木曜日, 4月 26, 2007

確定申告相談会の思い出

もう一月以上前の話になりますが、2/16~3/15の確定申告書の提出時期には、私たち税理士は各市町村で行われる確定申告の個別指導会に出席して、納税者の方たちの申告書作成のお手伝いに参加します。

私も今回、初めてお呼びがかかって中村区役所まで出かけてきました。

普段、事務所で申告書を作成する時には、パソコンソフトに全て打ち込んで行うのですが、指導会では全て手書きで行います。ソフトなら自動で計算してくれるようなところでも、
電卓を叩いて記入していく必要があるので、間違わずに出来ているかどうか、最初はヒヤヒヤもので、何度も計算が合っているかを確認してしまいました。

しかし、来られた相談者の方も口を揃えておっしゃっておられたのが「税金の仕組みは難しすぎて理解できない。」仕組みは理解できているはずの私でさえ、手書きだとかなり慎重になってしまうぐらいなのに、一般の方にとっては何が何やらと感じられるのはもっともだと思います。

今年は、申告書のパンフレットも昨年に比べれば読みやすいように改良されていましたが、もっと根本的な仕組み自体を、分かりやすく作り直していく必要があると感じました。

我々税理士も、納税者の方たちに分かりやすい説明を心がけますので、国税庁の方たちも分かりやすい税制度を作っていただくようお願いしたいものですね。

by 小林雄

金曜日, 4月 20, 2007

時代の流れ

先日、ある雑誌に「残業代ゼロの時代」という見出しで「ホワイトカラー・エグゼンプション(自己管理型労働制)」の特集が掲載されていました。

「ホワイトカラー・エグゼンプション」とは、簡単に言うと、年収などの一定の基準を満たす社員については、時間外労働をしても残業代が発生しないという制度です。つまり、働いた時間ではなく、成果で評価するということです。ただ、適用の対象となる社員が曖昧等の理由から、国会への法案提出は見送られました。

最初に、この制度を知った時は、正直、成果主義による評価がしっかりと確立されていない中で、更にそれを助長する制度を導入することに意味があるのかなというのが率直な感想でした。また、長時間労働が常態化してしまい、近年、過労死やうつ病の問題等、少なくとも仕事の負荷が一因となって起こっているものに、更に拍車がかかってしまうのではないかと不安になりました。

時間ではなく成果による評価は、私自身賛成です。
ただ、働く側の環境を整えるという意味でも、安易な残業をしないような体制を企業側が率先して講ずべきだと思います。もちろん、社員の側も、「その日のうちにやるべき仕事を就業時間内に終える」という意識を強く持って仕事に取り組むことが必要だと思います。

今後、この制度を導入したとした場合、企業側が成果による評価を適正に出来なければ、優秀な社員がどんどん職場を離れることになるのではないかと個人的には思います。
私自身、社会保険労務士として、企業の成果主義による給与体系等のサポートや提案が出来るよう、日々努力していかなければならないと感じています。

by 鈴木

火曜日, 4月 17, 2007

「一五一会」

 先日、久しぶりに高校時代の友人宅にお邪魔しました。その友人は本当に好奇心が旺盛で、いつ行っても新しいマイブームを持っています。 毎回何にハマっているのかなと、いつも楽しみにしています。

 今回は、「一五一会」(読み方は同じですが一期一会ではありません)と呼ばれる4弦ギターにはまっていました。 「一五一会」とは沖縄県出身のバンドBEGINが考案し、ギターメーカーであるヤイリギターと共同開発した4弦ギターらしく、ギターと沖縄の三線の良いとこ取りをしたものとのことです。もともとお年寄りや楽器にさわったことのない人でも気軽に挑戦できる「誰もが自由に音楽を楽しむ」をコンセプトにつくられた楽器だそうです。

 コードの押さえ方も普通のギターと異なり、指一本で押さえることができ、簡単に和音を出すことができます。形もちょっと個性的でなんともかわいらしい形をしています。(ホームページで確認していただければと思います。http://www.yairi.co.jp/fmc/index.html)

 私にとって楽器とは非常に興味があるにもかかわらず、敷居が高いもので、なかなか寄せ付けてもらえない世界と思っていました。しかし、ここまで楽器が歩み寄ってくれるのであれば是非とも挑戦したいと思いました。今は、税理士になるという志半ばなのでやめておこうと思いますが、近い将来必ず手にしたいと思います。
by 浦井

金曜日, 4月 13, 2007

エレベータにて

 石田会計はビルの7階に事務所を構えています。
 他の階に用事があったり、昼食に出かけたりと、毎日何度もエレベータのお世話になっています。
 
 ある日のこと、3階に用事があったので、エレベータに乗り込み利用階のボタンを押して、到着するのを待っていました。3階に着き、エレベータから降りようとした時、乗ってくる人とぶつかってしまいました。
 「すみません」と口では謝罪をしつつも、電車の乗り降りと同じく降りる人優先では?と内心ムッとしていました。

 その後も何度か衝突未遂をくり返し、正直イライラしていたのですが、最近ある出来事により考えが変わりました。
 私が急ぎの用事で焦って下りのエレベータに乗り込むと、先客が操作盤の前に1人いました。その人は私が乗り込む間、[開]ボタンを押してくれていました。お礼を言おうとすると、その人は[閉]ボタンを押して、さっと降りていきました。押し付けがましくなく、そのスマートな立ち振る舞いに、自分の行動が恥ずかしくなりました。

 人というのは自分勝手なもので、エレベータの中にいる人も、外で待っている人も、自分がボタンを押したからこそ止まったのだと思い込んでしまいがちです。この「思い込み」をほんの少しだけでも「思いやり」に変えることができれば、エレベータのこの件だけに限らず、日常生活の色々なことがもっとスムーズにいくのにと反省しました。

 後日、3階に行くためにエレベータに乗っていると、途中で両手に大荷物をぶら下げた人が乗り込んできました。おそらく1階に行きたいんだろうなと思い、私が1階のボタンを押すと、その人は片手の荷物を床に降ろし、地下2階のボタンを押しました。
 ああ、やってしまったと冷や汗をかきつつ、逃げるようにエレベータから降りました。「思いやり」は難しい!

by 宮内

水曜日, 4月 04, 2007

メダル獲得、おめでとう!!

3月18日から、メルボルンで開催された世界水泳を見ましたか?
私は、シンクロを見るのが好きなので見ていました。

水の中で、激しい動きを全員で合わせ、演技をしている姿には見入ってしまいます。
その場で浮いているだけでも凄いと思ってしまう私にとっては、逆立ちになったり、隊列を組んだり、飛んだりしている事に驚くばかりです。
ロシアの強さにはかなわなかったですが、今回も日本はたくさんのメダルを取り、本当に感動の演技で、素晴らしかったです。

最近、日本人コーチが海外で教え始め、中国やスペインなど日本の強敵国が増え出しました。さらに接戦になり、面白くなると同時に、この先も日本には、上位で活躍していって欲しいという気持ちもあり、私の中では複雑な思いです。

大会があるごとに、新たに難しい技が登場しているので、次はどんな演技を見られるのか楽しみです。やはり、日本選手が活躍している姿を見るのは、嬉しいですね。
石田会計でも、最近ボーリングに行き、チームを組んで対戦しましたが、団体で協力して何かをやるという事は、個人でやる時とまた違ってよいですね。
(実は、シンクロも見つつ、フィギュアスケートも気になり見ていました(笑)浅田真央ちゃんの華麗な演技に感動でした。)

by 野澤