水曜日, 12月 28, 2011

「褒めあう」

私は学生時代にAIESECという海外インターンシップを運営するNPO法人の団体に所属しておりました。毎週のミーティング時間の中でメンバーとの仲を深める時間として簡単なゲームをしていました。その中で印象的だったゲームが人を褒めあうというゲームです。

 このゲームはまず、メンバーそれぞれの良いと思うところを好きなだけ書き上げます。そして、各メンバーについて書いたことを読み上げ、誰のことを指しているかみんなで推測します。そして自分のことだと思った人が自己申告で名乗り出るというシンプルなゲームです。

 人を褒めたり、褒められたりする機会が私自身あまりないので、このゲームは照れくささでいっぱいでした。ですが、やはり人から褒められるということはなんだか嬉しく、活動を一緒に行う機会が少ないメンバーから褒められると、「そんな風に見てくれてたんだ!」という新たな発見もいっぱいでした。皆照れくさそうでしたが、すごく雰囲気が良くなり、メンバーとの距離感が縮まったことを今でもよく覚えています。当時は全然意識していなかったのですが、褒めあうに限らず相手を認め合うということに組織としてのプラス効果が理論的にあるようです。

 皆様はストロークという言葉をご存知でしょうか。ストロークとは「相手を認めること」です。そして、心のごちそうとも言われているそうです。簡単に言うと「自分が投げかけた言葉、表情に周囲が影響を受けて、やがて自分のところにも返ってきて人生に大きな影響をあたえる」というものです。なので、プラスの言葉を発することでプラスの連鎖が生まれ、より良い方向に進むそうです。逆にマイナスの言葉を発すると、マイナスの連鎖になってしまうというものです。
 
 最近この話を知り、すぐにこのゲームを思い出しました。これからも日頃からプラスの言葉を発していくということを大切にしようと思いました。

by石原

月曜日, 12月 26, 2011

Iメッセージ

ずいぶん前になりますが、心理学に興味をもち、1年ほど講座を受講したことがあります。その講座の中でもっとも印象に残った「I(アイ)メッセージ、YOU(ユー)メッセージ」という表現方法をご紹介したいと思います。
YOUメッセージは「あなたは~です。」という言い方で、主語が「あなた」になります。この言い方は、相手を責めたり、非難したり、行動をかえさせたいという思いを相手に印象付けてしまいがちです。
一方、Iメッセージは「私は~です。」「私が~してほしい。」のように「私は」を主語として、自分の思いを伝える方法です。
Iメッセージには、相手の言動によって自分がどう感じたのか、相手に何をわかって欲しいのかをまっすぐに伝える効果があります。

具体例をいくつか挙げてみます。

○スタッフのAさんが遅刻をしてきたときに上司がAさんに対して言うセリフ
YOUメッセージ
「遅刻するのは、(きみの)仕事に対しての意識が足りないからだ!」
Iメッセージ
「Aさんは、スタッフのリーダー格であるし、新人の見本になるわけだから、正直今日遅刻してきたことは、(私には)とても残念なんだ・・。」

○子供がずいぶん遅くに帰宅したときに父が言うセリフ
YOUメッセージ
「(おまえは)こんな時間まで何してたんだ」
Iメッセージ
「連絡もないし、(私は)ずっと心配だったよ」

○夫の言葉に傷ついて妻が言うセリフ
YOUメッセージ
「(あなたは)ひどいことを言うのね」
Iメッセージ
「そう言われて、(私は)傷ついたわ」

言われた側の立場にたってみると、YOUメッセージとIメッセージとでは、言葉から受ける印象が大きく変わります。
相手を責めたい気持ちがあるときに,YOUメッセージを使いがちです。感情のおもむくままに言葉を発すると,どうしても強い表現となり,相手を「受け入れ拒絶」状態にしたり,「反発」を招くことになります。
「あなたは~」という言い方をしそうになった時、一呼吸おいて、Iメッセージで自分の思いを伝えることができれば、言いにくい内容でも相手に不快感を与えることなく良い関係を築いていくことができるかもしれません。

by 鈴木

退職後の生活をイメージする

「厚生年金の支給開始年齢の引き上げを検討する。」
先日、報道されたこのニュースをご記憶の方は多いと思います。
現状では、年金の支給開始年齢は60歳から65歳まで段階的に引き上げられておりますが、さらに68歳あるいは70歳へ引き上げを検討するということのようです。

急速な少子高齢化が起こった日本では、ある意味「想定内」のことだと思っています。
が、こんなに早く70歳への引き上げの話が出てくるとは思いませんでした。
さすがに不安を感じたため、今までは「先のことだから」と考えもしなかった老後の家計のことを、一度試算してみようと思いました。

例えば、60歳で退職し、70歳から年金を夫婦合計で月20万円もらうものとします。
生活費等で月25万円を使う生活を80歳まで続ける場合は、60歳時点でいくら貯金があればいいのか・・・

答えは、3,600万円です。

ちなみに、計算方法は以下の通りです。
①20年間の支出は、6,000万円(=25万円×12ヶ月×20年)。
②20年間の収入は、2,400万円(=20万円×12ヶ月×10年)。
③①-②=3,600万円。

この貯金を20年間で貯めようとすると、なんと1ヶ月あたり15万円も必要となってしまいます。
もちろん、退職金の支給や再就職等によりもっと少なくても良いかもしれませんが、基本的に将来の収入は弱含みでしょうし、長生きすればするほど必要な貯金は増加すると思いますので、結構現実的な金額のような気がしています。

試算してみて、正直「お先真っ暗」という気分ですが、少なくとも老後の厳しさを数字で把握できて良かったです。
将来どうなるのかはわかりませんが、これを念頭に今の生活費を見直したり、食費を減らすため実家の畑を活かすなど対策を考えたいと思います。

みなさま、退職後の準備はお済みですか?

※個人別の年金受取額の試算は、誕生月に郵送で届く「ねんきん定期便」や日本年金機構のホームページで行うことができます。

by 加古宗利

火曜日, 12月 20, 2011

「モチベーション」

先日、不景気でも業績を伸ばすことで有名なコンサルタントの特集をテレビでみました。
 私が見た回のサブテーマは「社員教育」でした。
 不景気になると一般的に経費は削減対象になるのですが、「教育費」は投資と考え、利益に結びつくサイクルを確立させ「必ず」売上が伸びるという内容でした。
よくある、テーマですが、「必ず」という言葉がとても気になり、見入ってしまいました。

 食品小売店の改革では、社員全員にワインの研修を受けさせたそうです。
以前は、コストの関係で、希望者やお酒販売担当者が業務終了後、社内の詳しい人が講師となり、実施していたようですが、効果がいまいちだったようです。
改革では、業務時間内に、社員全員、専門講師を招いてのべ32時間で100種類ほどのワインの試飲、チーズなどの知識習得などを行ったそうです。
約100種類ワインをのみ比べると、産地、年代などの違いが素人からの出発でも分かるそうです。
 “商品知識が深まる→お客さんへの商品説明に自信がもてる→仕事にやりがいを感じる→モチベーション向上→お店の印象向上→売上増加”といういいサイクルを構築する過程がよくわかりました。
定期的に接客コンテストを開催し、優秀な人を表彰することにより、向上心を継続させるような仕組みも整えたそうです。

 他にも、その人が手がけたチェーン飲食店の改革などが紹介されていました。
業種や社風を大切にしつつ、研修内容が工夫されており、学ぶべき点が多くありました。
 
 強いリーダーシップのある指導者や、先見の明のある経営者の成功事例などはよくありますが、『業種を問わず』成功させていることにとても感動しました。
知識・技術の習得研修の基本はメンタル教育が大切なのだと再認識しました。
外部からの改革者は、社風に合わない事例が少なくないと思っていましたが、私の偏見であったことを痛感し、最近また人事関係の本を読み始めました。
 
by 古橋

金曜日, 12月 16, 2011

免疫力を上げて

先日、インフルエンザの予防接種の予約のため、病院に行きました。
1週間先の予約を取り、併せて「免疫力が低下すると風邪などもひきやすくなるので、免疫力を高めるようにしてください。」と言われました。

『免疫力』を辞書で引いてみると「体内に入ったウイルスや細菌、異物などから自分自身の体を守る力。」とあり、『免疫』とは「病原体など自己の体内に生じた不要成分を非自己と識別して排除しようとする生体防御機構の一。本来は、ある特定の病原体に一度感染して回復できると抵抗性をもつようになり、同じ病気にかからなくなることをいう。また物事が度重なってそれに慣れてしまうこと。」とありました。

 数日後、本屋さんに立ち寄ったとき、その時の看護士さんの言葉が頭に残っていたのか、『免疫力』というタイトルのついた本がたくさん並んでいることに気付きました。
少し中を見てみると、キレイ過ぎる現代は免疫力が低下し、これがアレルギーの原因になるということが書いてあり、少しのつもりが・・・真剣に読み入ってしまいました。衛生環境に几帳面になりすぎることが、かえって免疫力低下につながりやすいようです。やはり何事も適度に行なうことが必要のようです。

 「ストレスの解消につとめ、適度な運動をして、質の良い睡眠をとる。」というのが免疫力アップのコツのようですが・・・。
これから年末調整・確定申告と続く業務に備えるため、体調管理をして臨みたいと改めて思いました。

by 板谷

火曜日, 12月 13, 2011

年末調整

今年も年末調整の季節がやってきました。

 皆さんも保険の控除証明書を集めたり、色々と準備を進めて頂いていると思います。
保険の控除も大切ですが特に間違いが多いのが扶養控除です。

 扶養控除を受けるためには「扶養控除等(異動)申告書」という用紙への記入が必要です。
こちらに記入漏れや間違いがあると税金が多く計算されてしまったり、 また後日、
「是正」といって訂正の連絡が税務署から入り、修正の書類とともに追加の税金を納めなければならなくなります。
例えば、扶養控除できると思っていたお子さんが、アルバイトで103万円以上お給料をもらっていて、知らない間にお父さんの扶養から外れてしまっていたというのはよくある話です。
他にも老人ホームに入居していて、住民票がホームになっている親御さんの分まで「同居老親」として控除を受けてしまい、 訂正となったり、逆に寡婦控除を受けられるはずの方が、記入がなければ余分に税金がかかるといった事も考えられます。

「扶養控除等(異動)申告書」については、書き方をご説明したものを石田会計ニュースと一緒にお届けしています。
年末のこの機会に是非ご自身やご家族の状況をあらためて確認をして頂ければと思います。


by 加藤

「職場環境に感謝」

10月末に念願の税理士登録をすることができました。
 実務経験二年を満たせば登録申請が出来るとはいえ、「まだまだこれから」と新たなスタートラインに立った思いです。

 ところで、石田会計での税理士登録者は、私が入社してからの最近では毎年1人ずつのペースできています。総勢12名の事務所としてはかなりのペースでの輩出数でないかと思います。

 現在も、大学院に通うスタッフや、会計士登録の実務要件を満たすために外部へ研修に行くものもおります。
 資格試験に挑戦している場合は、相談すれば勤務状況を配慮してもらえるので、在勤中に会計士の試験に合格した者もおりました。

 登録を温かく後押ししてくれ、資格試験の勉強等にも配慮してくれる環境を所長の石田が作ってくれていること、またそれに加えて同僚の理解とサポートの点でも大変恵まれている職場だと感じます。

 登録を終えた今、あとは自己研鑽に励むだけですので、研修会等に出たり他事務所の税理士と交流したりしながら、今後ますます関与先の皆様のお役に立てるよう頑張って行きたいと思っています。  
 また、周りへの感謝を忘れず、石田会計から今後も試験合格者や登録者が出るようサポートのできる同僚でありたいと思っています。

by 松浦

金曜日, 11月 25, 2011

クチコミの威力

ドライブして、おいしいものを食べるのが最近の楽しみです。旅先でのランチの店を選ぶときにとても重宝するのがインターネットサイトの「ぐるなび」や「食べログ」に掲載されているクチコミです。クチコミの内容やランキングで比較して、お店を選んで出かけることが多いです。

先日、知多半島に行き、たくさんクチコミが寄せられているお店でランチを食べました。着いたのは4時で中途半端な時間にも関わらずとても混んでいて、30分ほど待ってお店に入ることができました。味もボリュームも評判どおりで満足してお店を出ると、すぐ隣に同じような海鮮料理を出している同じくらいの規模のお店があることに気がつきました。ですが、そちらはガラガラなのです。駐車場も40台分ほどあるのに、2台しかとまっていなくて、営業してないのかなと思ってしまうほどでした。

一方はほぼ満車の状態、一方はガラ空きでその差は歴然としていました。理由はなんだろうと思って、インターネットで検索するとクチコミの数が全然違っていました。流行っていないほうの店のクチコミ数は少なく、しかも最新のコメントは1年も前のものでした。
理由はそれだけではないと思いますが、私のようにクチコミでお店を選ぶ人が結構いることを考えると影響は大きいと思われます。

ガラガラだったお店についての1年前のクチコミは、「隣の店が混んでたので入ってみると料理は美味しいし、いいお店だった」という内容でした。もしそのお店に入っていたら、情報が少ない分、新鮮な驚きがあったのかもしれません。インターネットで得た情報を元にお店を選ぶことがいつのまにか習慣になっていますが、自分の目で見て感覚的に選ぶことも大切かなと思います。お店選びに限らず、日常のいろんな場面で情報を上手に利用して、よい選択をしていきたいです。

by 鈴木

月曜日, 11月 21, 2011

「すきま時間の利用」

最近、通勤時間などのすきま時間を利用して本を読んだり、英会話のCDを聴いています。受験時代はすきま時間も勉強時間にあてていましたが、仕事を始めてからはなんとなく過ごしていることが多々ありました。

すきま時間を意識的に利用するようにしてから、時間を有効に利用しているという充実感を味わうことができ、仕事においてもプライベートにおいてもメリハリ感がでてきています。そして、充実感が味わうことができるからか、通勤時間などの移動時間だけでなく、少しでも空いた時間があれば「何かをしよう」という思いにまでなりました。もちろん義務的に思っているのではなく、「やりたい」という思いからです。無理をせず、能動的に取り組むため、楽しく過ごすことが出来ます。

