金曜日, 8月 12, 2011

新しい発想とこだわり

みなさんは100円均一ショップを利用されますか?わたしは収納グッズなどを購入したり、便利グッズがあればお試しで購入したりと、行けば何かしら買ってしまいます。こんなものまで100円で買えるんだという驚きと同時に、品数も豊富で、無いものはないのではと思うくらい充実しています。
 費用対効果の面からすると考え方は人それぞれでしょうが、いつお店に行ってもお客さんが沢山いるところをみると、繁盛しているのは間違いないようです。

一方、電力不足が予想される今年の夏は、エアコンを止めて扇風機で乗り切ろうという人も多いのではないでしょうか。そんな風潮もあってか、意外にも1台3万円を超える扇風機が売れているそうです。先日、ある雑誌の「ヒットの舞台裏」というコーナーに、その会社の記事が載っていました。従来の人工的な風ではなく「自然の風を再現する」というのが新しい扇風機のテーマのようです。風の質にこだわるという、今までに無い発想が業界に大きなインパクトを与えたようです。

安さを追求するのではなく、あえて質にこだわりヒットを遂げている会社の記事を読み、新しい発想とこだわりを大切にしていることがよく分かりました。世情とは逆の動きをすることは、先が読めず不安が多いに違いないと思うのですが・・・。この点に関しては、商品の企画段階からターゲット像の絞り込みを徹底することにより、性能やデザイン、販売ルートを確定させるそうです。

私自身も、新しい発想やこだわりは大切なことだと日々感じてはいますが、なかなか行動に移すことができないのも事実です。この記事を読んだのをよい機会に、日々の業務など、身近な場面から改めて考えてみるきっかけとしたいと思いました。

by 板谷