水曜日, 2月 02, 2011

節分

 節分と言えば豆まきですが、私は恵方巻きといって毎年太巻き寿司を食べます。
 恵方巻きの発祥は、鬼の金棒に巻き寿司を見立てて邪気を祓う説や、節分の前日に太巻きを食べて戦いに勝利した説などたくさんあり、信憑性も定かではありません。
 しかし昭和7年ごろ、寿司屋の組合が「丸かぶり寿司」に関するチラシを出したことで広がったので、やはり正月明けの客足が減る時期の販売促進の可能性が高いと言えます。

 とはいえ、私にとっては税理士試験を受け始めた頃からの、毎年恒例行事の楽しみの一つになっています。当時は藁にもすがる思いでしたので、簡単にできる合格祈願はほとんど試していました。
今年は元旦から高熱でうなされるという、新年早々から縁起の悪い事態が起きたので、毎年スーパーかコンビニで買うのですが、少し贅沢に回転寿し屋での購入を考えています。

 食べ方は
①いただきますと言って食べ始めてから最後の一粒を食べ終えるまで無言でいること
②食べている間はその年の良いとされる方角(今年はおよそ南南東)を向いていること
③食べている間にお願いごとをすること
 以上、その家庭によって多少の違いはあると思いますが、とても簡単です。強いて言えば、無言というプレッシャーに笑いが込み上げてくる危険性がありますので、それさえ乗り越えれば大丈夫です。

 恵方巻きが良かったのかどうかは分かりませんが、毎年、1科目は合格し、不合格がありませんでした。それからというもの毎年欠かさず続けています。こういう縁起物に関しては、自己満足ですので信じた者勝ちと思っています。
 これで今年もしまた高熱が出るようであれば、来年は回らないお寿司屋さんの太巻き寿司にするしかありませんね(笑)

by 村上