まとまった時間をとることは難しくても5分もあれば立派なすきま時間になります。私は以前より少なくとも累計で一日1時間は有効に時間を使うようになりました。一日のすきま時間を1時間としてみると1年間で365時間にもなります。小さいことの積み重ねは大きいと思ってはいましたが、改めて数字にしてみるとすきま時間をぼーっとしていてはもったいないという思いになります。

「社会人は時間がない」といいますが、時間がないからこそ時間を大切に使おうという意識がでるので、いろんなことに挑戦できるように感じます。これからもすきま時間を楽しく過ごし、いろんなことに取り組んでいこうと思います。

 皆さんはすきま時間、どのように過ごされていますか?

by石原

金曜日, 11月 18, 2011

「指示代名詞の会話」

(母)「もしあれだったらあれしといて。」
(私)「うん。」
 ある日の食卓での母との会話です。
 「うん。」といった数秒後、今の言葉で言っていることがわかるってすごいな、と一人で笑ってしまいました。

 みなさんは、『あれ・それ・これ』などの指示代名詞をよく使いますか?
“(思い出せなくて)何だっけ?あれだよ、あれ!”、“(説明をしながら)それをこうして…”、とは、年代問わずしばしば耳にするように思います。
 あれ、それ、といった指示代名詞ばかりの会話は、他人や前後の状況を把握していない人には全く理解不能ですが、家族や付き合いが長い人の間ならそれでもわかってしまうのは本当に不思議なものです。

 ただ、阿吽の呼吸、ツーカーの仲などといえば聞こえは良いのですが、会話での指示代名詞の増加は脳の記憶機能の老化を示しているそうです。また、通じない相手に対して使われた場合、相手側は意図を確認するのが大変です。通じたつもりで全然違っていたということもきっとあると思います。

 私自身は、指示代名詞はあまり使っていないつもりなのですが、気付いていないだけかもしれません。
 家庭での会話ならまだしも、仕事上では、話を分かりやすく伝え、誤解を生まないためにも言葉を十分意識して使わなければと自分の言動を省みるきっかけとなりました
 また、きちんと言葉を使うことで脳をさぼらせないようにしないと…とも思った日常の一コマでした。

 ちなみに冒頭の会話は、食べ物を電子レンジに入れてくれた母が、庭に出ていく前に言った言葉です。私は、“もし私(母)が戻ってくる前にレンジがチン!となったら出しておいて(食べなさいね)。”の意味と読み取りました。答え合わせはしていませんが、合っていたと思います。

by 松浦

火曜日, 11月 15, 2011

実践『ときめく片付け術』

なかなか物が捨てられない私にとって、いままでの片付けは趣味のようなものでした。
「いつか使うかもしれない」「いつか着るかもしれない」という思いがあり、結局片付かないままになってしまいます。

 先日テレビで、リバウンドしない片付け術についての特集を見ました。
『人生がときめく片付けの魔法』という本の紹介でしたが、実践して見せながら、今までの片付けと思考をがらっと変えていることを取り上げていました。

 キーワードは、「ときめかないものは捨てる」です。
つまり自分の回りに残すものは、ときめくものだけを選ぶという非常に分かりやすい判断基準が示されていました。
これに基づいて、いらないものは徹底的に捨てる。
何を捨てるかではなく、残すものを選んで、その他はすべて捨てるという発想のようです。

 ちなみに、ときめかないものについては、手に入れた時点でときめきが終了しているので、役目が終了していることに感謝して捨てるということのようです。
ということで、早速わたしも実践してみました。
ときめかない=捨てられてしまうという思いがあり、なかなか自分の中で、ときめかないとの判断が鈍りますが、だいぶ物が減ったことは間違いありません。

 物を探す時間が一番無駄だといわれるように、物が多いと何かと非効率になりがちです。
石田会計もレイアウト変更により、見た目はもちろん、使い勝手もよくすっきりとしました。
この機会に職場の机回りも見直し、これからの繁忙期に備えたいと思いました。

by 板谷

金曜日, 11月 11, 2011

お客様目線で考える

先日、久しぶりに病院に行く機会がありました。
今までは病院に行くとなると、待ち時間が長かったり何日もかかったりで気が進まなかったのですが、健康診断で再検査が必要となりしぶしぶ行くことにしました。

再検査ができそうな総合病院をインターネットで調べていたら、昨年できたある病院では初診でも電話予約ができることがわかり、早速連絡してみました。
電話口では、とても丁寧な応対で説明を受けました。残念ながら専門医の診察がない日だったのですが、それでも診察可能な医者を探してくれて、その場で当日の予約をしてもらうことができました。

病院に着くとすぐ診察券をもらい、病院の説明を受けた後、それほど待たずに診察を受けることができました。
先生との話により、CTスキャンを撮った方が良いということになったので、すぐに検査室へ移動して検査を行い、その後検査結果の説明を聞きました。
幸い、「異常なし」だったので、そのまま会計にて精算しました。
以上の、電話をしてから会計を終えるまでの時間は、1時間半(現地についてからは1時間)でした。
(ちなみに、知人が勤める大学病院では、CTスキャンを受けるには、別の日に来る必要があって、さらに結果を聞くためにもう一日かかるそうです。)
病院では、今までに経験したことのないスピード感だったと思います。
病院も随分変わったものだと感じました。

こんなに短時間で済ますことができたのは、病院がお客様の目線で考えていることにあると思います。
それは、病院から渡された「満足度アンケート」に、待ち時間に関する質問が複数あることにも表れています。
患者にとっては待ち時間はとても大きな問題だと思いますが、問題解決に本気で取り組んでいると感じたのは初めてでした。
予約をとりやすくしたり、再診受付や会計の機械化など、随所にその成果がでていました。

ところで、我々会計事務所の業界に対する不満として、これから迎える繁忙期は「なかなか相談にのってもらえない」とか「回答が遅い」といったものが多いそうです。
帰り道、病院の変革に感心しながら、お客様目線で考えることを強く意識して、お客様をお待たせしないように工夫したいと思いました。

by 加古宗利

火曜日, 11月 08, 2011

グループウエア

 石田会計ではサイボウズというグループウエアを以前から使用しています。

 グループウエアとは、パソコンを使ってネットワーク上で社内情報の共有やコミュニケーションを図るソフトです。
私達はスケジュール管理や共有設備(車や会議室etc.)の予約、ファイルの共有や掲示板上でのディスカッションをこのソフトで行っていて、今や欠かすことの出来ないツールとなっています。

 私は今まで、こういったソフトを使用したことはなかったので、石田会計に入所した当初、あまりの便利さに感動したものです。
電話の取り次ぎ一つとっても、アナログな管理ですと、その人の在席状況を把握するのも不便ですし、メモを残すために席をいちいち立たなければなりません。
今は各人のスケジュールはリアルタイムで確認できますし、電話の伝言メモを残すにしてもグループウエアの機能でメールを送れば済むので効率性は比べ物になりません。
携帯電話でも使用できますので外出先でも事務所の状況が分かりますし、必要な情報をすぐ取り出せます。
また過去のデータ、例えばスケジュールや掲示板上での議論も遡って確認できることで、新しく入所してきた人も情報を共有しやすいという利点もあるようです。
石田会計のような人数が多くない職場でもこれだけメリットがもたらされているので、何箇所にもフロアが分かれていたり、もっと大人数の企業ではさらに力を発揮するのではないでしょうか。
価格も石田会計の場合で年間8万円程、人数や機能によってはもっと安いプランもあるようですし、コストパフォーマンスが良いのも魅力です。

 些細な作業に時間をとられずにすむことは結果として事務所自体のコストパフォーマンスを上げることにもつながりますし、効率良く仕事ができる環境が整っていることはとてもありがたいです。

by 加藤

水曜日, 11月 02, 2011

「善意の形」

 一年ほど前から使用済み切手とペットボトルのキャップを事務所で集めています。
ある程度集まると、私がスタッフの善意と共に、近所の収集所に運んでいます。
 
使用済み切手は、数枚では換金できませんが、kg単位になると換金ができ、金額はオークションなどで決まるそうです。
 10キロ1万円位からのようですが付加価値のある切手は高額になるそうです。
ボランティア団体などが集め、換金後、寄付をするケースが多いようです。
 
ペットボトルのキャップは2kg(800個)でポリオワクチン1人分(20円)になります。
ポリオは小児麻痺ともいわれ、手足の麻痺などの症状が出て死亡の危険もある恐ろしい病気です。治療法がない感染病で、予防するしか方法がないのですが、諸事情で予防接種が行われない国にワクチンを寄付しているのです。

 いずれも、収集しなければゴミになってしまうものですが、少し気をつけるだけで善意を形にできるので、幸せな気持ちで続けることができます。
個人レベルでも、所長の石田は「国境なき医師団」の活動を支援しており、チャイルドスポンサーとして恵まれない子供の支援をしているスタッフもいます。
 継続的に経済支援する活動は大変なので、とても尊敬しています。
 
 今年は震災の関係で金銭支援を始め、色々な善意の形があることを知りました。
決算作業でも寄付金がとても多く、一つ一つ内容を確認しながら処理し、皆様の善意を身近に感じております。
 個人で寄付された方は所得税、住民税に関係しますので領収書と共に、確定申告の時に教えていただければと思います。 
 
by 古橋

水曜日, 10月 26, 2011

「お墨付き」有効利用のすすめ

 商品を勧められるときに、「○○認定」「△△賞受賞」などと言われると興味をもってしまう私ですが、皆さんはどうですか?
 商品そのものよりも、無意識のうちに、「第三者のお墨付き」があるという事実に好感を持ち、それが売り手に伝わってしまい・・・予定外(?)購入ということがよくあります。

 例えば、お菓子のパッケージなどでよく見かけるモンドセレクション(Monde Selection)のロゴがあります。ベルギーの政府系民間団体が行っている食品などの技術的水準を審査する組織であり、賞の名前でもあります。
企業が審査料(1100ユーロ)を払って出品する仕組みで、絶対評価の点数合計によって、特別金賞・金・銀・銅賞があり、審査方法の詳細は非公開のようです。
 また3年連続金賞以上で,国際優秀品質賞という称号が与えられ、私たちがよく見かけるモンドセレクション受賞マークを商品パッケージに使うことができるそうで、某ビールが3年連続金賞受賞をCMなどで広告していますよね。
 
 その効果で、日本からの審査希望が増え、今では応募される全商品の5割が日本からの出品で、その8割が入賞しているようです。
 比較的安い金額で国際的な賞を受賞でき、品質保証にもなるので、中小企業の利用が多いようです。他社商品との差別化につながり大きなメリットがあると思いました。出品のサポートや申請代行のサービス業者もあるようです。

 モンドセレクションに限らず、商品、サービス、取り組み、活動などに対してもたくさんの賞・認定などがあります。
知名度がある賞だけでなく、業界では名の知れたもの、地域密着のものなど「知る人ぞ知る」賞というものも大きな自社アピールになると思います。

 最近では、節電の影響もあり、エコ・ファースト認定企業が新聞で取り上げられていました。
認定を受けていない企業も節電対策をしているものの、認定を受けているとやはり、好感が持て企業イメージアップになりますよね。
 第三者評価の「お墨付き」を広告・企業イメージアップなど経営戦略への利用をご検討されてみてはどうでしょうか?

by 古橋

月曜日, 10月 24, 2011

「世界のさまざまな税金」 

 最近たばこの値上げの話題をよく耳にします。たばこの値上げについては賛否両論あると思いますが、これに関連して世界でも意外なものに税金がかけられているということをニュースで取り上げられていて興味深かったのでご紹介いたします。

ポテトチップス税…2011年9月よりハンガリー国で施行。男性4人に1人が肥満と言われているハンガリーの肥満対策としてポテトチップスを含むスナック菓子や清涼飲料水などに課税されます。

渋滞税…2003年2月よりイギリスで施行。ロンドン中心部の渋滞が多いエリアに自家用車(電気自動車や排ガスの規制をクリアした環境にやさしい車を除く)で乗り入れる際に1日8ポンド課税されます。
これは渋滞緩和と公共交通機関利用の促進を目的とされています。

このほかにもフランスではチョコレートの加工(チョコレートケーキなど)に対して課税されているようです。この制度も健康維持を目的としているそうです。

また、現在は廃止されていますが、ロシアでは国民のイメージを一新するためにひげ税という制度があり、税額は身分階級によって異なったそうです。しかし、ひげは男性の強さや生命の象徴とされていて、ひげに対して課税されることになってもひげを剃らない者もいたそうです。それにしても、ひげに対して税金をかけるなんてすごいですね。

 現在は、財源確保のため増税についてよく取り上げられていますが、本来の目的は私たちの生活を充実させるためにあると思います。健康促進にもなり、財源確保にもつながるのであればいいような気もしますが、生産している企業側にとっては売上が減り、従業員に対して思うように対価を支払えないという状態も生じうるかもしれません。全ての方面から優れた徴収の仕方というのは難しいとか思いますが、その中から最良の選択がされるといいなと思います。

by石原

金曜日, 10月 21, 2011

通勤ラッシュのメリット

私事ですが愛知県に引っ越してきて4ヶ月ほど経ちました。新しい環境に慣れるにつれ、以前よりも性格が穏やかになったような気がしています。
東京はあまりに人が多くてついイライラして、気づかないうちに眉間にしわがよっていることがよくありました。

朝の通勤時からストレス度はかなり高くなります。
身動きがとれないほどのぎゅうぎゅう詰めのなか、電車が揺れるたびに足を踏んだり踏まれたりしないように工夫をしながらひたすら耐えるという修行のような時間を過ごし、職場につく頃には既に疲れきっている状態でした。

車内の雰囲気も全体的にイライラ感があり、言い争いを目にすることも珍しくありませんでした。
それでもホームでの整列やエスカレーターでの右側通行など基本的なルールを乱す人はめったになく、秩序がちゃんと守られていたように思います。

東日本大震災が起きた日、電車が夜中まで動かなかったので、とにかく家の方向に向かって大勢の人々に混じって歩きました。
誰もが黙々と並んで歩いているので、帰宅したのが夜中の3時半という異常事態ではありましたが、混乱によるストレスというものはそれほど感じませんでした。

