木曜日, 10月 08, 2009

心の栄養

 先日、10数年ぶりに名古屋市科学館のプラネタリウムを見に行ってきました。
ガリレオが望遠鏡による初の天体観測を行ってから、ちょうど400年にあたる2009年は国際連合などが定めた世界天文年だそうです。
 7月の皆既日食の記憶も新しく、いつになく天体の話題が賑やかです。

 名古屋市科学館は開設から今年で47年ということもあり、平成22年度に新しい天文館の新設とともにプラネタリウムも新しくなるそうです。
 新しくなると思うと、急に今のプラネタリウムも見ておきたい!との思いから家族で見に行きました。
上映時間は一時間弱で、学芸員の方のわかりやすい説明があるので理解しながら鑑賞することができ勉強になったのですが・・・せっかくの星空のロマンチックなムードが現実的な解説で壊されてしまい、少し残念に思いました。
 無数の星を見上げていると、日常の悩み事などがつまらないことに思え、晴れ晴れとすっきりした気持ちになりました。もやもやっ!とした気分のときはプラネタリウムで星空をみるのもいいかも知れません。

  ここ数年心がけていることですが、「教養」というほどの堅いものでもなく「リフレッシュ」とも自分の中では少し違うのですが、仕事や日々の日常生活とは違うエッセンスを取り入れ「心の栄養」を意識的に摂るように努力しています。
 「体」のための食生活などは気を遣うものの「心」となると、後回しになったり、バランスが悪くなっている気がしたのがきっかけです。
どの状態が心のバランスがいいのか、何が過不足なのか、自分でも答えはありませんが、現状改善余地あり、と常に思っています(笑)

 努力の甲斐あって、ピアノリサイタルに行ったり、美術館に足を運んだり、催事のスケジュール等もチェックするようになり少しずつ進歩しています。
学生の頃のように鑑賞後にレポートを提出したり、何かを得ようと貪欲な気持ちが無い分、ゆったりした気持ちで、少しの時間、日常生活から離れられるのがとても心地よいです。今後も心の栄養を「努力」して摂って行こうと思います!!

by 古橋