月曜日, 11月 01, 2010

「空の旅の変化」

 厳しい残暑も終わり、行楽に適した季節となりました。良い気候ですので、旅行に行かれた方やこれから行く予定だという方が沢山いらっしゃるかと思います。普段とは違う体験ができるので私も旅行は好きですが、そんな私が最近気になった話題が格安航空会社(Low Cost Carrier=LCC)についてのニュースです。

 格安航空会社は、徹底的なコストの削減とサービスの簡素化及び有料化によって、安い価格で航空輸送サービスを提供する航空会社です。価格は大手運賃の2~6割安と言われているようで、全日空が別会社を設立の上、参入するというニュースが先日ありました。
空飛ぶホテルと呼ばれるくらい豪華な席を持つ旅客機も海外にはありますが、今後の主流はLCCとなってくるようです。

 サービス有料化の代表例として、機内食の有料化がありますが、旅の楽しみの一つととらえている人もいる反面、安くしてくれるなら無くても構わないと思っている人も多いと思います。個人的には、機内食のおいしさを楽しみつつも、座っているだけで動かないのに食事の回数が多く、食べすぎだなと長時間のフライトの際は感じます。
 また、一部のみの話ですが、運賃のさらなる低価格を目指して機内トイレの有料化、立ち乗り席の設置に向けて動き出している航空会社もあるとのことです。立ち乗り席については計画されている図をインターネット上で見ることができたのですが、なんだか遊園地のアトラクションの様に思え、本当に実現するの?といった感じでした。ただ、どんなサービスをどこまで求めるかは個人で千差万別ですし、実現した際にはどのように受け入れられるのか、とても興味があります。

 なんでもただ安くなれば良いとは思いませんが、人によっては余分と思えるサービスの有無を選択できるようになることは消費者としてはありがたいことです。
 長旅では快適さを重視したいが、数時間の距離であれば安さを優先させたい、というように、状況によって使い分けができるようになれば今までより気軽に飛行機が使えるようになる気がします。
 近々の予定はありませんが、来年くらいにはリーズナブルに海外旅行など空の旅ができたらいいなと思っています。

by 松浦