小さな土地に大勢の人が住むための工夫は自然と身についていて、緊急時でも秩序を守ることが難なくできたのだろうと思います。
そう考えると普段の人混みによるストレスは悪いことばかりではないという気がしました。
忍耐力が自然に身に付くというプラス面があるのだと振り返ってみて思います。

往復2時間のラッシュからの解放はうれしいですが、せっかく得た忍耐力を維持するため、通勤時に使っていたエネルギーを何か有意義なことに注ぎたいなと思っています。


by 鈴木

金曜日, 10月 14, 2011

真似をして学ぶ

 社員教育のひとつにOJTという制度があります。現場における実務を通じて、仕事の一つ一つを身につけていくというものですが、会計事務所の業務も同様で、所内の作業から訪問時の応対に至るまで、実際に経験しながら学ぶことは数多くあります。

 そこで、わたし自身も上司に同行する機会があるときは、貴重な勉強の場として、お客様への物事の説明の仕方や、話の聞き方などを習得できるよう努力しています。
 自分とはどこがどのように違うのかを比較しながら、自分が出来ていないことや足りないところは、どんどん真似をして、自分のものにできるよう心がけています。

 例えば同じ内容を説明するにも、言葉の選び方や話す順序などによっては相手への伝わり方もまったく違ってくるというのは何度も実感しています。また、話しを聞き出すことにも技術が必要なのだということも分かってきました。
 そして、さらにそれが相手の出す結論を左右してしまうこともあるため、とても重要であるということも感じます。

 最近は、わたしが後輩と一緒に、お客様のところへ訪問する機会もあります。
 自分では分かっていても、人に教えるということがどれほど大変かということを身をもって経験し、改めて勉強になりました。相手の良さを引き出して、自分も吸収できればお互いにとって良いと思います。        
 また、わたしが上司の言動を真似たり、参考にしているのと同様に、わたしのひとつひとつの言動が参考にされるということを心得て、身を引き締めて行動しなければと思いました。
 経験者として、自分が先輩から学んだことを伝えられたらと思います。

by 板谷

火曜日, 10月 11, 2011

統計データを活用する

10月18日は「統計の日」です。
統計と聞くと、「無機質な数字の羅列」というイメージがあり、個人的にはあまり馴染みのあるものではありません。
今までは、ニュースなどで統計調査の結果を知る程度で、積極的に活用していませんでした。

どんなものがあるのだろうという疑問から、国の統計の中枢機関である総務省統計局のホームページを見てみました。
すると、実に様々な統計情報が公表されています。
分野は、人口や家計、物価、労働、文化・技術などと多岐にわたります。
また、日本だけでなく世界各国との比較をしたものもあります。

まずは手始めとして、比較的なじみやすい家計調査を見てみることにしました。
細かい統計データをエクセルでダウンロードして中身を確認したら様々なことが読み取れます。

例えば、平成22年の勤労者世帯(2人以上)をみてみると、
(1)1ヶ月当たりの実質収入52万円のうち、税金と社会保険の9万円を差し引いた43万円が可処分所得(手取り)であった。
(2)可処分所得のうち消費支出に32万円使い、残った11万円の8割は預金等の金融資産にあてられた。
(3)消費支出32万円のうち食費は7万円を占め、前年と比べると野菜が減って調理食品が増えた。
といった感じです。

そういえば、最近電器屋で見る冷蔵庫は、冷凍室の容量が大きく、野菜室が小さくなっていますが、裏付けとなる統計データを確認できると納得感が違います。
また、数値中心のデータ以外にも、統計データをグラフ化して解説しているものもあります。
昨年、大きなニュースとなった「たばこ値上げの影響」や「記録的な天候不順の影響」についての解説もあり、分かりやすくて興味深い内容です。

統計データに触れてみた感想は、「公費負担で作られていて無料なのに、使わないのはもったいない」というのが率直なところです。
個人的には、仕事に関係のある部分を定期的にチェックして、お客様への情報提供に役立てたり、将来求められるであろうサービスを検討していきたいと思っています。
御社においても、新商品の開発やプレゼンテーションに役立ててみてはいかがでしょうか。

by 加古宗利

月曜日, 10月 03, 2011

「スポーツの秋」

 学生時代陸上部(800mや1500mなどの中距離 )だったこともあって、先の8月末からの世界陸上の番組はすべて録画をして観戦していました。日本勢が出ている種目ばかりではありませんが、世界トップレベルの戦いは感動と興奮の瞬間盛り沢山でとても面白かったです。

 その観戦の刺激を受けて、気候の良い時期ですので何か運動がしたくなりました。

 そんな時にちょうど目に飛び込んできたのが、“名古屋シティウィメンズマラソン”のポスターです。
 フルマラソンなのですが、“走ってみたい!”という思いつきそのまま、即申し込みをしてしまいました。(実は一番の後押しは、完走者には主催者側からティファニーのペンダントが贈られるということでしたが…笑)

 来年3月11日に開催されるこの大会は、これまで国際大会の選考会だった「名古屋国際女子マラソン」を受け継いで、今大会から競技者のランナーと市民ランナーが一緒に走り、定員15,000人規模・女性のみが参加する大会としては世界初の試みとなるそうです。
 また、ロンドンオリンピックへの国内選考もかねているのだそうで、そんな大会に出られるというだけでもなんだか貴重な体験になりそうです。

 ただ、昔運動部だったことがあるとは言え、ここ何年かは継続的にスポーツをすることもなく、5km、10kmの大会なら出たことがあるというわけでもありません。急にフルマラソンは無謀?と思う気持ちもありますが、とりあえずやってみようと、約半年後を見据えて早速練習を始めました。
久しぶりの激しい筋肉痛の感覚に苦笑いしつつ、走った後は気分もすっきり、なかなか楽しめています。また、走るようになってから、ご飯がより美味しく食べられること、肩コリが解消されるという嬉しいおまけの効果も出ています。

 大会開催のころは会計事務所の繁忙期ですが、体調管理と仕事の管理を上手にこなしつつ、“完走できました!”との嬉しい報告ができるよう頑張りたいと思います。

 皆さんも◯◯の秋、楽しんでいますでしょうか?



by 松浦

火曜日, 9月 27, 2011

「100万円得するより、100万円失う方が怖い?」

先日、株式投資のお話を聞く機会がありました。そこで「株式投資は当然儲けるために投資をするが、現状損をしている人が多い」という話を耳にしました。今の経済情勢を考えればそうかもしれませんが、経済情勢だけでなく人の心理もそこには深く関連しているようです。

プロスペクト理論という考え方をご存知でしょうか?
プロスペクト理論とは大まかにいうと、人は得する喜びよりも損するショックのほうが大きいという考え方です。
具体例で説明してみます。
例えば…
ア.確実に10万円もらえる
イ.確率50%で20万円もらえるが、確率50%で何ももらえない

という選択肢があるなら皆さんはどちらを選択しますか?
この場合アを選択する人が多いそうです。

では、次の場合はどうでしょうか?
ア.確実に10万円失う。
イ.確率50%で何も失わないが、確率50%で20万円失う。

この場合イを選択する人が多いそうです。

ちなみに私は多数派です。このようにアとイのどちらの選択肢も期待値は同じであるにも関わらず、人は得をする選択については無難な選択をし、損をする選択についてはハイリスクな選択をするというのがプロスペクト理論の考え方です。
株式投資をする際もこの心理が働きます。つまり、式投資で100万円得する喜びよりも100万円損したショックの方が大きく感じる人が多いそうです。例えば現在、損をしていても、損が確定するのは嫌だからもう少し待とう…などと損から避ける行動をとった結果、現在よりも損失が大きくなってしまうのはよくある話だそうです。

私も、株式投資ではないですが、損を避けようとした結果、損をしてしまうといった経験はあるので、本能によるものだったんだなと思いました(笑)


by石原

金曜日, 9月 16, 2011

生命保険の契約は年内(平成23年中)にご検討を

個人で一定の生命保険の契約をしている方は、毎年、年末調整や確定申告で「生命保険料控除」という所得控除を受けておられると思います。
この控除額について、平成22年度改正で見直しが行われました。

その内容は、以下のとおりです。
(1)平成23年末までに契約等(変更を含む)をしたもの
 従来どおりの控除が受けられます。(一般保険と年金保険で各5万円、合計10万円が控除限度額)
(2)平成24年以降に契約等をしたもの
 介護医療保険料控除が追加されました(3種類になりました)。
 それぞれの控除限度額が4万円となりました(一般保険と年金保険については1万円ずつ減額となり、全体で12万円が控除限度額)。

改正内容をみると、控除額総額は増えていますが、種類ごとの限度額は少なくなっています。
したがって、減額される一般保険と年金保険で控除を受ける場合は、今年中に契約した方が有利なケースがあるということになります。
(ただし、既に控除限度額に達している方は、追加で契約されても控除額は増えません。)
また、介護医療保険を検討している方は、平成24年以降に契約しないと控除対象になりませんのでご注意ください。

1年あたりの控除額の差はそれほど大きな金額ではありませんが、10年とか15年という期間で考えると結構な金額になります。
特に、一般保険と年金保険について、近い将来契約や見直しを検討される方は、年内に契約等ができるとお得になる可能性がありますので、この機会に検討されてはいかがでしょうか。
なお、契約等の際には、保険会社に「生命保険料控除」の適用についてご確認をお願いいたします。

by 加古宗利

月曜日, 9月 12, 2011

「見ているようで…」

 税理士試験の勉強を始めるまで、世間には会計事務所の看板がたくさんあることに全く気付いていませんでした。地元の見慣れた風景の中ですら、電柱の広告など、“ここにも?あれ、ここにもある”、と急に気付くようになり驚きました。

 上記のように、興味や関心を持つとそのことに関する情報が目や耳に入るようになって、今まで何で気付かなかったのかが不思議なくらいの感覚を味わうことがあります。
 それには脳の神経システムの働きがあって、必要と判断された情報だけ招き入れ、そうでないものはシャットアウトするフィルターの役割をしているからだそうです。
 なので、視界に入っていても興味がなければ見えていないのと同じように認識されなかったり、近くの会話でも全然耳に入らないことが起こってしまいます。また、興味のある話題ならちょっと離れたところにいる人たちの会話も聞こえてしまうことがあるのだそうです。

 先日もまたこんなことがありました。
 友人がお勧めの美術展があると言っていたのに興味を持ったところ、その話を聞いた後から各所にある美術展のポスターに気付くようになりました。その後も、その画家を扱ったテレビ番組が新聞の番組欄で(斜め読みしかしてませんが)目に留まる、ということがありました。
 興味を持つと、うまく情報がフィルターを通ってくるものですね。

 日々五感から得る情報のすべてを受け止めていると脳がパンクしてしまうので、フィルターの働きがそれを防いでいるようです。
 この仕組みを知って、情報収集したい事柄については興味があることを強く意識して脳をフル活用するとともに、関心の度合いによっては見過ごされているものが結構ありそうだ、ということを自覚しなければと思いました。
 普段通い慣れている道だからどこに何があるかわかっている…というような安易な思い込みには気を付け、気づきの感覚を楽しみながら上手に情報収集していきたいと思っています。

by 松浦

金曜日, 9月 09, 2011

少しの工夫で節電に協力

まだまだ残暑も厳しく、節電しながら、少しでも涼しく過ごしたいものです。
そこで事務所でも、所長の石田からの提案で、工夫をしながら、わずかですが節電に協力しています。

ひとつは、外からの太陽の光を遮ることです。
事務所内の作業スペースにある大きな窓にカーテンを取り付け、光と熱を同時にシャットアウトします。日の射す方向にだけ取り付けているため、部屋がそんなに暗くなることもなく、また今までのブラインドと二重にすることで、その効果が倍以上になりました。

一方で、外の光を上手く利用することもしています。
事務所の入り口は、荷物の受け取りやお客様の通路となっているため、ある程度の明るさが確保できれば十分です。そこで、入り口部分に限っては逆にブラインドを開けて外の光を取り入れ、明るさを利用するようにしました。電気を点けたときほど明るくはありませんが、このご時勢ならご理解いただけるのではないかと思っています。

また、業務で毎日使用するパソコンについては、スクリーンセーバーやデスクトップの明るさの設定を変更し、節電モードで使用しています。
さらに、なるべく残業が少なくなるようにということで、帰社時間を意識しながら効率よく仕事を進められるよう心掛けています。

職場での節電に関しては、対お客様や業務効率という問題もありますので、おおがかりなことは難しいように思います。しかし、工夫しながら少しずつでも協力したいものです。

by 板谷

水曜日, 9月 07, 2011

雨ニモマケズ

東日本大震災の被災地の仮設住宅で、傾聴ボランティアが活躍しているそうです。相手に寄り添い、ひたすら耳を傾けるというボランティアです。

入居希望者の約2割は一人暮らしという仮設住宅で、話を聞いてくれる人の存在はとても大きく、待ち遠しそうにカレンダーの次回の傾聴の日に印をつける方もいるそうです。
話すことで、辛い体験による悲しみや不安が和らぎ、前向きな気持ちが湧いてくるのかもしれません。

この記事を読んで、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の一節を思い出しました。

アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシテ
ソシテワスレズ

「雨ニモマケズ」は、宮沢賢治の没後に発見された遺作のメモですが、詩として広く受け入れられ代表作のひとつとなっています。

宮沢賢治の願望といわれているその詩に描かれた人はあまりに清らかで、詩をよむ度に心が洗われ、こんな風に生きられたらいいなと漠然と思うことがありますが、現実は難しいとあっさりあきらめていました。
でも実際に被災地で活躍する人々の良心に従って行動する姿をニュースなどで目にすると、諦めたりせず自分にできることをやっていこうという覚悟が生まれます。

