金曜日, 10月 08, 2010

報連相の重要性

 言わずと知れた報連相(報告・連絡・相談)は社会人が仕事をする上で必須のスキルですが、恥ずかしながら自分自身未だにうまく出来ていない場面があり、反省する機会があったので、このことについて改めて考えてみました。

 報連相の基本は“結論から話すこと”“簡潔明瞭であること”ですが、私の失敗は、ついつい時系列順にこういうことがあって、こうなりまして、・・・だからこうでした、と結論が後回しになってしまうことです。
 また、早く伝えようという気持ちが先行するあまり、自分の頭の中の整理がついていない状況で報告や相談に行き、何を伝えたいのか相手に分かってもらえないという場合もあります。

 報連相の目的は情報の共有とリスク管理のためと言われます。適切なタイミングで随時報告をあげることをしないと、やらなくても良い余分なことをしていたり、作業を間違った方向に進めてしまう可能性があります。また、ミスへの対処が遅れるかもしれません。余分なことをしてしまった分には自分で埋め合わせる事ができる気がしますが、時間のロスは大きいですし、それによってお客様への報告や質問が遅れたりすることは防がなくてはいけません。

 必要以上の報連相は相手の時間を奪ってしまうので、何でもかんでも伝えれば良いというわけではなく、自分でどこまで判断してやるのか、また、いつ何をどのように報告なり相談なりするのか、というのは意外と難しいものだと今更ですが感じているところです。
 報連相は常識なので、わざわざ教える必要はないという意見の方もあると思いますが、個人的には仕事をしながら習得していく類のものだと思います。

 完璧を目指すことばかりが良い事ではなく、お客様の求めている状況によっては迅速さの方ががより重要視される場合もある。そういう話を所長の石田からよく言われます。サービス業として、求められるものにより適した情報を適切なタイミングで提供することが大切だと実感しています。
 報連相をきちんと身につけることによって、周りからうまくアドバイスを受けながら今後の仕事のレベルアップを図っていきたいと思います。

by 松浦