険金の請求をしなければなりませんので、ある程度の保険内容は把握しておく必要があります。

そのために、お勧めなのが簡単な保険の一覧表を作ることです。
全ての保険契約において、重要事項が一目で分かるようなものを作ります。重要事項としてピックアップするのは、主に保険金額、保険料、保険期間、保険の対象、保険会社の連絡先などです。変更等があれば、その都度反映させていきます。何かあれば一覧表を確認すれば分かりますし、更新を続けることで自然と内容を覚えることができ、請求もれが防げると思います。
また、一覧表を作ることで、現状の契約が必要十分なものかどうかのチェックもできます。必要以上に契約していたことに気づき、無駄を減らすといった効果も期待できます。契約時は必要だったけど、今は必要ないのに払い続けてしまったといったケースは良く耳にします。

ところで、保険はいつまでに請求すればよいでしょうか。
法律では時効は2年となっていますが、生命保険のように約款によって3年になっているものもあります。
また、損害保険では、損害の査定が必要なため、保険事故発生から1~2ヶ月で連絡しなければならないものもあるようです。
いずれにしても、一覧表を作っておけば、保険事故が起きたらスムーズに手続きができるようになると思います。

一覧表を作ったら周りの方(他の従業員や家族)と共有しておくと、なお良いと思います。
保険を使わない生活が理想的ですが、いざという時には保険金が確実に受け取れるようにしておきたいですね。

by 加古宗利

火曜日, 4月 10, 2012

日本人思考ですか?

石田会計では税務関係以外にも、スタッフが自由に閲覧できるビジネス誌が数種類あり、大切な情報収集源になっています。
私は人事関係の記事を特に好んで読んでいるのですが、最近読んだ「コンフリクト・マネジメント」について紹介したいと思います。(コンフリクトとは葛藤・衝突・対立を意味します)

「1つしかないオレンジを二人がほしいと思っている。どうすればよいか?」
(※答えが浮かんでから読み進めて下さい)
①強制(競争的)・・・腕力、ジャンケンやくじ
②服従(受容的)・・・相手に譲る
③回避的・・・二人ともあきらめる
④妥協的・・・半分づつにする
⑤協調的(Win-Win)・・・? 
上記は心理学者が人が対立した時に取る態度を分類したものです。
日本人の多くは④を選ぶそうです。(ちなみに私も④です)
 ⑤は一方はオレンジジュースを作りたい(実がほしい)、もう一方はジャムを作りたい(皮がほしい)というニーズがあり、話し合いで両者ともほしいものが100%手に入るという例です。

問題は「実を食べたいのだろう」という先入観と、妥協を「良し」する価値観です。
どのモードが適切なのかは、もちろん問題と状況によりますが、日本人は①~④(双方目的未達成)の選択が多く、⑤の解決策を見出すこと(コンフリクト・マネジメント)が苦手な人が多いそうです。
コンフリクトを戦略的・効果的に利用する事は、健全な組織に大切なので、人事研修に取り入れている会社もあるようです。
若手社員向けの導入例では、国籍や文化の違い、職歴の違い、価値観の違い等、多様性にあふれる職場環境において、社員に「他者との違いを受容し、共感する心」を育ててもらい組織力を高めるため。
管理者研修の導入例では、部下との衝突、社内他部門との軋轢、会議場面での意見対立等々・・・日々の業務の中で、組織内コンフリクトが生じたとき、リーダーが適切に異なる意見を集約する力を身につけるため等が紹介されていました。

公私問わず、問題とは自分が問題視するか否かだけで、日常にありふれているはずです。
回避的(見ぬふり)、妥協的(諦める)に解決したつもりになっていることを見つめなおし、協調的解決策を考えていく思考「癖」を心がけたいと思います。

by 古橋

木曜日, 4月 05, 2012

「フルマラソン完走できました! 」

去る3月11日、名古屋ウィメンズマラソンに参加し、フルマラソンを5時間31分にて完走しました!
 以前のブログにも書きましたが、9月に申込みをしてからランニングを始め、思えばあっという間の本番でした。

 当日はとても素晴らしい天気に恵まれました。
 スタート付近では沿道に、おもてなし武将隊、中日ドラゴンズのドアラ、大村県知事など地域の有名人が多く応援に参加しており、名古屋国際女子マラソンから衣替えしたこの大会への力の入れようを肌に感じました。

 折り返してくるトップランナーを隣の道路から間近で見たり、仮装ランナーを見物したり、最初は興奮状態もあって快調でした。しかしマラソンはそんなに甘くはなく、お祭り気分も中盤を過ぎる頃から笑顔と共にすっかり消えうせ、後半は歩きを交えてのかなり苦しい道のりとなりました。

 そんな中嬉しかったのは、多くの人から応援を頂いたことです。ゆっくり走っているので沿道の方の声援がもれなく耳に入ります。応援される側になってみて、声援を受けるというのはとても嬉しく力になるものなのだと実感しました。
 また、マラソン参加を公言してからは同僚やお客様、友人などから頻繁に、“練習してる?”と様子を聞かれ、直前には“頑張ってね”との応援の言葉を頂きました。 これも道中思い出しては「絶対完走するぞ!」と励みになりました。

 辛い時間に耐え、ゴールのある名古屋ドームにたどり着いた時は思わずこみ上げてくるものを感じました。記念すべき第一回目の大会に参加できたことで今まで味わったことのない経験をし、ケガもなく無事完走でき、練習期間を含めとても充実した時間だったと思います。
 目標は達成しましたが、これで終わりにすることなくいつまでも健康でいられるよう程良い運動を心がけていきたいです。
 応援をくださった皆さまには心からお礼申し上げます。ありがとうございました!

by 松浦