雨ニモマケズ
風ニモマケズ

少し落ち込んだときには、この言葉を思い出して自分を励ましています。また、被災された方々が心を強くもって復興への道を歩んでいる姿にもこの言葉が重なります。

「雨ニモマケズ」は、私にとってはあまりに高い理想のように思えますが、実際の出来事と部分的に照らし合わせながら、その都度教訓を得られたらいいなと思います。

素敵な詩や文章と、もっとたくさん出会って、心に栄養を与えたいと思う今日この頃です。


by 鈴木

金曜日, 9月 02, 2011

「健康について考える」

「健康とは身体的・精神的・社会的に完全に良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱でないことではない」とWHO(世界保健機関)で定義されています。
異論はなく、まさに定義通りの健康でありたいと思うと共に、多分自分は健康だろう、と思いつつも、もう少し健康になれるような気がする!?・・・とも考えてしまいます。
この定義の健康=幸せとも解釈できるからでしょうか?奥深いのでこの辺で・・・。

 以前は、厚生労働省も35歳以上を中高年とし、高血圧、高血糖値、高コレストロールに起因する病気を「成人病」として、健康管理について企業へ行政指導を行っていました。
 最近では、加齢を意識した「成人病」から生活習慣に起因するものなので「生活習慣病」と名称が変わりました。
生活習慣病+肥満となるとメタボリックシンドローム(愛称:メタボ)といい、3年前ほどから腹囲測定や悪玉コレストロールの血液検査が健康診断項目に増えたのでかなり身近に実感できるようになりましたよね。

 腹囲測定の追加の際、「労働安全面から測定は必要」とする厚生労働省に対し、「おなかの管理は個人責任、体型で採用の選別が起きる」と商工会議所などの企業側の団体が猛反発したそうです。
使用者は労働者の健康状態を把握し、異常な所見があれば適正な措置をとる義務があります。企業側からすれば、検査項目が増えることは、労務管理が増えることと同じですので反対する気持ちもよく分かります。
 笑い話にも思えますが、社会保障情勢を考えると病気の「予防」はかなり重要です。
併せて、うつ病の認知度と共に、メンタルヘルスも大切な健康管理の柱になっており、こちらも企業への行政指導が近年増えているようです。
 
 石田会計では春に定期健康診断を行っております。
 健康に関心の高いスタッフが多く、法令基準を上回る、検査項目の多いコースをベースとし、C型肝炎や婦人科検診などのオプションも希望に応じ受診させていただいております。
私も健康診断前は、自分なりにできる限りの努力をしていい結果(?)をとることができるよう頑張っております。
抜き打ちで受けられるくらい、自己管理できるようになりたいものです(笑)

by 古橋

金曜日, 8月 26, 2011

「多面的に」

 
先日、補修所で経営分析の講義を聴講しました。補修所というのは公認会計士試験合格者が修了試験を受けるために通う学校のようなものです。その講義の中で手許流動性比率の話が出てきました。手許流動性比率というのは、手許準備金の余裕度であり、現預金プラス有価証券を1か月あたりの売上で割ったもので表せます。 
 
この比率が高いと、資金がたくさんあるということで、安全性の面からは良いとされています。しかし、資金をたくさん所有していたとしても、それだけでは利益を生み出さず、資金を運用していないという見方にもとることができます。つまり設備投資等の戦略をしておらず、将来性の戦略に不安があるという考え方にも捉えられます。
 
財務数値から経営状態が把握しきれるわけではないので一概にはいえないのですが、このように一つの指標をとっても見方によって捉え方が180度変わることに興味深さを覚えました。
 
これに限ったことではないのですが、一つのことを多面的に捉えるというのはやはり大切だなと思いました。私も日ごろから、一つの答えを導く際に、ここが変化するとどうなるかなどと複数の面から考えるように心がけています。そうすることで、新たな発見もでてきます。

講義を聴き改めて多面的に物事を捉えることの大切さを感じ、これからも多方面からアプローチできるよう努力しようと思います。

by石原

月曜日, 8月 22, 2011

備えあれば・・・

 先日、地域の防災訓練に参加する機会がありました。
 消防署の方々の指導のもと消火器の使い方、バケツリレー、三角巾を使用した応急手当、心臓マッサージなどを実践し、AEDの使用方法なども説明を受けました。
 物干し棹と毛布で担架を作り、けが人を運ぶなど、日常あるものを工夫して使うことを学び、大変有意義な訓練でした。
  
 消防署の方の話で、「訓練をしていても災害時に実践できるのは訓練時の20%位」という話がとても印象に残っています。
 確かに、訓練では自分も周囲も精神状態が安定しているので冷静に判断できますし、指示があるのですべきことが明確です。
 知識・訓練の20%しか発揮できないことを前提に逆算すると、自分に足りない知識・訓練が膨大であると痛感し、少しでも・・・との気持ちで応急手当の簡易マニュアルを非難袋に追加しました。
 
 事故や災害に遭遇する場所は、自宅・職場・外出先など想定できません。
「備えあれば・・・」とは言いますが、今まで非常食や薬、生活消耗品など物資の備蓄しか考えていませんでした。知識の準備もこれから意識していきたいと思います。
 例年とは違い、特別な気持ちで今年の9/1(防災の日)を迎えられそうです。

 災害対策の企業向けのものは、BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)というものがありますがご存知でしょうか?
 
 BCPとは企業が自然災害、テロなど緊急事態に遭遇した場合において、事業への損害を最小限にとどめつつ、事業の継続や早期復旧のため、平時に行う活動や、緊急時の事業継続のための方法を取り決めておく計画のことです。
 中小企業庁が指針を公開していますので是非参考にして下さい。BCP策定が企業取引の条件になっているケースもあるようです。

http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/index.html
http://www.chusho.meti.go.jp/bcp/guidebook/download/bcphint_all.pdf

by 古橋

火曜日, 8月 16, 2011

父の死

先月、父が亡くなりました。
70を目前に控えた69歳でした。

元来、保守的な考えの父は、そうではない私と昔から考えが合わないことが多く、意見を対立させることがよくありました。
それは、学生時代だけでなく、社会人になってからも続きました。
自分のしたい仕事を求めて転職を繰り返す私を、父はいつも心配していました。
今思えば、本当に出来の悪い息子でした。
それでも父は、しっかり者で孝行息子な兄と同じように、優しく接してくれました。

父は本当に真面目な人でした。
それは亡くなる前まで変わりませんでした。
死の直前まで、自分の身辺整理を一生懸命こなしていました。
自分の財産の整理をしたり、葬儀に使う遺影まで、写真屋で撮影してありました。
残された者が争ったり、苦労したりしないように。

亡くなる2週間前の父の日に、甚平をプレゼントしました。いつもプレゼントを受け取ることに遠慮がちな父に、柄違いのものを私も買ったといったら、喜んで受けとってくれました。
その服は、亡くなって自宅に戻ってきた際に、身にまとわれていました。
きっと、そうやってお願いしてあったんだと思います。

父は日曜日の未明に亡くなったのですが、実はその日の午後、病院に見舞いに行くつもりでした。
そして、今までの親不孝を謝りたいと思っていました。
直接伝えられなかった言葉は、通夜の後、棺に入れる寄せ書きに書きました。

「親孝行したい時に親はなし」とよく言われますが、本当にその通りとなってしまいました。
同じ過ちをおかさないように、残された祖母と母を支えられるように努力したいと思います。
そして、今という瞬間を大切にしていきたいと思います。

手術をして声帯のない父が、筆談で「あとはたのんだよ」とメモ用紙に書いてくれた文字が今でも目に焼きついています。

by 加古宗利

金曜日, 8月 12, 2011

新しい発想とこだわり

みなさんは100円均一ショップを利用されますか?わたしは収納グッズなどを購入したり、便利グッズがあればお試しで購入したりと、行けば何かしら買ってしまいます。こんなものまで100円で買えるんだという驚きと同時に、品数も豊富で、無いものはないのではと思うくらい充実しています。
 費用対効果の面からすると考え方は人それぞれでしょうが、いつお店に行ってもお客さんが沢山いるところをみると、繁盛しているのは間違いないようです。

一方、電力不足が予想される今年の夏は、エアコンを止めて扇風機で乗り切ろうという人も多いのではないでしょうか。そんな風潮もあってか、意外にも1台3万円を超える扇風機が売れているそうです。先日、ある雑誌の「ヒットの舞台裏」というコーナーに、その会社の記事が載っていました。従来の人工的な風ではなく「自然の風を再現する」というのが新しい扇風機のテーマのようです。風の質にこだわるという、今までに無い発想が業界に大きなインパクトを与えたようです。

安さを追求するのではなく、あえて質にこだわりヒットを遂げている会社の記事を読み、新しい発想とこだわりを大切にしていることがよく分かりました。世情とは逆の動きをすることは、先が読めず不安が多いに違いないと思うのですが・・・。この点に関しては、商品の企画段階からターゲット像の絞り込みを徹底することにより、性能やデザイン、販売ルートを確定させるそうです。

私自身も、新しい発想やこだわりは大切なことだと日々感じてはいますが、なかなか行動に移すことができないのも事実です。この記事を読んだのをよい機会に、日々の業務など、身近な場面から改めて考えてみるきっかけとしたいと思いました。

by 板谷

水曜日, 8月 10, 2011

「適用もれに注意?!」

 昨年一定の収入のある方には、六月に個人住民税(県と市)の課税通知明細書が届いたと思います。 税額以外の計算や説明書きをご覧になった方はいらっしゃるでしょうか?
 私は新聞の投稿欄が好きでよく目を通しますが、先日、む?と思う投稿記事がありました。

(以下、6/29日付朝日新聞投稿欄「声」より内容を要約抜粋)
 「ふるさと納税を毎年しているが、通知書を見て税金の控除がされていないのに気付き市税事務所に行った。所長がミスは認めたものの、“職員が手作業でやることなのでミスはなくならない。そのために明細書を送っているので確認してください”、との様子で納得いかなかった。市長にはもっと住民から集める大切なお金としての意識を持つよう職員に対し指導して欲しい。」

 ふるさと納税の制度自体は平成20年から始まっていましたが、今年は大震災があり、被災地に何か援助したいという中でふるさと納税という制度(任意の地方団体に寄付をすることにより、住民税の税額控除を受けられるというもの)を知った方、それゆえ制度の利用を考えていらっしゃる方もたくさんみえるのではないかと思います。石田会計ニュースでも何度か取り上げていました。

 上記の投稿者の気持ちもわからなくはないのですが、こういったミスが防ぎきれないのもまた事実です。
 まさか間違っているとは疑わない(ので詳しく見ない)のが大半の方の感覚かと思いますが、この記事を読んで、こういった事もあり得ることを念頭に、重要な資料については中身をきちんと確認することが大事であると再認識しました。
 役所の仕事や住民税の明細書に限ったことではありませんが、皆様にもお気をつけ頂ければと思います。

by 松浦

金曜日, 8月 05, 2011

席替え効果

 石田会計事務所では年に数回席替えが実施されます。
今回は事務所のメンバーが増えたことによる席替えですが、特段理由が無いときであっても年に数回、席替えとなります。
資料やパソコンの移動は大変な面もありますが、この機会に普段掃除が行き届かない所を綺麗にしたり、気分転換になる以外にもメリットはいくつかあったりします。

 今回の席替えは新スタッフが私の席の隣になりました。
今まで他の事務所に勤務していた彼女の仕事のやり方からは、学ぶことが多くありそうですし、他のスタッフが彼女に仕事を引き継いでいる様子を聞いていると、あらためて自分の仕事の方法と比べることもできます。
会計事務所で作成している書類というのはお客様にお渡ししているものが全てではなく、当然ながらその後ろに膨大な裏づけ資料や途中経過の計算書類があります。
それらの資料の作成方法や保管・整理方法は効率良い仕事をするには重要な要素であり、この機会に他のスタッフから学ぶつもりです。

 新たな効率化のアイディアを生み出すのはなかなか難しいのですが、人の仕事のいいところを盗むチャンスが増えるので、ちゃっかり者の私には席替えのメリットは大いにありそうな予感です。

by 加藤

月曜日, 8月 01, 2011

よろしくお願いいたします

はじめまして、6月に入所しました鈴木裕子と申します。
前職は東京の会計事務所でしたので、転居を伴う転職となりました。
愛知県の人々や文化に触れて日々新鮮な気持ちで過ごしています。ぜひ一日も早く、地域に溶け込んでいきたいと望んでいます。

私は、大学卒業後は保険会社などの企業で事務の仕事をしていましたが、ある時期から、税務会計の専門家になりたいと思い、税理士を目指すようになりました。
中小企業の経営者だった父親を近くで見ていて、力になりたいと強く願ったことがきっかけです。

前職では英語を使用する税務会計業務に就いておりました。これまでの経験を生かすことで、役立つことができればと望んでいます。
経営者の方、事業主の方、経理担当者の方を身近でサポートし、応援することができるよう、今後も知識や経験を積み、人間的にも成長していきたいと思います。

私は兵庫県の出身ですが、今年の6月までの7年間は東京と神奈川で暮らしていました。そのため、職場では標準語、家に帰ると関西弁、と自然に切り替えて話しています。
この先はずっと愛知県に暮らすつもりなので、地域の言葉に親しみ、観光名所を巡ったり、手羽先や味噌煮込のおいしいお店を探したり、ドライブを楽しんだりして、愛知県での生活を満喫したいと思っています。
地元のどんな情報でも知りたいので、教えていただけると幸いです。

お客様のお役にたてるよう頑張ります。
どうぞ宜しくお願いいたします。


by 鈴木

火曜日, 7月 26, 2011

「見た目とのギャップ」

 いつの間にか本厄の年となってしまったので、少し前に、はだか祭りで有名な国府宮神社に厄払いに行ってきました。
 雨の日でしたが、大安だったため、お宮参りのため着飾った赤ちゃん連れのご家族がたくさんいてほのぼのした気分になりました。

 ある程度の人数が集まったらご祈祷や厄払いをしてくれるのですが、そこで神事を取り仕切って下さった神主さんが30歳前後に見える若い様子でちょっと驚きました。そう思ったのは私だけではなく同行した母も同様で、また、周りの人も小さな声で「若い方だねえ」と暗にちょっと不安そうな声が聞こえました。

