金曜日, 6月 29, 2012

自分のためから、他人のために

先日、当番が回ってきたこともあり、初めて町内会に参加しました。

 きっと出席するのは、当番の人くらいだろうと思っていたところ、大半の世帯の方が集まり、出席率の良さに驚きました。
 活動報告として、街灯の設置箇所に印のついた町内地図が配布されました。これには、現在の街灯設置状況と、新たに今回設置された箇所に色分けされており、これにより、ほぼ等間隔での設置が終了したため、危険と想定される箇所はない見通しとのことでした。また、先日警察署の方と町内を車で巡回し、危険な場所や見通しの悪い交差点がないかの確認をしましたとの報告もありました。
 一ヶ所、カーブミラーの設置を打診している場所がありますが、他の地域では、更に危険なところもあり、そちらの対応が終了したら順次応じてくれるようです。現時点では、順番待ちの状況とのことでした。

 確かに、わたしの家の周りは外灯が多く設置されており、夜道も明るくて安全です。また住宅街で見通しの悪い道路には、しばらくすると必ずミラーが設置されていました。

 会長さんから、「この地域はアンケートでも住みやすい街の上位にランクインしています。」というお話があり、さらに「(自分が)住みやすい町から、(他人が)住みたくなる町にしていきましょう。」と言われました。
 私が受けていた恩恵は、実は町内の方々の努力の賜物だったのだと知りました。今後の人のためと思うことが、実は自分たちのためになるという発想に改めて自分自身の行動を見直してみようと思いました。

by 板谷

火曜日, 6月 26, 2012

「ピラティスを体験!」

先日友人が通っているピラティス教室に参加してきました。

最初はピラティスと聞いてストレッチのようなものかなと思っていましたが、実際は筋力トレーニングのような筋肉を鍛えている感覚に近いものでした。
例えば使われている筋肉を意識しながらゆっくり腹筋を行うイメージです。

時間は1時間ほどで、一枚の長方形のマットの上で行うのですが、想像していたよりもきつく、初心者用コースにもかかわらずついていくのに必死でした。
終わったころにはじんわりと汗が出るほどで、次の日は案の定、筋肉痛になりました。

ピラティスって何だろうと思い調べてみると、もともとは第一次世界大戦の負傷兵のリハビリのためのフィットネスプログラムで、呼吸法を活用しながら、主にインナーマッスルをゆるやかに鍛えるエクササイズのようです。
ピラティスの効果としては代謝・姿勢がよくなるといったことがあげられます。
また使われている筋肉を頭の中でイメージして取り組む必要があるので集中力を高めるといった効果もあり、心身ともに鍛えることのできるエクササイズのようです。

自分のイメージしていたものとは異なりましたが、日頃肩こりに悩まされている私にはとてもいいリフレッシュになりました。
まだ始めたばかりですが、日頃の生活でも姿勢等を意識するようになり、プラスの効果を感じ始めています。
ピラティスはマット1枚で手軽にできるエクササイズで集中力も高められるため、これからも定期的に取り組み、仕事の効率化にもつなげていけたらなと思います。


by石原

火曜日, 6月 12, 2012

「ご存知ですか?“D言葉”」

最近知ったのですが、“D言葉”とは、頭文字が「だ行」で始まるネガティブな言葉のことだそうです。
 各々の職場や特定の人に対し、これを言ってはいけない、と認識しているものがあるのではないかと思うのですが、その中でビジネスシーンやプライベートのいずれにも共通のNGワードと言えるのがそのD言葉ということです。

 例えば…、「だって」・「だけど」・「でも」・「ですから」・「どうせ」、という言葉です。
 なるほど、その後には言い訳や相手を否定する言葉が浮かびませんか?
 これらは相手を嫌な気分にさせるだけでなく、自分の評価も下げてしまいそうです。

 心配になって自分の言動を省みてみたところ、私が発しがちなD言葉は、家族から頼みごとをされた時の「(手伝ってあげたいけど)でも忙しい」という言葉だと思いました。
 職場では、このような直接的な断りの言葉はさすがに使いませんが、家族だからといって良いわけではありませんね。

 どうもうっかり出てしまいそうな言葉ですが、そんな時の対策は、「でも」と言い訳や否定から入らず、「そうですね、でも私は○○だと思うのですが、どうでしょうか?」という感じで、「Yes+D言葉+疑問・提案」という形で言葉を伝えるというのがよいそうです。
 また、D言葉は「使わなくても会話が成り立つ」と認識するということが大事です。

