金曜日, 11月 02, 2012

「よろしくお願いいたします」

この度石田会計事務所に入所しました公認会計士の長尾一毅と申します。
この入所に際してずっと住み続けた京都から名古屋に移り住み約1ケ月。
京都の知人たちには、「ホームシックにかかるんちゃう?」と笑って送り出されましたが、やはり寂しさは感じるものですね。
ただ、名古屋の地で頑張ると決めたのは自分自身、名古屋に永住するつもりで来たので、早く名古屋に慣れて溶け込んでいきたいと思います。

話は変わりますが、私は入所以前は地域金融機関に約3年、監査法人に約6年勤務していました。

地域金融機関では融資業務に携わり、中小企業や個人に対する融資審査などを行っていました。
ある融資の申込みを断らざるを得ず、お客様が目の前で涙された時もありました。なんとかしたかった。
金融機関は、人から預かった、命の次に大事と言われるお金を、他の人に貸し出す。これがどれほど大変なことかを痛感させられました。
金融機関側の視点などわかる部分もあります、何かお役に立てればと思います。

また、監査法人では公認会計士として監査業務に携わり、上場企業等に対する会計監査などを行っていました。
公認会計士の監査を受ける必要があるのは、上場企業など一部の企業に限定されているため、一般の方は公認会計士の仕事に馴染みがないと思います。そのため、「公認会計士ってどんなことするの?」とよく聞かれます。
すごく簡単に言うと、例えば世界でも知らない人はいないT自動車が、売上10兆円、利益1兆円の決算発表をしたとします。なぜ、世間の人はなんの疑いもなくT自動車の決算を信じるのでしょうか?
それは公認会計士がT自動車の決算に対して、概ね間違っていないということを監査により確かめ、問題なしという報告書を出しているのです。これにより投資家は安心して株の売買ができるというわけです。

最後になりましたが、私が関わる全ての人が幸せな人生を送られることを願っています。その一助となれるよう日々研鑽して参ります。
よろしくお願い致します

by 長尾