 神主さんになるのに年をとっていなければならないとの制限があるわけもなく、若い方がいても当たり前なのですが、職業によっては残念ながら貫禄・安心感といった意味で若さがマイナスイメージに捉えられることもあります。
 ただ、そのあとの行動によっては若いのに(若く見えるのに)しっかりしている等のプラスへの触れ幅が大きいかもしれません。
 その宮司さんにも立派にお経をあげていただきとても神妙な気持ちになりました。

 私が貫禄といった様子をかもし出すには遠い道のりがありそうですが、逆に見た目とのギャップを利用するくらいの気持ちで日々頑張っていきたいと思った出来事でした。

by 松浦

火曜日, 7月 19, 2011

事前準備の大切さ

わたしは、旅行に出掛けるときは必ずガイドブックを購入し、しっかりと下調べをします。
それは以前、旅行の添乗員の方から、「旅行の下準備は、その旅行を何倍も価値のあるものにする」という話を聞いたからです。のんびりすることが目的の旅行は別にして、それが観光目的であれば歴史やその地域に関する雑誌などに目を通しておくことで、とても有意義な時間を過ごすことができます。

ところで、石田会計では自己研鑽のひとつとして、興味のある外部研修会があれば参加することができます。
以前のわたしは「研修」というと、講師の方の話を聞きに行くとか、知らないことを教えてもらうという受け身の姿勢だったのですが、その添乗員さんの話を聞いてから、研修にも下準備が必要なのではと気付きました。タイトルから内容を推測したり、事前にレジュメが配布されていれば、予備知識を入れておくことも可能になります。それによって、自分が特に聞きたい部分と概要だけおさえればよい部分がはっきりして、講師の方の話がスムーズに入ってくることが分かりました。
さらに、月に一度くらいのペースで内部研修も実施しており、個人個人が実務上経験した内容を還元したり、興味を持って調べた内容を報告したりと、発表の場としても有意義に利用しております。

研修の予習は、旅行の下準備ほど楽しいものではありませんが、研修中の時間を有意義に過ごすとか何倍も価値あるものにするという点では、どちらも同じであり、うまく活用したいと思いました。

by 板谷

「考え続けること」

 石田会計に入所して毎日パソコンと向き合っています。学生時代までは、レポートなどで必要な時に利用するという感じで、操作に困ったときも自己流で対処していました。そのため、例えばエクセルやワードで○○したい!と思った時にどこの機能を使えばいいかわからず、たくさんの時間を費やしてしまうことが度々ありました。

 仕事でパソコンを多用することもあり、もっと効率的に作業したいと思い、時間があるときにパソコン教室に通うことに決めました。
通うたびに、初めて知ることや、同じ目的を達成するのに他の方法があるなど、新しい発見の連続です。今までいかに自分のパソコンの利用の仕方に無駄が多かったかを感じています。

 そして、パソコンに限らず、いろんな場面で知らず知らずのうちに非効率なことをしているんだろうなということを感じました。 それとともに、どんなことでも新しい方法を発見することにはやはり面白さを感じます。

 ついつい、自分の慣れた方法があるとそれに満足してしまうことがありますが、たとえ問題を感じていなくても常に現状に満足せず、改善策を考え続けることが大切であると改めて感じました。これからも、現状よりさらによくなる方法を常に意識しながら仕事に励もうと思いました。


by 石原

水曜日, 7月 13, 2011

体力のはなし

 梅雨の季節柄、気分や体調がすぐれない日もありますよね。
私自身、運動不足は十分自覚しておりますが、最近「体力」について面白い記事を読んだのでご紹介したいと思います。

「体力」と一言にいっても、定義はかなり曖昧かつ広義です。
一般的に「体力」がある、というと筋肉質の人やスポーツマンなど連想しますが、身体的に日常生活上必要な「体力」は次の5つの総合力で判断することができるそうです。
①柔軟性
②敏捷性・・・危険を回避する能力
③筋力・・・起床~就寝までの通常生活をこなす程度の筋力
④巧緻(こうち)性・・・器用な動作をする能力
⑤平衡性・・・低下するとつまずいたり、転びやすくなる

言葉ではあまりピンときませんが、すべて簡単な自己チェックができます。

①自分の右手を肩越しに背中へ、左手を腰から背中へ回し握手ができるか、肩越しからまわす手が左右両方できれば合格
・・・指だけでなくしっかり握手したいですね(笑)
②タオルなどを持ち、頭上にあげ、手を離し、3回拍手してキャッチできれば合格
・・・重力のすごさを体感しますね。
③いすに座った姿勢で両手で自分の体重を10秒支えることができれば合格
・・・重い!
④立ちながら右手をパーで前方に左手をグーで胸に当てる。この動作を左右逆に繰り返す。次に胸に当てる手をパー、前方へ出す手をグーにする。同様に左右逆に繰り返す。自由自在に切替できれば合格
・・・軽くパニックになりますね(笑)
⑤目を閉じて片足で立ち、首を右回り、左回りで一回転する。
逆の足でも同様にできれば合格
・・・ふらふらしてはいけません。

 恥ずかしながら・・・コメントの通り、私の最初の自己チェックは合格には遠く、大変厳しいものでしたが、現状を真摯に受けとめ、毎日少しずつ練習(?)していたら、動きも日増しにスムーズになり、かなり合格に近づいてきました。生活に必要な体力づくりに「汗」がいらないことも発見でした。

まとまった時間をとり運動は難しいですが、少なくとも健康(病気をしていない状態)な時は上記5つの「体力」を保持できるよう心がけています。
「体力」に自信のある方も、ない方も自己チェックはどうでしたか?

by 古橋

金曜日, 7月 01, 2011

ありがとうございました。

 この度、8月末をもって石田会計事務所を卒業という形で退職し、独立することになりました。
 私の父は弁護士法人を経営しています。厳格な父は「娘と働く」という夢を持っていて、私はそのことを知っていましたが、石田会計の居心地の良さに甘えて、ずっとここで働いていたいと思っていました。
 ある日、所長である石田が父の夢を知り「お父さんの所へ行ってあげたら」と独立を提案してくれたことと、そろそろ親孝行をしたいという思いで、あえて厳しい環境に行くことを決意しました。

 私は昔から人との巡り合わせの運だけはとても良く、唯一自信を持てる部分でした。その自信が、社会に出て石田会計で働くことによって、確信に変わりました。
 今までたくさんの社長や事務の方と巡り合ってきましたが、やはり、尊敬できる部分をたくさん持っている方ばかりでした。そうした人たちに巡り合うことで、私を育てていただいたことをとても感謝しています。

 退職のことをお話させていただいたお客様には、退職を惜しんでいただき、温かい激励の言葉をいただきました。
 これからは決して楽な道のりではありませんが、お客様の言葉や行動をお手本に乗り越えていきたいと思っています。

 担当のお客様を始め、ゴルフコンペなどでお会いした方々、ブログを読んでいただいていた方々、今まで本当にありがとうございました。皆さんに巡り合ったことは私の財産となりました。
 私は、石田会計事務所というこのスタッフのメンバーで働くことが出来たことを誇りに思っていますし、とても楽しかったです。
 またいつか、どこかでお会いすることがありましたら、ぜひお声をかけてください。


by 村上

月曜日, 6月 20, 2011

税理士登録を控えて

 一般的に、生活の中で一番身近に接する専門家は医師や歯科医の先生方でしょうか。ビジネスをやっている方たちには税理士、会計士も身近だと思います。

 専門家相手には、やはり素人という思いから心理的な立場が弱くなるのを感じます。 病院の先生に質問するときには、ドキドキすることもあります。
 みなさんはどうでしょうか?
 個人的な経験ではありますが、こういうことを考えると、専門家を活用することは、人によっては心のハードルが高いのかもしれません。
 
 会計事務所のスタッフとしては、お客様とのちょっとした雑談などから申告に関係するようなご家族の結婚や就職のことを知ることが出来たり、“以前にも聞いたけどもう一度教えてもらえるかしら”と遠慮がちに言われることがあると、お客様と気軽に話ができる関係を作り出すことがいかに大切であるかを痛感します。

 私は税理士登録を控えていますが、税理士という職業は先生と呼ばれることが多いです。呼ばれ方は何であれ、いつまでもおごらず、気軽に話ができる税理士になることが私の目標の一つです。
 お客様とはそんな良い関係を築く努力を続けて行きたいと、改めてそんなことを思いました。



by 松浦

「サマータイム」

日本ではあまり普及していない「サマータイム」ですが、今年は節電対策として導入する企業が増えているようです。
 
もともと緯度が高く、夏の日照時間が長い欧米で普及している制度です。
きっかけは第一次・二次世界大戦の資源節約のためなので、前向きにというより、必要に迫られてという状況で始まったようです。

日本の場合、国内の時計合わせ(夏時間への修正)を行う本格的なものではなく、「企業版サマータイム」という「勤務時間の前倒し」のことをさします。

今まで、早出しても早く帰れないので労働時間が増える、生活リズムが崩れる、など反対派が多く不評でしたが、今年は、会社員対象のインターネット市場調査によると、節電のため“賛成”&“とりあえず賛成”が6割と、反対派を上回っているようです。

企業側も政府が消費電量の削減目標を課す、ということもあり、必要に迫られて検討・導入という感じでしょうか。
クールビズを前倒しで実施、夏季休暇の増設などでは達成できないほどの高いハードルのようです。

 サマータイムのメリット・デメリットは業種・個人のライフスタイルによって様々と思います。
個人的にも、省エネの必要に迫られている状況を「いい機会」と前向きに考え、今年の夏のすごし方を工夫しなければ、と思っております。
大掛かりな節電はなかなか難しいですが、安易にエアコンに頼らず、風鈴など涼しげな和のインテリアを増やしたり、清涼感あるメニューの工夫など、「五感」で涼しさを感じられるよう例年以上に努力したい思います。

お客様からも、仕事・プライベートともに夏場の節電対策への工夫など教えていただけると嬉しいです。

by 古橋

火曜日, 6月 14, 2011

「バランスよく」

 先日、新聞で、人間を植物に例えている記事を読みました。その記事で、顔には植物と同じ名前の器官があることを知りました。例えば、目は芽であり、鼻は花であり、歯は葉であり、耳が実であるといったように…言われてみれば確かに同じだなぁと思いました。

この記事を読み、以前、お城に行ったときにもらった絵葉書にかかれてあった「花があるのは根のおかげ」という言葉を思い出しました。私は、根が人間の心にあたるのではないかと考えています。人間も心を充実させることで、活動するための原動力になってくると思います。そのためにはやはり偏りなくバランスよく生きることが大切のように感じます。

仕事を始めて2ヶ月、新しいことを一つずつ覚え、充実した毎日を送り、休みの日には友人と会ったりなどしてリフレッシュするといった日々を送っています。私の中でバランスがとれてないなぁと感じるところは運動です。

通勤には自転車を利用したり、エレベーターではなく、階段を利用してみたりなど多少なりとも運動は意識しているのですが、どうしても運動不足を感じています。もう少し落ち着いたら、自分の生活の中にジムに通ったり、ヨガをやるなど、運動時間を取り入れ、バランスよく、より充実した日々を送りたいなと思う今日この頃です。


by石原

金曜日, 6月 10, 2011

今の自動車税に思うこと

毎年5月末は自動車税の納期限です。
私の自宅にも5月2日に納税通知書が届いており、毎年のことなので深く考えず封筒を開けてみたのですが・・・。
開けてびっくり、昨年よりも多い金額が記載されていました。
これは間違いではないかと思い、調べてみたところ、平成10年3月新車登録のマイカーは今年から税額が増えることがわかりました。

この措置はグリーン化税制と呼ばれるもので、平成14年度から実施されております。
一定の燃費や排出ガス基準をクリアした新車は、その登録の翌年度分が50%減税になる制度です(愛知県の場合)。
その反面、ガソリン車で新車登録から13年(ディーゼル車は11年)を経過したものは、10%の増税になります。
減税の方は覚えていたのですが、増税についてはうっかり忘れておりました。

それにしても、この「グリーン化税制」、環境にやさしいものは減税、環境負荷の大きいものは増税という趣旨ですが、古い車を乗り続けることが環境によくないという前提が何かしっくりきません。
車は限りある資源で作られていますので、それほど低燃費でなくても、なるべく長く使う方が環境にやさしいと思います。
それに、車の製造過程でも、リサイクルをするにも、エネルギーを使用して環境に負荷をかけているわけですから。

学校では、「物は大切に使いなさい。なるべく長く使いなさい。」という教育をされていると思います。
それがエコロジーの基本だと思いますが、税制がそれに逆行するようでは問題です。
元々、景気対策の側面もあったかと思われますが、気分良く、愛車を乗り続けられるような制度になってほしいなと思いました。

by 加古宗利

月曜日, 6月 06, 2011

魚のつかみ取り大会

先日、地元で観光客向けに魚のつかみ取り大会があり、もの珍しさも手伝って多くの人で賑わっていました。わたしも、主催者側の手伝い半分・お客さんとしての魚目当て半分ではりきって参加しました。

 網の両端についたつなを引っ張って魚を引上げる「地引網」という方法で行なうのですが、参加した100人超の人が左右の2列に分かれ、魚のたくさん入った網を思い切り引っ張ります。どちらかに力が偏ると、網がゆがんで魚が逃げてしまうため、左右が均等になるように指示を出しながらの作業です。興奮状態の人たちに旗や笛で指示を与えるのは、なかなか大変なもので、思うように言うことを聞いてはくれません。なんとか参加者が疲れすぎず飽きのこないうちに終わらせるようにと、そのタイミングに気を遣いました。

 “少ししか獲れなかったらどうしよう”という心配をよそに、引上げてみると予想以上にたくさんの魚が入っており、みんな喜んでいるだろうと思ったのですが・・・
最近の子供は生きた魚が恐いと言って、つな引きはできても、つかみ取りはできない子が多いようです。つなを引いていたときの、さっきまでの笑顔がすっかり消えていました。なんだか後味の悪い思いをさせてしまって可哀想だったかなと思ったのですが、実物の魚を知らずお刺身が泳いでいると思い込んでいる子供もいるという話を聞いたことがあり、そんな子供にとっては大事な経験だと思いました。

