水曜日, 5月 07, 2008

手帳の利用

学生の頃から毎年手帳を購入していますが、スケジュールの管理は、ケイタイで事足りるため、ほとんど利用していませんでした。もちろん、購入する時には、予定の管理や、その日にあったことを将来振り返っても思い出せる程度のメモを残しておきたいなという思いで買っているのですが・・・
ただ、お客様との打ち合わせ内容のメモ書きや次回お伺いする予定を現場で決めるときなど、お客様の前でケイタイを出すのはあまり良くないかなと思い、少しずつ手帳を利用するようになりました。

ちょうどそう思っていた時期から、私は、公認会計士試験の勉強を始めたため、まずは、専門学校の授業とそれ以外のプライベートの予定が重ならないようにと、仕事以外のことから手帳につけ始めました。実際、毎日つけ始めてみると、予定の管理だけではなく、もっと有効に手帳を使えないかなと考えるようになりました。
実際、私が、具体的にやり始めたことは、勉強時間の管理に手帳を利用することです。

会計士試験は、受験科目も多く、また仕事をしながらの受験ですので、勉強時間の確保はもちろん大切なのですが、その確保した時間の中で、何をした(出来た)のかということが更に重要だと感じたからです。(会計士試験に合格をされた方もそのように話されていました。)
ですので、その日どの科目にどれぐらいの時間をかけたのかを毎日手帳に記載し、それを1週間ごと、1ヵ月ごとに集計するようにしました。勉強をし始めた当初は、学習科目も少なかったので、集計しても特に効果は無かったのですが、受講する科目数が増えるにつれ、各科目ごとに費やした時間と自分の成績を比較分析し、次の週(次の月)からの勉強時間の配分を冷静に考えられるようになりました。

また、集計をすることで、今週は、先週よりも全体の勉強時間を増やそうというモチベーションのアップにも繋がっています。今後も少しずつ改善を加えながら、自分なりに工夫したものを作っていければと思います。
今回のことに限らず、客観的に見えるデータをとることで、感覚でこうだろうなと思ってやっていたことも、自分の感覚とズレていることや、意外な発見があるように感じます。今回の私のケースでは、成績のあまり良くない科目に勉強時間をかけているつもりでしたが、実際は、成績の比較的良い科目に勉強時間をかけていました。

今後は、仕事にもどんどん手帳を利用したいと思っています。
また、手帳に関する本をこれから読もうと思っていますので、もし、お勧めの本があれば、教えて頂きたく思います。

by 鈴木