木曜日, 12月 20, 2007

約束

 朝の情報番組で、渋谷の待ち合わせ場所の変化についてとりあげていました。
昔は圧倒的に、定番のハチ公前の待ち合わせが多かったのが、近頃は到着する直前に携帯電話で連絡をとって、「スターバックスの前」というように場所を決めるため、待ち合わせ場所自体が分散してきているようでした。携帯電話の普及で、このような待ち合わせスタイルが定着してきているようです。

 なるほど思い返してみると、私も大抵の待ち合わせは、駅に着いてから相手に電話をして、自分が今いる場所を伝えることが多いです。駅周辺を見回してみると、待ち合わせをしている人の多くは手に携帯電話を握っています。たまに、携帯電話を持たない祖母と落ち合う時などは、慎重に場所を打ち合わせておいて、いつもよりドキドキして待っています。

 しかしよく考えてみると、少し前までは携帯電話の無い生活をみんながしていた訳で、これが当たり前の話だったのですよね。今は会えなければ携帯電話で連絡すればいいということもあり、約束に対する緊張感がなくなってきているような気がします。

 もちろん携帯電話のお陰で時間のロスもなくなったし、携帯電話を使っての待ち合わせ自体は悪いことではないはずです。ただ、世の中全体の「約束」ということへの感覚が、少しづつずれてきてしまっているとすれば、すごく怖いことだなと感じました。こういった感覚的な事は、一つだけでなく全ての事において伝染し、ルーズになっていってしまう気がします。

 私自身も約束をする時は出来る限り下調べをして、緊張感を常にもっていたいと思います。

by 加藤

金曜日, 12月 14, 2007

『趣味の話題から』

 仕事を始めてからプライベートでも様々な方と会う機会が増えました。
ある食事会の席で、初めてお会いした方から趣味の質問をされたので、最近夢中になっている「釣り」の話しをしたところ、話がとても盛り上がり、好きなことを話している私は気分良く楽しい時間を過ごすことができました。

 私だけが感じていることではないと思いますが、初めて会った人に対して、自分のことについて話すことは、受け入れてもらえないのではないかという不安が先に立ち、なかなか難しいものです。ですが、今回は相手の方が聞き上手だったこともあって、思った以上に自分というものを出すことができ、かつ、相手のことも身近に感じることができました。

 聞き上手といっても、ただ、話しを聞いているだけではなく、「三重や岐阜の方にも釣りに行きます」と話し始めると、その地方の話題に広げていったり、かと思えば、また釣りの話題に戻ってきたりと、次から次へと話題を展開させて、私が話し易いように相手の方が上手に誘導してくれていました。
自分の好きなことの話しに対して興味を持って聞いてくれているという雰囲気も楽しめた一つの要因なのかもしれません。

 いろいろな方と話しをするとき、「すごいな」とか「こうなりたいな」と思うことが多く、興味をもって話を聞くようにしていたのですが、相手に満足してもらえたのかということまでは考えていませんでした。私も、出会った人に楽しかったという印象をもってもらうことができるように、まずは、相手に楽しんでもらうことを考えること、そして次々と話題を展開していけるように、色々な知識を得ることから始めていきたいです。こんな風に多くの方から少しずつ何かを学んでいって、気が付いた時には、ずいぶん成長していたという結果がついてくるといいなと思います。
 
by村上

水曜日, 12月 05, 2007

自動車への興味

私は、車を見る事が好きなため、毎年名古屋で開催されるモーターショーを見に行っています。
今年も11月下旬に開催されるので見に行こうと思っています。
普段なかなか見る事が出来ないスポーツカーや未来車など、そのショーでしか見られない車を見て触れたり出来る事が魅力です。
私の好きな車のひとつにレクサスのSC(スポーツカー)があります。
高級感の漂うレクサスのお店に気軽に入るには抵抗があり、街中で走っているのを見かけて喜ぶ事しかできなかったので、去年のモーターショーで間近に見ることが出来て大感激でした。

また、東京でも、名古屋と比べものにならない程の盛大なモーターショーが開催されています。
日本だけではなく世界からも参加があり、自動車に関して最先端の技術や、デザインに触れられ、自然・地球環境に優しい車についての最新情報が発信される自動車の祭典であり、世界3大モーターショーの一つです。

しかし、そんな盛大なモーターショーでさえ、今年の入場者数は約142万人と前回から8万人も減少し、主催者を悩ませている様子です。
やはり、国内の新車販売が低迷しているように、消費者の自動車への関心が低下していることが原因の一つにあるようです。
最近では生活に余裕がない、実用性がある車だけを所有するとの事で趣味の車への興味が薄れ、わざわざモーターショーへ行って、車を見に行くのでさえ減ってしまって来ているのも原因ではないかなと思います。
また、私のように全く購入意思はなく、ただ見に行くという人や、コンパニオンを目的に見に行く人など、主催者側の販売購入の拡大とはかけ離れた感じになっているような気がします。

入場者数が減少した今回の開催も、乗用車・商用車・二輪車・車体・部品・機械器具関連製品の自動車分野の全てが大集合した、10年ぶりとなる「新・ 総合ショー」として、最新の環境技術を搭載した近未来車などを展示して、盛り上げを狙ったショーにしたようですが、結果は芳しくなかったようです。
今後もいかに多くの人に見に来てもらうかが問題になると思いますが、スポーツカー好きの私としては、今まで通りスポーツカーやあっと驚くデザインの車など、普段運転する車とはかけ離れた車種を展示してくれたらいいなと思います。

by 野澤