私自身、初めて企画する側の立場に立って参加したのですが、参加者みんなが楽しんでいるかなとか、次の作業がスムーズに流れるようになど、普段は気に留めないようなことに神経を使い、いつもとは違った視点で見ることができました。これからは自分が催しものに参加するときは、主催者側の視点でも見てみると発見があり面白いかもしれないなと思いました。

by 板谷

金曜日, 6月 03, 2011

キャラクター化

 毎日の電車通勤のなかで周りの人を見ていてに気がついたのは、かなりの確率でキャラクターグッズを人々が身につけているということです。
意識して見てみると、子供たちや学生に限らず、大人もキャラクターを様々な形で持っていました。
考えてみると動物や乗り物、お天気マークまでも擬人化されキャラクターとして可愛らしい形をして生活に溶け込んでいます。 定期券にでさえキャラクターがついているので、自分であえてグッズを購入していない人でも、いつの間にか持っているということになります。

 キャラクターというと私が子供の頃、父の仕事の関係で外国の方を家に招待した時の事を思い出します。
会話の中で、「蛸(タコ)」を説明する際、絵を描いてみたのですが全く蛸と認識してもらえなかったということがありました。
私の描いた蛸は赤くて頭が丸く、口がひょっとこのように突き出ていて足が八本、日本人なら誰もがソレが何であるか認識できるものです。(よくたこ焼き屋さんにあるような絵です)
やっと蛸であると通じた時に、相手の外国の方が描いてくれた蛸は、茶色で頭が小さい代わりに、足が長くかかれたとてもリアルなもので 、その時に初めて、自分の頭に想像していた蛸は擬人化された、キャラクター化されているものだということに気づきました。
知らぬ間にキャラクター化されたものが自分の中での蛸の認識になっている事に気づいた時の驚きを今でも良く覚えています。

 日本ではキャラクターグッズが溢れているということは周知の事実ですが、商品にキャラクターが付くということに留まらず、生活のあらゆる部分に潜り込んだ結果、人の意識の中までキャラクター化が進んでいるというのは、文化として根付いている何よりの証拠だと感じました。

by 加藤

月曜日, 5月 30, 2011

コヴァチツァ村の人に学ぶ

先日、テレビで海外へのホームステイに関する特集番組で、セルビア共和国にあるコヴァチツァ村が取り上げられており、興味深く見ました。この国は複雑な分離統合の歴史を経て、2006年に建国された新しい国ですが、郊外の村にはいまだに昔ながらの生活習慣が色濃く残っています。広大な農地で野菜やとうもろこしを育て、牛・豚・鶏などの家畜を飼い、自給自足の生活を営んでいました。

「絵にしたくなるような生活」と紹介があったように、普段着の民族衣装は色彩も鮮やかで、農作業にもかわいらしい作業着に着替えて馬車に乗って出掛けたりと、日々の作業や労働を楽しみながら暮らしているのがはっきりと分かりました。
「感謝」という言葉が様々な場面で使われており、うれしいからという理由で何度か涙を流していたのがとても印象的でした。
テレビで見る限りでは、日本に住む私のほうが明らかに便利で進んだ生活をしているにもかかわらず、なぜかコヴァチツァ村の生活が羨ましく感じられました。それはたぶん、私自身が今の便利な生活に慣れてしまっているからかもしれません。

そういえば、もともと海に囲まれた田舎で育った私は、「こんな素敵なところで暮らしているなんて羨ましい。」と言われても、その時はそれほどに思わなかったことをふと思い出しました。その時の私にとっては、それが日常であり、当たり前のことだったのですが・・・。今となっては、逆に田舎の生活に憧れるようになり、わたしもどうやら“都会人”の仲間入りのようです。

 隣の芝生は青く見えるものですが、他と比べる前に良いところを見つける工夫や努力をしなければ・・・と、きれいな農村風景の幸せそうな生活を見ながら、色々な意味で考えさせられる番組でした。

by 板谷

木曜日, 5月 26, 2011

水たまり

 家の前の側道は水はけが悪く、雨が降ると3×1メートルぐらいの水たまりが2、3日続きます。車の乗り降りの時も靴が濡れたり、歩く時も大周りをしたり、私は少し困っていて、いつか水はけを良くしてやろうと思っていました。
 そんなある雨上がりの晴れた昼時に、天気も良く、少し暑いくらいなのに、その水たまりだけ晴れを否定しているように見えて、水はけを良くすることを本気で考え始めました。

 その時、一羽の雀が降りてきて水浴びを始めました。私は雀に悟られないよう、静かに見守りました。すると二羽三羽と雀が降りてきて、次から次へと気持ち良さそうに水を浴びて、飛んで行きました。雀がパシャっとするたび、水たまりの水が太陽の光でキラキラと光り輝き、雨が上がった嬉しさを雀が語っているようで、私はスローモーションのようなその光景に見とれていました。

 その光景を見て、子供の頃、冬になるとよくこの水たまりが凍って、ミニスケートをして遊んでいたことを思い出しました。近所にはこんなに大きく凍る水たまりはなかったので、冬になると家の前に子供が集まるのが誇らしかったことを、懐かしく思いました。

 水はけを良くしていたら、少しの利便性を手に入れる代償に、あの素敵な光景と思い出を失うところでした。
 自分にとって不要なものでも他にとっては必要であったり、時の経過により必要だったものを疎ましく感じたりというのは、よくある話かもしれません。何か改善をしようとするとき、スピードも大切ですが、それは本当に改善であるか、自分勝手なものではないか、一度立ち止まってじっくり考えるみることも大切なことだと思いました。
 水はけを良くするプロジェクトは、危険がない限り中止することにしました。(笑)

by 村上

火曜日, 5月 24, 2011

舞台鑑賞

 以前から興味のあった「劇団四季」のミュージカルに職場の同僚と行ってきました。

 舞台を観るということ自体、私にはほぼ初めての体験であり、
生の観劇ならではの会場の一体感に興奮しつつ、
テレビや映画といった「映像」を鑑賞するものとの違いを知ることができました。

 場面の切り取り方、見るポイントが製作サイドによってある程度作られた映画やテレビと違い、
舞台は観客それぞれが自分なりの注目の仕方やポイントを絞って観られることが、
大きな差であると感じます。
自分なりの楽しみ方の幅があるという点では、本と漫画の違いに似ているのかもしれません。
想像力を駆使して楽しむ本と、絵により具体的な指示があり受身な刺激の漫画を比較した時、
同じストーリーでも感じることは異なるというのは、多くの方が実感していることかと思います。
日常生活においても、場面の切り取り方やどの人に感情移入するするかを意識的に変えてみれば、
いつもと全く違った世界が広がってくるかもしれません。

 会場にはミュージカルを楽しむ子ども達も多くみられ、
こういった自分なりの感動を得られるものを、小さな頃から親しむ習慣があるのは素敵だなと、
大人になってから観劇デビューした私は少し羨ましく思いました。

by 加藤

金曜日, 5月 20, 2011

現金の管理をなくす

現金の管理や経理処理に時間がかかっていませんか?

担当者の方にとっては、時間のかかる面倒な仕事という印象が強いのではないでしょうか。
実際、生産的な仕事ではないので、できればない方がよい業務という位置づけになると思います。
また、扱う金額が多額な場合には、横領等の不正を誘発する要因ともなりますので、経営者においても気になる存在です。
そこで、このやっかいな業務を減らす(できれば、なくす)方法をご紹介したいと思います。

<現金業務を減らす方法>
①従業員の経費精算を振込にする。
経費の立替精算をその都度現金で行っている会社は多いと思います。
これを例えば月1回締め日を設定して給与とともに振り込むようにすると、手数料も余分にかからず、精算作業も月1回にまとめることができるのでその点でも効果的です。
もし、多額の立替が発生する時は、あらかじめ給与振込時に仮払いしておけば良いと思います。

②現金で支払いをしているものは振込や引落に変更する。
現金集金の業者が来る度に、金庫を開けて支払い対応をするのは面倒だと思いますが、実際には銀行振り込みや口座引落しに変更できるものがほとんどだと思います。
もしダメな場合は、小切手払いにすると良いと思います。

③必要に応じてクレジットカードを利用する。
面倒な精算作業がなくなりますので、多額の立替が発生する可能性の高い役員の方におすすめです。
ただし、カード利用控えは原則保管が必要です。

上記のように変更することで、売上等の現金回収がない会社であれば、試算表の「現金」勘定をなくすことができます。現金取引がなくなれば、会社の経理の透明性も高まるでしょう。実際、会計事務所がチェックする上でも、現金取引が少ない方が安心できます。
また、現金回収がある会社でも入金管理だけになれば、随分手間が減るのではないでしょうか。
「現金」の特に出金部分をなくすことで、時間(人件費)の節約と不正等のリスクを減らすことができます。
従業員の同意を得られれば、特にコストも発生しない方法ですので、おすすめいたします。

by 加古宗利

月曜日, 5月 16, 2011

がんばろう日本

 被災地の復興を願うと同時に、自社事業活動への影響をご心配されている方が多くお見えになると思います。
取引先の被災により部品調達が不可能になった場合、運搬ルートが確保できず納品ができなくなった場合などケースは様々です。
 被災地限定ではない、比較的対象が多いと思われる厚生労働省の助成金をご紹介したいと思います。

 リーマンショックを機に利用が大幅にアップした「雇用調整助成金」も昨年末の円高対策要件緩和に続き、今回の震災では特例が創設されました
 
通常は直近3ヶ月の売上等を考慮するのですが、災害救助法適用地域(現在宮城県含む9県が指定)との取引が一定規模以上(売上又は仕入など1/3以上が目安)の場合、直近1ヶ月での判断となります。
 申請に要する期間が2ヶ月短くなった分、タイムラグが少なく人件費が調整できます。
 ただし、仕入製品製造は宮城県だが、仕入仲介業者は愛知県の場合は、間接的な影響とみなされ、従来通り直近3ヶ月での判定になる可能性が高いようです。

そもそも、「雇用調整助成金」は解雇防止を支援する助成金です。
受給要件の一つとして、使用者都合の休業に対し、休業手当を適法に支払うことが条件です。
 本来、労働法で天災事変等の不可抗力の場合は、使用者都合に当たらないので、法的に休業手当の支払義務はありません(無給でよい)。計画停電も同様に取り扱う通達が出ています。
  ちなみに、愛知労働局によると、県内では震災の直接被害がないため、休業手当の支払義務がないと判断されるケース(不可抗力)は無いのでは・・・との見解だそうです。
 
 震災被災者雇用に対する助成金も拡充予定です。
障害者等の雇用支援である「特定求職者雇用開発助成金」の対象が、宮城他9県の震災被災者にも適用予定です。
現状、詳細検討中だそうですが、ハローワークからのお願いとして、面接旅費、社宅、転居資金などできるだけ配慮してほしいとのことです。

一部の紹介ではありますが、自社の従業員の雇用・生活を守ることや被災者雇用に対し、助成金が拡充しております。
会計事務所としても情報収集に努めておりますが、気になる事があればご相談いただければと思います。

by 古橋

「私も・・・伊達マスク?」

 私は花粉症なのですが、飛散量が異常に増えた今シーズンは薬を飲むだけでは対応できず、マスクをつけることが多くなりました。

 以前はマスクをつけるのがかっこ悪いような気がしていましたが、花粉症対策にはもちろんのこと、まだ寒かった時期には防寒効果、乾燥対策にもなり、なかなか良いものだなあと、手放せなくなりました。

 なかなかの快適さを感じていたところ、新聞の特集記事の中で、伊達マスクという言葉があるのを知りました。
 風邪でも花粉症でもないのに、年中マスクを手放せない、素顔を隠すためにつけるマスクをいうのだそうです。若者について取り上げた特集であったのですが、私もそうです、と大人からも反響も大きかったようです。

 どうやら、自信のない自分を隠したい、近所で気づかれたくない、怒られても聞き流せる?と、自分を守る鎧のような効果を感じているようです。

 実は私もマスクでなんとなく安心感を感じていました。深層心理では私も目立ちたくない(普段から特に目立っているわけではないですが・・・)等内向きになっていないか、ちょっと考えてしまいました。

 顔が半分隠れているというのは表情が読みにくく、相手方にとってはコミュニケーションがやりにくいものです。
 花粉症シーズンの終わりと共に、心も体も晴れやかな気分でマスクとさよならしたいと思いました。

by 松浦

木曜日, 5月 05, 2011

よろしくお願いいたします

 4月から入所することになりました石原めぐみです。

 私は昨年の11月に公認会計士試験に合格し、石田会計に入所することになりました。

 受験勉強をしていた頃は、膨大な試験範囲をいかに効率的に勉強するかということを
常に意識していましたが、最後まで課題でもありました。私は全てにおいて全力で取り組みたいと
思ってしまうところがあるのですが、限られた時間の中でそれを行うには無理がありました。
受験勉強を通して、最大の効果を生み出すためには、全てにおいて全力で取り組むことではなく、
自分の中で優先順位を見極め、メリハリをつけて取り組むことであるということを学びました。

 これは仕事に対しても大切なことではないかと感じています。お客様が求めているものを見極め、
提供するために時間をどう使うかが大切になってくると思います。まだ、入所したばかりですが、
常に意識し取り組んでいくことで、お客様に満足いただけるよう、精一杯頑張りたいと思います。

 よろしくお願いいたします。

by石原

水曜日, 4月 27, 2011

効率をあげて気持ちにゆとりを

先日、雑誌の特集で『時間の使い方』に関する記事を読みました。
その中のひとつに、「忙しくて時間が足りないとき、たいていの人はどうにかして時間を作り出そうとしますが、1日が24時間から48時間に増えることはないので、効率をあげることが最良の方法だ。」とありました。

 効率をあげることが良いということは分かっていても、いざ何をしたらいいのかと考えていたのですが・・・

 最近、自分の活動時間を30分繰り上げてみることにしました。夜、30分寝るのを早める代わりに、朝を30分早く起きるのです。これなら睡眠時間は変わりません。ただ、夜の活動時間が減ったので、今まで夜にしていたことを朝の時間帯にしています。朝は、家を出るまでの時間が限られているので、てきぱきと行動できるようで作業がスムーズに進みます。また夜は、時間が空いてゆっくりできるようになりました。同じ時間の範囲内で、同じことをしているのに、ゆとりの時間が増えたのです。これって効率があがったのかも!と自己満足しています。

