水曜日, 4月 30, 2008

休日

天気の良い休日、庭にふとんを干していたとき、ふと足元を見ると1本のつくしが生えていました。少し頭が開いていたので、おそらく3日前ぐらいが食べごろだったのでしょう。
と、つい食い気が先に出てしまいながらも、小さな春の訪れに幸せな気持ちになりました。

 こんな日は家にいてはもったいないということで、ゴルフの打ちっぱなしへ行きました。もともと父のゴルフ好きの影響で始めたのですが、友人も始めたらしく、友人同士でまずはミニコースに出るレベルになることを目指して練習に励んでいるところです。
テレビで見るゴルフはプロがやっていることもあり、とても簡単に見えたため、すぐにでもコースに出られるのではと高をくくっていました。しかし、いざやってみると、飛ばすどころかまともに当てることすら難しく、私の中の闘争心に火がついてしまいました。

 まずは、「当てるだけ」を何度も練習し、当たるようになったところでフルスウィングして飛ばす練習。ところが、フルスウィングをしているとまた当たらなくなってくるので、振り出しに戻るということを繰り返し練習していきました。このように本当に単純練習でしたが、当たったときのスパンという音がなんとも言えない爽快感で、夢中になって練習することができました。
最近では、やっと狙った位置近くにボールが飛ぶようになり、第一の目標である『コースに出るレベルになること』が見えてきたので、さらに楽しくなってきたところです。

私は器用ではないので、何か新しいことを始めた当初はなかなか上達することができません。しかし、地道にやっていくことで後にきっと上手になると信じているので、ペースは遅かったとしても自分が立てた目標を達成するまでは努力をし続けるようにしています。
 地上に出るという目標を達成するため2年間地の中で暮らすつくしに自分を重ねながら、すぐに結果が出せなくとも地道に目標達成までがんばりたいと思いました。

by村上

月曜日, 4月 28, 2008

航空料金

私は旅行が好きで、長い休みがあれば必ず旅行に行っています。
しかし、旅行に行く度に頭を悩ますのが航空料金の高さです。飛行機を利用すると、旅行代金の半額近くを航空料金が占めてしまいますので宿泊代や食事代を節約をせざるを得ません。

先日、某番組でLCC=ローコストキャリアと呼ばれる格安エアラインの特集をしていました。番組は「バンコク=クアラルンプール1,500円」
「シンガポール=ホーチミン260円」という破格の値段の紹介から始まりました。私はそれを観た時、思わず笑いがこみ上げてきました。
それもそのはず、日本では国内線でも2万円、3万円は当たり前で、株主優待券や早期予約割引を利用したとしても数百円で飛行機に乗ることなど
到底無理だからです。しかし、番組を観ているとどうも大げさなものではなく実際に海外では格安航空会社は存在することに、非常に驚かされました。
これは機内食やテレビや毛布などをオプション制にしたり、指定席を自由席にすることで座席誘導員を削減する等の徹底したコスト削減により実現しているとのことでした。

そうはいうもののこれぐらいのコスト削減だけで、経営が成り立つことに納得ができず格安航空会社について調べてみました。
飛行機は満席になっても空席ばかりであっても、コストはほとんど変わらないため、航空会社にとっては空席が一番儲けにならないようです。
そのため航空料金を安く設定しても搭乗さえしてもらえば、機内食や機内販売等のオプション料金により収益を上げることができるのです。
その他にも単一の機種に統一することで、購入コストを抑えることができ、さらに乗員の訓練コストやメンテナンスコストを抑えることができるようです。

格安料金のからくりを知ってしまった後だから言えることかもしれませんが、成る程と思う反面、業種は違いますがどこかで聞いたことのある経営手法ばかりのように感じました。
石田会計でも、まだまだ改善していかなければならないことが多くありますので、お客様により良いサービスが提供できますよう経営改善に努めていきたいと思います。

by 荻巣

金曜日, 4月 18, 2008

春の匂い

 最近すっかり春めいてきて、雨上がりの晴れた朝には駅までの道を心地よく歩くことができます。

 私は島出身であり、小さい頃から自然に囲まれて育ちました。そのため、季節の移り変わりには人一倍敏感なほうだと思います。特に今の時期は、空気が澄んでいて、春の匂いが体いっぱいに感じられ、近所を散歩するだけでもいい気分転換になります。今頃、メバルが釣れるころかな・・・タイラ貝がちょうど食べ頃だろうな・・・など、食に思いを馳せることもしばしばです。

 気分転換といえば、先日友人に誘われて岩盤ヨガへ行ったのですが、そこで一番初めに教わったのは深呼吸の仕方でした。近頃はストレスを溜めている人が多く、忙しい時や怒っている時は呼吸も浅くなっているとのこと。新鮮な空気を思いっきり吸い込んで、体の中にある空気をすべて吐き出すと、体だけでなく頭の中まですっきりしてきます。5拍吸って10拍吐き出すのが正しい深呼吸らしいです。

 私自身、確定申告時期など忙しいときは、脇目もふらず家路を急いでいました。しかしそんな時ほど周囲に目を向けるほうが、気持ちに余裕ができるようです。仕事で疲れた帰り道は、下ばかり向かず空を見上げて思いっきり深呼吸してみてください。おいしい春の空気で心が満たされ、気持ちも前向きになれるはずです。私も大きく深呼吸して家に帰り、実家から送られてきたコウナゴを食べて、心もお腹も春でいっぱいになりました。

by 板谷

月曜日, 4月 07, 2008

鬼十則

私の担当の会社の社長に、私よりもお若いのですが、バイタリティに満ち溢れ、しっかりとした自分の哲学をもち、かつ、会社の業績を伸ばしておられる方がいらっしゃいます。この間、その社長と夕食をご一緒させていただき、お話をじっくりと聞かせてもらうことが出来ました。

その社長は、勤務時代には全く残業をすることが無く、定時10分前にはピシッと机を片付けて、定時と共にダッシュで帰る毎日だったそうです。
もちろん、仕事が出来なくてのその行為は周囲の反感を買うことでしょうが、その部署の中でもダントツの成績を出して、誰にも文句を言わさなかったそうです。

仕事の段取りを十分に行っておくことで、時間を一刻も無駄にせず、お客様からの依頼に迅速、かつ丁寧に応えていくことを積み重ねていけば、定時外に会社に残っていなくとも、お客様には十分にその仕事振りを評価していただけるし、実際にその時培ったお客様との信頼関係が、独立した今も大きくモノを言っているとお話くださいました。

そんな社長が、唯一つ机の上のマットに挟んで心の教訓としていたのが、「鬼十則」と言われる広告代理店の電通に伝わる社訓だそうです。
私は、この鬼十則を知らなかったのですが、読んでみて、社長がまさに実践されてきたことそのままだと感じました。
十箇条どれも厳しいことばかり並んでいるのですが、特に「摩擦を怖れるな! 摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。」のところには、人との軋轢を恐れて安易な方へと流れてしまいそうになる自分に対して大きな鉄槌が落ちてきたように思えました。

早速、私も全文を印刷して、社長の真似をして机に挟みこみました。
毎日、少し時間が空いたときには目を通して、自分の中に欠けている積極的な考え方を呼び起こすようにしています。
単に仕事の役に立つだけではなく、前向きに人生を過ごしていくためのエッセンスを私に与えてくれています。

by 小林雄