火曜日, 8月 21, 2012

夏の読書

 最近読んだ本ですぐ実行できそうなポイントが多く書いてあるものがありました。
その本は箇条書きで具体的に仕事や日常の改善策が書いてあったので理解しやすく、実行しやすいものでした。
私が興味を持った項目を一部ご紹介します。

・マニュアルを読む
「マニュアルを読まずに進歩はできない。
新しいものに買い替える際も前の機種に比べ何らかの新機能が搭載されているはず。
それは一般ユーザーの想像を超えたものであることはほとんどである。」
マニュアルを読むのは困った問題がおきた場合が多かったのですが、読むことの利点が分かるとまた違った考えになりました。
全ページを熟読する必要はなく目次や商品の特徴のページから拾い読みをすれば良いという付け足しの一言で、ハードルも低くなります。
今までは商品のパンフレットを見て特徴をつかむのみで満足していましたが、マニュアルまで読み進めてみる価値を見出せました。

・できる理由を考える
できない理由を考える=言い訳をする
できる理由を考える=工夫をする
なかなか難しいことではありますが、このように単純明快に言われると思考ぐせとして意識しなければと痛感します。

・運をあげない
「運をあげる」のではなく「運をつかむ」
チャンスは平等であり要は目の前にやってきたチャンスに気が付いてそれをつかめることができるかどうかであるという言葉に妙に納得しました。
ではチャンスを見逃さない方法はというと「目標を明確にする」ことだそうです。
例えばダイエット中の人はフィットネスクラブの広告が目に入ったり、スタイルの良い同性が目についたりするように脳がそれに関する情報を勝手に集めるようになりますよね。
このように具体的にメリットを述べられると目標を定めるのがプレッシャーになりがちな私でも自ら目標を設定したくなります。
また自分の脳が情報を集めてくれるのがチャンスに繋がるのであれば、目標を他人に話すことでも同じようにチャンスが増えるのではないかと思いました。

 最近は思考法の本から遠ざかっていたのですが、たまたま家族の書棚に埋もれていたものを読んでみました。
自分で本を選ぶと偏って手に取りがちなので分野が限定されてしまいます。
たまに他人の本棚を見せてもらって普段読まないような本を読んでみることで、いつもと違った方向に視野が広がるのは良いことだと思いました。

by 加藤