 また、ネットスーパーも時々利用するようになりました。重い荷物も玄関先まで届けてくれるし、何より出かける時間と手間が省けるので大変重宝しています。お店によっては店頭より少し値段が高い場合もあり、贅沢かなと感じることもありますが、配達料金だと思えば納得のいく値段です。荷物が届くまでに・・・と、やる気も出て仕事がはかどります。

 体力勝負で片付けるよりも、ひと工夫して気持ちよく片付けるほうが、精神的にも良さそうです。そして、これがまた次の行動への効率化につながるのかもしれないと感じています。

by 板谷

火曜日, 4月 19, 2011

「ちきゅうのためにできる10のこと」

 2年ほど前に世界19カ国で同時刊行された、イギリス生まれのグローバルなエコ育絵本の題名です。
表紙から工夫され、親しみやすいイラストに切り抜きの仕掛けがあり、文字の配置などもユニークでページをめくるのが楽しみです。
内容は、
「しょくぶつはけんこうによい、きれいな空気をつくってくれるよ」
「はみがきのときにすいどうをとめるとコップ18はい分の水をせつやくできるよ」
「ごみをかたづければ、ちきゅうはせいけつであんぜんになるよ」
「電気をこまめに消したり、小さなワットにかえると、大切なエネルギーや電力の節約になるよ」
など身近に、簡単にできることがやさしく書かれています。

 本の最後は「ちきゅうがだいすきだから」と締めくくられ、ほのぼのとしたやさしい気持ちになれ、心にしみる本でした。

 私自身も、詰め替え商品の購入やリサイクルなど自分なりにエコを心がけていますが、改めて考えると、エコ=節約ととらえていた自分の認識が小さく感じられました。

 これからはエコを節約と捉えるのではなく、地球への「愛情」と認識を変え、何事にも「愛情」をもち生活していきたいと思います。

by 古橋

水曜日, 4月 06, 2011

震災を機に改善点を見つける

 ニュージーランドに続き日本国内でも地震が相次ぎ不安な日々を送っています。

 ニュージーランド政府の会見を見ていて気づいたのは、記者会見の場に手話通訳者の方もいたことです。
この時に初めてニュージーランドでは「ニュージーランド手話」が公用語として認められていることを知りました。

 進んでいるなと感心していた矢先に日本国内で震災が起きました。
日本でも、今回の地震での会見で手話通訳の方が時々は映っていらっしゃいますが、きっとこういった非常時は障がいのある方は他の方よりも情報が少なく不安な気持ちでお過ごしだろうなと思うとますます心が痛みます。
計画停電の報道も「エリアの詳細は東京電力のHPをご覧下さい」とテレビでアナウンサーが伝えるたびに、インターネットを使えない方はどうするのだろう、目が見えない人は音声だけで今の状況をどう捕らえているのだろうと様々な事を考えてしまいます。
私の兄弟もハンディキャップがあるので、災害時の対応は日ごろから不安要素であり、またこのような思いを抱えている方は少なくないのではないでしょうか。

 これを機に「情報弱者」といった人たちがなるべく生まれないような対応策を考えてもらいたいと願うと同時に、災害に備えて、食料の他にも情報や連絡の手段も考えておかなければと痛感いたしました。

by 加藤

月曜日, 4月 04, 2011

「善意を最大限に活かすために」

 名古屋駅や栄駅周辺には献血ルームがありますが、よく、「血液が不足していますのでご協力を」と呼びかけているスタッフを見かけます。
 先日の東日本大震災の被害状況を見聞きするにつけ、献血をしたほうがいいのではないかと多くの方が思われるのではないかと思います。実際、すでに普段よりかなり多くの人が献血ルームに殺到しているというニュースを聞きました。

 献血が災害時に役立つことは周知の事実です。ただし、献血によって製造される血液製剤の種類によっては使用期限が短いものがあること、また、一度献血をしたら次の献血のためには一定期間空けなければならないことから、赤十字のHPでは一時期に偏ることのない継続的な協力を呼びかけています。

 せっかくの善意の行為です。一刻も早く援助の手を差し伸べたいという気持ちはとても素晴らしいものだと思います。ただ、こういった非常時の献血では、状況により早く協力することがベストとは限らないようです。
 すぐ献血に行ったほうがいいのかな?と思い、ふと覗いた赤十字のHPでしたが、「現時点では安定的に供給を行えています」との記載が出ていたことで、もう少し様子をみてから協力しようと思いました。

 献血に限りませんが、善意を最大限に活かすため、行動を起こす前には情報収集を試みることが大事だなと感じました。
 被災地の方々の一日も早い状況の改善と復興を願っています。

by 松浦

木曜日, 3月 31, 2011

災害と税務上の救済措置

東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災された方々、ご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧復興をお祈りいたします。

災害にあわれた方には、税務上において、様々な救済措置が設けられていますので、ご紹介いたします。
復旧復興の一助にして頂ければと思います。

・各種申告・納付期限の延長
青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県の方については、平成23年3月11日以後に到来する申告等の期限が、全ての税目について、自動的に延長されます。
また、上記以外の方も、災害が原因で申告等が困難な場合は、申請により延長が認められる可能性がありますので、所轄税務署にご相談下さい。

・被害がある場合の所得控除・税額軽減等
災害によって、住宅や家財などに損害を受けたときは、雑損控除と災害減免法による税金の軽減免除のどちらか有利な方法を適用可能です。

・消費税の届出書
課税事業者や簡易課税制度の選択に関する届出書について、特例が認められています。

これら以外にも、様々な救済制度が設けられていますので、所轄税務署にお問合せ頂ければと思います。

また、震災に対し寄付をされている方も多いと思います。
これについては、災害に対する義援金等で、国や地方公共団体に支払ったもの、また最終的にそれらに拠出されることが明らかなものは、個人では2,000円を超える金額(ただし、上限あり)について寄付金控除が、法人では全額が損金にできます。
特に、寄付金控除を受けられる方は、平成23年の確定申告で領収書等が必要となりますので、大切に保管してください。

上記内容は流動的な部分もありますので、最新の情報は国税庁のホームページをご確認頂ければと思います。

by 加古宗利

火曜日, 3月 22, 2011

会計情報を公開して業績アップ(実践編)

前回、会計情報を公開することによるプラスの効果を私自身の経験から説明させていただきました。この効果は、会計事務所に限ったことではなく、ほとんどの会社で期待できるものだと感じています。
そこで、今回は実践する上でのポイントについて書いてみたいと思います。

情報公開する際のポイントは以下の4つです。
①公開内容を選定する
損益計算書の大枠を公開することからスタートすると良いと思います。
無理に個別の役員報酬額などをオープンにする必要はないと思いますが、少なくとも売上高、粗利益(率)、人件費合計とその他費用合計、経常利益が分からないと全体像を把握しにくいと思います。
②情報を理解するための研修を行う
せっかく公開してもそれを正しく理解できないのであれば、意味がないどころか逆効果になる可能性もあります。
簡単な仕組み(どうすれば利益が増えるか)について理解できるよう研修をするべきだと思います。
(石田会計も研修のお役に立てれば幸いです。)
③権限委譲をすすめる
経営感覚を持ってもらうためには、従業員の裁量を増やして、自ら判断・行動した結果を直接受け止められるようにします。これにより、責任感と達成感を感じることができます。
④成功報酬でやる気を喚起する
目標が達成できたら、あらかじめ決めた方法で賞与等で還元すると、モチベーションが高まると思います。また、なるべく多くの従業員に還元できる方法が良いと思います。

会計情報を公開することは、リスクやプライバシーの問題を伴う部分があり抵抗もあるかと思います。
しかし、会社の置かれている状況を知らないでいると、従業員の誤解や無責任、無関心を生みます。
例えば、経営者が「会社は赤字だから給与は上げられない」といくら説明しても、会社の収益構造を知らない人において、「赤字なのは経営陣の責任だ」とか「役員が給料をもらいすぎなんだ」といった誤解を招きかねません。
また、従業員が会計情報を正しく理解し、従業員一人ひとりが経営に関心を持つことができれば、経営者では気づきにくい無駄をなくすことができたり、現場からの改善提案の増加が期待できると思います。

思い返してみると、業績の良い会社ほど情報公開度が高い印象が強いので、そこには大きな関連性があるのではないかと思っています。
従業員と「Win-Win」の関係を築けるように、まずは損益計算書の大枠から公開してみてはいかがでしょうか。

by 加古宗利

金曜日, 3月 18, 2011

お客様のお言葉

 『私事ですが、3月に結婚することになりました。』と最近お伺いしたお客様にご報告させていただきました。
 『おめでとうございます』というお祝いの言葉をいただいたと同時に『まだ辞めませんよね?』と質問されました。『引き続き、頑張ります。』と答えたところ、『そう、それなら良かった。』という言葉をいただきました。

 私たちの仕事は、試算表や決算書、申告書などを作成する仕事です。主に数字を扱う仕事ですが、その数字の中身はお客様が一生懸命働いた証の蓄積であり、とても責任の重い仕事だと思っています。
 そのため、楽しい話ばかりではなく、時には言いにくいことや聞きにくい話しもしなければなりません。そんな時は言い方に気をつけたりして、誤解を招かないよう配慮することも重要な仕事です。

 訪問させていただいたり、電話やメールでのやり取りをする中で、業務的なお話以外にも、昔のことや近況のことなどプライベートな話を聞かせていただくことが、私にとってはとても楽しい時間となっていました。 しかし、お客さまにとってはどうなのだろうか?というのが常々頭にあることでした。

 今回の結婚の報告をさせていただいた時に、お客様にとっては何の気もない会話だったかもしれませんし、気を使って言って下さった方もいらっしゃるかもしれません。
 しかし、私にとっては、お客様が私を必要として下さっていると思えたので、大袈裟かもしれませんが、この仕事をしていて本当に良かったと思えるぐらい嬉しいお言葉でした。
 些細な言葉が、相手にとって大きな影響力を与えることもあるのだと、今回身を持って感じることができました。

by 村上

火曜日, 3月 15, 2011

ユニバーサルデザイン

 デパート等のお手洗いに入った際、水を流すレバーがどこにあるか分からず困った経験をお持ちの方は少なくないと思います。
最近のトイレは多機能になったこともあり、水を流すだけでもレバー式、ボタン式、自動水洗だったりと、一見しただけではどこに何があるのか迷ってしまいます。
困っていらっしゃる方に声をかけられ尋ねられた事も、一度や二度ではありません。
こういったデザインは統一すべきではないのかと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか?
私でも右往左往するので、きっと外国の方が使う時はさらに分かりにくいと思うのですが。

 他にも統一したらもっと使いやすくなるのにと感じるものは生活の中に溢れています。
エレベーターの開閉ボタンのデザイン、銀行のATMの操作方法等々。
デザインの問題だけではなく手順が店によってバラバラで困ることがあります。
最近増えてきたセルフのガソリンスタンドも料金の精算方法が、最初に入金するもの、レシートをもって店内で払うもの、形態が様々なところが利用しづらい点のひとつでもあります。

 最近は水道の蛇口のレバーがJIS規格化で下げ止め式に統一されつつありますが、こういった動きがどんどん広がってもらえると、誰にとっても使いやすく、誤操作による事故も減り一石二鳥だと思います。

by 加藤

火曜日, 3月 08, 2011

「江戸しぐさ」

 電車などで、カバンや肩がぶつかりムッとしてしまうことはないでしょうか?
 そんな時、ムッとしてしまう自分自身にも、また相手にも残念な気持ちになることがあったのですが、最近“江戸しぐさ”という言葉があることを知り少し考え方が変わりました。

 おそらくそれと意識しないでやっていらっしゃる方もいるかと思いますが、“江戸しぐさ”と言われる行動の一部をご紹介したいと思います。
・傘かしげ・・・雨の日に道ですれ違うとき、傘を倒して相手に雨のしずくが当たらないように配慮する様
・肩引き・・・道で人とすれ違うときぶつからないよう少し肩を引いて譲り合うこと
・うかつあやまり・・・たとえば相手に自分の足が踏まれたときに、「すみません、こちらがうかつでした」と自分が謝ることで、その場の雰囲気をよく保つこと

 全国から集まった人たちが、けっして広くない江戸の町で密集して生活していく上で、トラブルを起こさず円満に過ごせるように考え出された共生の知恵が、上記のような江戸しぐさだそうです。
 現代にそのまま適用できるマナーであり心構えだと思います。

 そもそもトラブルが起きない様配慮して行動することが大事であり、もしぶつかってしまったとしたら、“うかつあやまり”のようにどちらが悪いともなく「すみません」の言葉がでてくれば、双方すっきりした気持ちになれるように思います。自分が少し譲ることによってwin-winの結果になる、というのが江戸しぐさの目指したところなのかもしれません。
 見知らぬ人でも同じ地域で生活するもの同士、気持ちよく過ごせるよう江戸しぐさのようなマナーと心“粋”を習慣にしたいと思いました。

by 松浦

木曜日, 3月 03, 2011

「プチDIY」

 自宅は掃除などのしやすさから全室フローリングで、すぐに干したり、洗えるラグマットを敷いています。
 今回、わけあって一室だけカーペットを敷くことにしました。
 
 お手入れのしやすさ、毛足の短いもの、汚れがつきにくいものなど色々希望を考え、洗えるタイルカーペットにしました。
 見た目はオフィスの床材と同じようなものです。50センチ四方のパネルのような絨毯マットで、汚れたらそのパネルだけ洗うことができ、余分にスペアも買ったのでお手入れ中はスペアをはめておけばいいのです。
 一色だと、色あせなどでスペアが目立ってしまうと嫌なので、3色カラーを選びました。
 配置や模様など色々考えて、下書きした通りに床に並べてみるといい感じになりました♪
 
