金曜日, 7月 18, 2008

なりきることが大事

皆さんは、自分のことを運が良い人間だと思いますか?

宝くじは、毎年買っていても当たったことないし、くじ引きで賞品がもらえるのは空クジなしのときくらいだし・・・これは私自身の話ですが、ここで「私は運が良い人間です。」と即答できなかったことに問題があるかもしれません。

先日、本屋さんに平積みになっている黄色い表紙が目に留まり、気になっていたところ、偶然にも身近な人に薦められ、ある本を読みました。

それは、夢をなくしたサラリーマンが、関西弁を喋るゾウの神様から与えられる課題を実行し、夢や目標を実現するための能力を身につけていくというストーリーです。その中の一つに「運が良いと口に出して言う」という課題があります。

ゾウの神様は、「自分の身の回りに起きる出来事は、自然の法則にのっとって起きているだけで、それに対して『運が良い』とか『運が悪い』とか自分で勝手に分けているだけ。」だというのです。だから自分にとってうれしくないことが起きても、まず嘘でもいいから『運が良い』と思うこと。むしろ口に出して言うくらいの勢いがあってもいい。そうすれば、脳みそが勝手に運が良いことを探し始めると教えていました。

よく言葉には力があると言いますが、自分自身に言い聞かせることで、気付かないうちに自分に暗示をかけているのかもしれません。夢や目標に向かって努力するのは勿論のこと、そのような自分になりきることも重要なのだと感じました。

この本に偶然出合えたこと、良い教訓を知ったこと・・・私はなんて運が良いんだろうと思いながら、今年の夏も宝くじを買おうと思います。

by 板谷