月曜日, 3月 24, 2008

ハンドボールブーム!?

 『中東の笛』で一躍お茶の間の話題に上がったハンドボール。
残念ながら映像は見ていないのですが、北京五輪予選で中東よりの審判の判定が問題となっているみたいです。
大舞台での不公平な審判の判定には同じスポーツをしていた一人としてとても悲しいです。

 実は私、中学と高校の6年間ハンドボールをしていました。
私なりのハンドボールの面白さは攻め方にあると思っています。ゴールの前の壁(相手チーム)をどのように崩していくか考えるのがとてもおもしろいのです。一般的にバスケットボールに似ていると言われていますが、そういうところはむしろ将棋に似ているかもしれません。
 中学の部活動では先生から与えられたメニューをこなすだけでしたが、高校に入ってからはほとんど口を出さないような監督でしたので、自分達で攻め方やメニューを決めたりすることができました。
自分達で考えた攻め方を試合で実践し、試合後はそのビデオを見て改善点を話し合い、新たなメニューを考案していくという方法でミーティングは幾度となく行われました。
試合前は他のチームの練習内容をここぞとばかりに盗もうと必死でしたね(笑)

 もしかすると、監督から与えられたメニューをこなしていれば、最低限のレベルまではもっとスムーズに到達できたのかもしれませんし、もっと専門的な目で判断ができたのかもしれません。

 しかし、自分達で話し合い決定することは、個人個人がチームプレイを意識しますし、チーム全体から見た自分の役割は何かというような視点で自分の練習メニューを組むことができました。やるべきことは自らやっていかなければいけないという厳しい面も多少ありましたが、今から考えるとスポーツのスキルアップを超えた価値のある体験をさせていただけたと感じます。

 このハンドボールブームに乗っかり、私も自分の役割をよく考え、価値のある仕事ができるよう、自主的かつ積極的に取り組んでいきたいです。
どうか私の決意表明と共にハンドボールブームも続きますように…。

by村上