水曜日, 11月 02, 2011

「善意の形」

 一年ほど前から使用済み切手とペットボトルのキャップを事務所で集めています。
ある程度集まると、私がスタッフの善意と共に、近所の収集所に運んでいます。
 
使用済み切手は、数枚では換金できませんが、kg単位になると換金ができ、金額はオークションなどで決まるそうです。
 10キロ1万円位からのようですが付加価値のある切手は高額になるそうです。
ボランティア団体などが集め、換金後、寄付をするケースが多いようです。
 
ペットボトルのキャップは2kg(800個)でポリオワクチン1人分(20円)になります。
ポリオは小児麻痺ともいわれ、手足の麻痺などの症状が出て死亡の危険もある恐ろしい病気です。治療法がない感染病で、予防するしか方法がないのですが、諸事情で予防接種が行われない国にワクチンを寄付しているのです。

 いずれも、収集しなければゴミになってしまうものですが、少し気をつけるだけで善意を形にできるので、幸せな気持ちで続けることができます。
個人レベルでも、所長の石田は「国境なき医師団」の活動を支援しており、チャイルドスポンサーとして恵まれない子供の支援をしているスタッフもいます。
 継続的に経済支援する活動は大変なので、とても尊敬しています。
 
 今年は震災の関係で金銭支援を始め、色々な善意の形があることを知りました。
決算作業でも寄付金がとても多く、一つ一つ内容を確認しながら処理し、皆様の善意を身近に感じております。
 個人で寄付された方は所得税、住民税に関係しますので領収書と共に、確定申告の時に教えていただければと思います。 
 
by 古橋