 日本には、「言霊(ことだま)」という言葉が昔からあるように、言葉が自分の思考や行動に与える影響は侮れないようです。言い訳や否定の言葉に囲まれるよりは、前向きな発言をする人になりたいですし、そういう人の近くにいたいと思う気がします。
 自分も周りの人にも気持ちよく過ごしてもらうために、悪気がなくてもうっかり“D言葉”を使わないよう、心がけたいと思いました。

by 松浦

金曜日, 6月 08, 2012

理解のための知識

以前のブログにも書きましたが、私は新聞やニュースの記事をそのままでは理解できない時にはその事件の背景や予備知識を解説してくれる番組を見ています。
お気に入りだったNHKの「週刊こどもニュース」という番組は終了してしまいましたが、最近では大人向けの番組でも、
ニュースを分かりやすく解説するものが放送されていたり、新聞社のホームページに噛み砕いた解説が掲載されていたりするので、とてもありがたいです。
(ちなみに「週刊こどもニュース」は子ども向けの番組にも関わらず、大人の方、特に50歳以上の方の視聴率が大半を占めていたそうです。)

何事も、基礎の知識をあやふやなままに進んでいくと、間違った理解をしてしまう事が多いように感じます。
今になって思えば、学生時代の社会の授業をもっと熱心に聞いておけば良かったです。

最近特にそのことを痛感して、税務のみならず他の分野の法律知識もあればニュースが少しは分かりやすくなるのかなと思いたって、本を一冊購入してみました。
一般的な法律を学ぶものですが、ビジネスで使う知識を中心にまとめてあるものです。
日常はもちろんのこと仕事をしていると、様々な法律知識の下地が必要となる場面に遭遇します。
知識の下地があれば、調べ物をするにしても回り道はしなくて済むので有効に使えそうです。
日常のみならず仕事の上でも役に立てられればいいなと思っています。

by 加藤

水曜日, 6月 06, 2012

『扶養者の確認はじまります!』

昨年は震災の関係で見送られていた、健康保険の被扶養者確認が5月末頃から始まります。
3月から健康保険料が上がったばかりですが、要は、赤字で苦しいので、本来扶養ではない人を外す作業です。

 今年の4/1時点で学生など18歳未満の人、4/1以降に扶養になった人は重複確認のため対象外になります。
前述以外の扶養者がいる従業員が在籍する会社に「被扶養者状況リスト」が送付されますので、対象従業員配布→回収&確認→提出という流れになります。
 会社で回収した書類のチェックは給与計算時の資料やH24年 給与所得者の扶養控除等申告書での確認になると思いますが、税法上と健康保険上の基準が異なるので少し紹介します。

●健康保険の扶養範囲
・3親等以内血族・姻族→同居要件→年収要件の順に判断します。
 配偶者は内縁でも扶養になり、同居要件も不要です。
 ・所得税法上(6親等以内血族・3親等以内姻族)より認定範囲が狭く、同居要件があります。
例えば、妹弟は別居でもいいが、兄姉は同居していないと扶養になれないのです。
「弟の学費を稼ぎ、仕送りする兄」を想定し、40年ほど前からこのような取り扱いになっています。兄がダメとは厳しいのでは!?と思いますが、内縁の配偶者は別居OK(連れ子は同居要)ですので、少し悩ましい基準になっています。

・年収要件は
健康保険・・・年収130万未満(60才以上180万)※年収とは経費控除前です。
所得税のように年間ではなく、今後の見込みで判断します。
失業保険や遺族年金など非課税収入もカウントしますので税法上扶養でも健康保険は扶養でない場合があります。
所得税・・・所得(経費控除後)38万以下。パートなど給与のみの場合は103万以下です
  
 対象従業員が多い会社はお手間になると思いますが、健康保険財政のため、できることから協力していくしかありませんね・・・。
 判断に迷う扶養者がいる場合は、具体例と共に健保協会(愛知支部は052-979-5190)にお問合せ下さい。
給与計算など関与させていただいているお客様は変更ございましたら、連絡下さいますようお願いいたします。
※上記説明は政府管掌健保ですので、組合健保などはまた別になります※ 

by 古橋

金曜日, 6月 01, 2012

「便利さの代償!?」

ネット検索大手企業の新しい個人情報保護に関する利用規約(プライバシーポリシー)が話題になっています。
概要は、提供しているサービス(メール・地図・写真管理など60以上)の顧客情報を統一管理し、利便性を高めるというものです。
同時に、サービスを使用すればするほど、いつ何を購入したかなど個人情報が蓄積されるので、プライバシーの侵害になる心配もあります。日本よりも欧米で懸念の声が強いようです。

少し前、地図のストリートビューが裁判で問題になっていましたが、利便性が評価され、改善を重ね現在も世界中で活用されているので、今回も利便性優先になるのでは・・・と個人的には思っています。

以前、利用していたネットスーパーで顧客情報流出の事故があり、お詫びとして商品券を頂いたことがあります。クレジットカードの番号の登録もしていたので、当初はかなり心配でしたが、実害は特になかったため、半年程停止していたサービス再開と同時に利用を再開しました。
やはり、日常の便利さには少々(大きな?)のリスクはあるのだと実感した経験もあります。

公私問わず、個人情報を提供しないと、受けられないサービスが多いことを改めて痛感します。同時に、個人情報提供の対価(サービス)がとても便利なので、なくては困るものになっています。
法整備が後手にまわっており、何かあったときの保護・救済はあまり当てになりませんが、利用目的などをしっかり理解してサインするなど、できることから心がけていきたいと思います。

by 古橋