水曜日, 4月 06, 2011

震災を機に改善点を見つける

 ニュージーランドに続き日本国内でも地震が相次ぎ不安な日々を送っています。

 ニュージーランド政府の会見を見ていて気づいたのは、記者会見の場に手話通訳者の方もいたことです。
この時に初めてニュージーランドでは「ニュージーランド手話」が公用語として認められていることを知りました。

 進んでいるなと感心していた矢先に日本国内で震災が起きました。
日本でも、今回の地震での会見で手話通訳の方が時々は映っていらっしゃいますが、きっとこういった非常時は障がいのある方は他の方よりも情報が少なく不安な気持ちでお過ごしだろうなと思うとますます心が痛みます。
計画停電の報道も「エリアの詳細は東京電力のHPをご覧下さい」とテレビでアナウンサーが伝えるたびに、インターネットを使えない方はどうするのだろう、目が見えない人は音声だけで今の状況をどう捕らえているのだろうと様々な事を考えてしまいます。
私の兄弟もハンディキャップがあるので、災害時の対応は日ごろから不安要素であり、またこのような思いを抱えている方は少なくないのではないでしょうか。

 これを機に「情報弱者」といった人たちがなるべく生まれないような対応策を考えてもらいたいと願うと同時に、災害に備えて、食料の他にも情報や連絡の手段も考えておかなければと痛感いたしました。

by 加藤