水曜日, 10月 15, 2008

拝啓 鉄道会社 社長さま

通勤の際は、いつも大変お世話になっております。
特に、ほぼ時刻表通りの日々の運行は利用者にとって時間のロスもなく、快適な生活の一助となっています。これは世界的に見ても誇れるものです。日本企業のレベルの高さを表す良い例でしょう。

ただ、

通勤ラッシュについては、いかがでしょうか。
私自身、片道15分の利用に過ぎませんが、あの大混雑には困っております。特別暑がりな体質のため、暑い時期は短時間でも大汗をかき、仕事をする前から気分を害しております。寒い時期においても、知らない方との押しくらまんじゅう状態は気分の良いものではありません。

そんな混雑した電車の車内では、毎朝次のアナウンスが流れます。 「車内大変混み合いましてご迷惑をお掛けします」と。

毎日です。

毎日お気遣い頂けるのはありがたいのですが、残念ながら一向に改善するような気がしません。
もしかして、通勤ラッシュ時の混雑は仕方ないと思われていませんか。
仕方ないから、マニュアル文を毎日伝えておけばよいと思われていませんか。

通勤ラッシュ時の混雑によるマイナスは、想像以上に大きいと思っております。
混雑が解消すれば、痴漢や痴漢の冤罪といった弊害も無くなるでしょう。また、混雑を避けるために車通勤されている方が、電車通勤に変更し収入がアップするというプラス面も期待できます。電車通勤の方が増えることは、地球にやさしいことですし。
混雑の解消には、車両・人員の増加によるコストアップが想定されますが、一人当たりのスペースを平均化するために座席の数や配置を変えることで現状よりもストレスを減らすことも可能かと思われます。これ以外にも検討できるものはまだまだあるかと思いますので、さらなる企業努力で乗り越えられないでしょうか。そのための公的補助金があってもよいとさえ思います。
ぜひ、ご検討いただければ幸いです。

もちろん、安全第一で。
                                        敬具

追伸:9月に入社しました加古宗利です。現状に満足することなく、常にプラス思考で、お客様のお役に立てるサービスを心がけてまいります。よろしくお願いいたします。

by 加古