 作業を始めてみると、カーペットをまっすぐにカットするのだけでも、思っていた以上に大変さを実感し、急遽、カーペットのカットを最小限にするデザインに変更しました。
 作業が終わるころにカットのコツがつかめ上手になりましたが、最初の下手なカットをやり直す気力がなく、目立たないところに隠しました(笑)
 部分的に反省点もありますが、終わってみると、カーペットを敷くと決めてからの1ヶ月余りの道のりを思い出し、かなり達成感がありました。

 最近事務所でも所長の石田が休日に給湯室の棚を作ってくれたので、とても便利になりました。
石田は、ホームページにも載っていますが、日曜大工で倉庫を作ったり、エクステリアをしたりと本格的ですごいのですが、私も今回の作業で、DIYの大変さと共に「意外に好きなのかもDIY・・・」と新たな自分を発見(?)することができました。
 
 今まで、大変そうだし、忙しいから・・・と何となく避けてきた「DIY」ですが、今後は選択肢の一つとしていきたいと思います。
by古橋

金曜日, 2月 25, 2011

トレンドカラー

「トレンドカラー」という言葉をご存知ですか。

文字通り、流行色のことなのですが、将来のライフスタイルやその時々の自動車の流行・景気の動向など様々な方向から検討・予測し決められるそうです。なんと今年のトレンドカラーは2年も前から決まっているようです。

洋服の販売員をしている友人の話では、「トレンドカラーを聞いて、将来の景気や流行するであろう洋服が分かる。」とのことです。職業柄仕方のないことですが、2・3年先のことが分かってしまうのはつまらなくもあり、寂しいそうです。また、これがぴたっと当たるのがすごいと言っていました。色にはそれぞれの持つイメージがあるので、こんな感じの年になるのかなと想像できてしまうようです。ただ、流行というのは作り出すこともできるので、先行して発表されるトレンドカラーに周囲が染められてしまうのかもしれないとの考え方もあるそうです。

色彩が人の心理状態に与える影響は想像以上に大きいので、明るい流行を作り出してもらえれば、もしかしたら・・・などと安易な考えが浮かんでしまいます。わたし自身も少し真似をさせてもらって、まずは身近なところから、自分自身でのトレンドカラーを発信し、流行を作り出していけたらと思います。明るいカラーで気持ちをコントロールして、前向きな行動ができるよう心掛けたいと思います。

by 板谷

火曜日, 2月 22, 2011

「経済効果」

完成すると日本一の建物、世界一の電波塔(旧国名の武蔵(ムサシ)にちなんで634m)といわれる「東京スカイツリー」ですが、メディアでの紹介が増え、建設現場も観光人気が高いようです。

スカイツリー経済効果の試算は年々上昇し、最近では年間800億以上といわれています。
開業一年では、ツリーだけで550万人、スカイツリータウン(周辺商業施設の名称で開発エリアの37,000㎡)集客は2~3000万人見込んでいるそうです。

数字にピンとこないので、どれほどのものなのか比較になりそうな統計を調べてみました。
東京タワーの年間入場者は270万人なので約2倍の想定、2~3000万人というとディズニーリゾートの年間入場者レベルです。
ちなみに名古屋市の人口は225万、東山動植物園の年間入場者数も230万なので、市民全員が動植物園に年一回足を運んでいる計算になります。

イメージのわく統計と比較しても、かなり強気な(?)予想が立てられているのに驚きましたが、明るい話題に嬉しくなります。
私も完成を楽しみにしている一人で、開業してから行く予定でしたが、テレビの特集をみて、今しか見られない建設中現場も見に行きたくなりました。

オリンピックやワールドカップなど、大きなイベントの誘致や、野球球団の優勝などでよく耳にする「経済効果」ですが、改めて意味を調べてみました。
「モノやサービスを提供した結果、どれほどお金が動いたか、影響する範囲の金額をあらわしたもの」というあいまいな定義でした。
企業が行動を起こすときの目標として掲げられることが多いのですが、硬い言葉の印象を受ける割に、◎◎総合研究所などシンクタンクにより数字がまちまちですし、金額が大きいのでピンとこないですよね。
景気、季節など不可抗力な要素を加味するので数字の変動は避けられませんが、集客努力が大きなポイントです。旅行会社ではスカイツリー観光を盛り込んだ温泉ツアーなど外国人向けの商戦が始まっているそうです。

スカイツリーは経済効果予想通り、勝ち組観光スポットとなるよう、足を運んで盛り上げていきたいですね。

by古橋

金曜日, 2月 18, 2011

会計情報を公開して業績アップ

御社では、決算書等の会計情報を従業員にどれくらい公開していますか。
上場企業では会計情報は一般に公開されるため、従業員が会社の状況を把握することは容易です。
しかし中小企業において、経営者以外の従業員が把握しているケースは多くないと感じています。
会計情報を共有した上で、全員参加型で経営をしていく手法をオープンブックマネジメントといいますが、そのプラスの効果を私の経験からご紹介したいと思います。

石田会計では事務所の会計情報のうち、大部分がオープンにされています。
そこには、「スタッフが経営感覚を持って行動するように」という意図が所長の石田にあるからです。
事務所内ではリアルタイムに売上や経費のデータを把握できるため、職業柄か、収益力を高めるためにはどうしたらよいかを考えるようになりました。
他のスタッフを含め、「事務所が効率よく仕事をするためにはどうしたらよいか」を考える風土があります。
実際に、スタッフから頻繁に改善提案がされ、良い提案はすぐ採用してもらえる環境でもあるため、不必要なストレスを感じなくなりました。
(以前は、現場の意見が聞いてもらえず、我慢していたことがありました。)
採用された改善提案については、基本的に任せてもらえるため、責任感とともに達成感を得ることができます。
また、収益力向上によるスタッフへの還元方法も決められているため、そのモチベーションもかなりのものです。

私は、石田会計以外の会計事務所を複数経験しておりますが、こんなに会計情報を知ることができる職場はありませんでした。
また、スタッフの満足度がこれほど高い職場は初めてですが、最近になって、情報公開度の高さがその一因ではないかと感じています。
従業員全員で知恵を出し合えることは、想像以上に会社経営に大きなプラスになると考えています。
次回は、その具体的手法について書いてみたいと思います。

by 加古宗利

火曜日, 2月 15, 2011

贈り物

 私のまわりでは現在ベビーブーム真っ盛りです。
先日も学生時代の友人が赤ちゃんを無事出産したということで、仲間内で出産祝いを贈ることになりました。

 高額なものですと相手に気を使わせてしまいますし、色々考えた結果「おむつケーキ」を贈ることになりました。
「おむつケーキ」は紙おむつをリボンなどでケーキの形にし、その周りに赤ちゃんのおもちゃや服を飾るというものです。
最近ブームになっているようで、手作りの仕方もインターネットに多数掲載されています。
飾りつけのリボン等の材料は百円均一のお店でも揃えることができますし、普通におもちゃをプレゼントするよりも可愛らしく豪華になるので、相手も喜んでくれたようです。
おむつは消耗品ですし相手の負担になりにくいのも利点です。

 私はもともとプレゼントを選ぶのが苦手で、迷っているうちにタイミングを逃してしまいがちです。
相手の負担にならないようなさりげないものをタイミングよくプレゼントできる人がいると感心してしまいます。
「おむつケーキ」のアイディアもプレゼント上手の友人の発案でしたので、見習いたいなと思います。


by 加藤

火曜日, 2月 08, 2011

「横断歩道、赤信号でも渡りますか?」

 見通しの良い道路の横断歩道、車は来ていないことを確認しました。ただし信号は赤です。みなさんは青になるまで待ちますか?渡りますか?
 ルール上、「赤信号は止まれ」なので待つのが当然ですが、明らかに車が来ないのに…と思うと待つことにわずらわしさを感じてしまう時もあると思います。でも、先日こんなことがありました。

 会社からの帰り道、ぼんやり赤信号を待っていると、さっと渡っていく一人の方がいました。またそのすぐ後、信号が変わる前に二人の方が歩いてきました。車が近づいてものんびり歩いていたので、危ないなと思い目を上げてみると、盲人用の杖を持っていたことからどうやら二人とも目の不自由な方であるようでした。青信号の時に音楽が流れるような横断歩道ではなかったので、先に歩いて行った方の気配と音とで青信号と判断し、渡ってしまったのだと思います。

 私自身、ぼーっとしていると渡り始めた人につられて歩き出す、ということがあります。青信号ならなんの問題もないのですが、途中で赤信号を渡っていることに気づいてびっくりしたことも今まで何度かありました。

 赤信号を渡る方は、“自分は自己責任の上で渡っているのだから良いじゃないか”という考えなのだろうと思います。でも、私はこれらのことで、自分の行動は自分で気づいている以上に意外と周りに影響を与えているのかもしれないと感じました。
 今までは、“赤信号だけど車が来ないし渡りたいな”と思うこともありましたが、これからはすっきりした気持ちで待てる気がします。

by 松浦

水曜日, 2月 02, 2011

節分

 節分と言えば豆まきですが、私は恵方巻きといって毎年太巻き寿司を食べます。
 恵方巻きの発祥は、鬼の金棒に巻き寿司を見立てて邪気を祓う説や、節分の前日に太巻きを食べて戦いに勝利した説などたくさんあり、信憑性も定かではありません。
 しかし昭和7年ごろ、寿司屋の組合が「丸かぶり寿司」に関するチラシを出したことで広がったので、やはり正月明けの客足が減る時期の販売促進の可能性が高いと言えます。

 とはいえ、私にとっては税理士試験を受け始めた頃からの、毎年恒例行事の楽しみの一つになっています。当時は藁にもすがる思いでしたので、簡単にできる合格祈願はほとんど試していました。
今年は元旦から高熱でうなされるという、新年早々から縁起の悪い事態が起きたので、毎年スーパーかコンビニで買うのですが、少し贅沢に回転寿し屋での購入を考えています。

 食べ方は
①いただきますと言って食べ始めてから最後の一粒を食べ終えるまで無言でいること
②食べている間はその年の良いとされる方角(今年はおよそ南南東)を向いていること
③食べている間にお願いごとをすること
 以上、その家庭によって多少の違いはあると思いますが、とても簡単です。強いて言えば、無言というプレッシャーに笑いが込み上げてくる危険性がありますので、それさえ乗り越えれば大丈夫です。

 恵方巻きが良かったのかどうかは分かりませんが、毎年、1科目は合格し、不合格がありませんでした。それからというもの毎年欠かさず続けています。こういう縁起物に関しては、自己満足ですので信じた者勝ちと思っています。
 これで今年もしまた高熱が出るようであれば、来年は回らないお寿司屋さんの太巻き寿司にするしかありませんね(笑)

by 村上

木曜日, 1月 27, 2011

「今年の抱負」

 今年は日記をつけてみようと思います。
今は、携帯、パソコンなど便利なものがたくさんありますが、あえて手書の「日記帳」を新鮮な気持ちで購入しました。
「手帳」要素の濃い「日記」ではなく一日の「喜怒哀楽」を素直に書いていこうと思います。
 仕事でもプライベートでも「喜」「楽」を積極的に見出し、一日一日を前向きに振り返る習慣をつけていきたいと思います。
 by 古橋

金曜日, 1月 21, 2011

今年の目標

 今年の目標は、「フットワークを軽くする」です。

 仕事については、適切なタイミングで相談に乗れるようアンテナをはっておくこと、またそんな時に自分が素早く対応できるよう、仕事の効率化を常に心がけることとしたいと思います。

 また、プライベートに関してもフットワーク軽く物事に挑戦し、新しい知識や人と出会う場に出かけていきたいと思っています。私は、行動する前に考えすぎて結局行動しない、ということがしばしばあります。時間が…、お金が…と悩まず、まずはやってみるという心持ちでいきたいです。今の時間はあとでは買えません。出会える人や、知識は後々自分自身の大きな財産となると期待しています。

by 松浦

火曜日, 1月 18, 2011

今年の目標

今年の目標は『素直であること』です。
昨今のめまぐるしい環境の変化に対応していくためには、その時々で自分自身も適切な変化が求められることになります。しかし、経験を重ねるにつれて慣れた方法を優先し、良い方法とわかっていても変化を避けようとする気持ちになることが出てきました。
そこで、頂いたアドバイスや思いついた改善策は、「良い」と判断したら素直な気持ちで行動に移すようにしたいと思います。
昨年11月のHM通信にもありましたが、生物は「潜在的に変化を強く嫌っている」ということを常に念頭に置いて、仕事に取り組んでいきたいと思います。

by 加古宗利

金曜日, 1月 14, 2011

今年の抱負

 私の今年の目標は『税理士としてのプライドを持って仕事をすること』です。

 お客様に『価値のある提案をすること』を長期的な目標とし、そのために幅広く奥も深い税に精通したいと思いました。
 価値のある提案は節税だけとは限りませんが、たくさんの選択肢の中の一つとして節税もあります。その税に関するものだけは、税理士としてお客様のお役に立てる提案をしたいと思っています。
 しかしながら、まだまだ専門家としての税に関する知識で未熟な部分があります。
 自分の知識を豊富にして税理士としてのプライドを持ちたいと思います。

by 村上

火曜日, 1月 11, 2011

新年の抱負

 私の今年実現したい目標は「手早く美味しい料理を作る」です。
昨年になってようやく料理に興味を持つようになり、作る楽しさが分かってきました。
昔「聡明な女は料理がうまい」という本を読んだことがありますが、料理や家事も仕事と同じく頭を使ってする作業だと実感しています。
不器用でまだまだ調理に時間がかかってしまうのですが、工夫と段取り勝負で頑張りたいと思います。

by 加藤

今年の目標

 図形の円すいは、横から見れば三角形です。
誰が見ても三角形ですが、下から見てみると円形に見えます。
いつも決まった方向からしか見ていなかった物事を、上から下から、時には斜めから見ることで違った物に見えてくるのです。

 今年は『いつもと違った視点で物事を見てみる』ということを意識して仕事に取り組みたいと思います。

 一つの問いに対して、「上から見ると○○ですが、下から見たら△△・・・でも□□という考え方もありますよ。」というように。
他の人よりも先に、違った図形が見つけられるよう努力したいと思います。

by 板谷