月曜日, 3月 31, 2008

再認識

石田会計では、昨年の末ごろから、ひと月の勤務時間を各自がタイムカードから集計し、自分自身でその時間に対する評価(反省なり、来月の目標も含め)をしてします。

働いた時間を自分で評価するということは非常に難しいと感じています。
実際、私は、月末にその月に行った一つ一つの仕事を振り返ってみて、お客様にとって満足して頂ける仕事を提供出来たのかと以前にも増して考えるようになりました。
お客様に満足して頂けているのであれば、自分の勤務時間がたとえ短くても評価出来ると思いますし、逆にどれだけ長く働いていたとしても満足をして頂けてないようであれば、全く意味がないと思いますので、どう評価したらいいか毎月悩んでいるのが現状です。

先日、新しいスタッフが数名加わったこともありまして、私が関与させて頂いているお客様にも変更がありました。 以前、何件かのお客様から「担当者に変更があった場合には、引継ぎを現場で今までの担当者と新しい担当者で一度は行って欲しい」とご指摘を受けたことがあります。
今まで担当をしていた人間が急に変わってしまうという不安や現場での引継ぎがないと、また一から新しい担当者に説明をしなければいけないという負荷をお客様に与えてしまいかねません。
私も逆の立場であれば、すごく不親切な対応だなと感じると思います。 今後は、事務所内部だけではなく、お客様のニーズに合わせ、現場での引継ぎを行なうことを心がけていきたいと思っています。お客様へのホスピタリティという部分を考えると、自分自身もまだまだ足りない部分が多いと反省しております。

知識として学ばなければいけないことも多いのですが、お客様から何でもご指摘頂ける関係を築くことが重要だと最近強く思うようになりました。 それが、お客様から認めて頂ける第一歩ではないのかなと感じています。

by 鈴木

月曜日, 3月 24, 2008

ハンドボールブーム!?

 『中東の笛』で一躍お茶の間の話題に上がったハンドボール。
残念ながら映像は見ていないのですが、北京五輪予選で中東よりの審判の判定が問題となっているみたいです。
大舞台での不公平な審判の判定には同じスポーツをしていた一人としてとても悲しいです。

 実は私、中学と高校の6年間ハンドボールをしていました。
私なりのハンドボールの面白さは攻め方にあると思っています。ゴールの前の壁(相手チーム)をどのように崩していくか考えるのがとてもおもしろいのです。一般的にバスケットボールに似ていると言われていますが、そういうところはむしろ将棋に似ているかもしれません。
 中学の部活動では先生から与えられたメニューをこなすだけでしたが、高校に入ってからはほとんど口を出さないような監督でしたので、自分達で攻め方やメニューを決めたりすることができました。
自分達で考えた攻め方を試合で実践し、試合後はそのビデオを見て改善点を話し合い、新たなメニューを考案していくという方法でミーティングは幾度となく行われました。
試合前は他のチームの練習内容をここぞとばかりに盗もうと必死でしたね(笑)

 もしかすると、監督から与えられたメニューをこなしていれば、最低限のレベルまではもっとスムーズに到達できたのかもしれませんし、もっと専門的な目で判断ができたのかもしれません。

 しかし、自分達で話し合い決定することは、個人個人がチームプレイを意識しますし、チーム全体から見た自分の役割は何かというような視点で自分の練習メニューを組むことができました。やるべきことは自らやっていかなければいけないという厳しい面も多少ありましたが、今から考えるとスポーツのスキルアップを超えた価値のある体験をさせていただけたと感じます。

 このハンドボールブームに乗っかり、私も自分の役割をよく考え、価値のある仕事ができるよう、自主的かつ積極的に取り組んでいきたいです。
どうか私の決意表明と共にハンドボールブームも続きますように…。

by村上

火曜日, 3月 11, 2008

見られてますよ

 私は通勤時間が長く、文庫本を毎日のお供としています。今朝は、昨日の帰りに読み終わった本をそのまま持ってきてしまい、がっかりしていました。
 仕方が無いので窓の外をぼんやり眺めていましたが、いくつかのバス停を過ぎた頃、前の座席の人が書類を一生懸命読んでいるのに気が付きました。

 手持ち無沙汰で、読むものを探していた私は、いけないと思いながらその書類を凝視してしまいました。
 書類の右上には大きな文字で「社外秘」と書かれており、名前や住所等の個人情報が載っているようでした。

 また、帰りのバスでは、隣の席のビジネスマンが会社名のシールを張ったノートパソコンを取り出しました。この人も今朝の人のように、社外秘ドキュメントでも読むのかとちらちら見ていると、携帯電話を繋いでオンラインゲームをし始めました。

 一見仕事熱心に見える今朝の人も、会社のパソコンでゲームをしている隣の人も、この御時世ですから、業務上知り得た話を第三者にしない、不特定多数の人がいるような公共の場で書類等を見ないというような基本的なセキュリティに関するルールはもちろん知っているでしょう。
 忙しくなると、移動時間を有効に使おうと業務に関することをやってしまいがちなのですが、改めてその危険性に気付かされました。
 公の場でのこのような行動は、情報漏洩という直接的なダメージだけではなく、「あの会社はセキュリティ意識が低いようだ、そんな会社と取引して大丈夫だろうか?」と悪いイメージを持たれてしまう可能性もあるのではないでしょうか。

 私は今まで情報漏洩といえば、悪意を持って意図的に情報を流出させたり、ハッキング等の外部からの要因を想定していました。しかし実際にはこのように「内部の普通の人の何気ない行動」によるものが大きいのかもしれないと思うようになりました。
 通勤時やお客様への訪問時で公共交通機関を使う場合は、もう少し気を引き締める必要があると思いながら、駅で貰ったフリーペーパーを読みつつ帰路に着きました。

by 宮内