火曜日, 7月 19, 2011

事前準備の大切さ

わたしは、旅行に出掛けるときは必ずガイドブックを購入し、しっかりと下調べをします。
それは以前、旅行の添乗員の方から、「旅行の下準備は、その旅行を何倍も価値のあるものにする」という話を聞いたからです。のんびりすることが目的の旅行は別にして、それが観光目的であれば歴史やその地域に関する雑誌などに目を通しておくことで、とても有意義な時間を過ごすことができます。

ところで、石田会計では自己研鑽のひとつとして、興味のある外部研修会があれば参加することができます。
以前のわたしは「研修」というと、講師の方の話を聞きに行くとか、知らないことを教えてもらうという受け身の姿勢だったのですが、その添乗員さんの話を聞いてから、研修にも下準備が必要なのではと気付きました。タイトルから内容を推測したり、事前にレジュメが配布されていれば、予備知識を入れておくことも可能になります。それによって、自分が特に聞きたい部分と概要だけおさえればよい部分がはっきりして、講師の方の話がスムーズに入ってくることが分かりました。
さらに、月に一度くらいのペースで内部研修も実施しており、個人個人が実務上経験した内容を還元したり、興味を持って調べた内容を報告したりと、発表の場としても有意義に利用しております。

研修の予習は、旅行の下準備ほど楽しいものではありませんが、研修中の時間を有意義に過ごすとか何倍も価値あるものにするという点では、どちらも同じであり、うまく活用したいと思いました。

by 板谷