水曜日, 8月 29, 2007

「お役所ですからって・・」

私は去年の10月からあるお客様の下で助成金の申請の補助という仕事に携わらせていただいております。
助成金の申請のための提出書類はあらかじめ明示されているものの、支給の可否について個別的に調査がなされるため、追加で要求されるものも非常にたくさんあります。お役所に対する申請ということで、実態はもとより形式が非常に重要視されるようです。

直接の窓口は各都道府県にあり、そこから東京の本部に送られ、そこで支給の可否が判断されます。

窓口となる担当の方は実績を作りたいということもあり、非常に我々に協力的で、東京本部が求めるであろうことを予測して、一所懸命申請が却下されないようアドバイスをしてくれます。

しかし我々のことを思ってのことなのでしょうが、とても実務に側さないような資料も求められ、またそれを何回にも分けて要求されることが悩みの種です。担当の方は「東京本部はお役所なので本当に申し訳ありません。」と自らお役所仕事であることをアピールされます。ちょっとあきれてしまいました。

我々もお客様に資料を求めることが多いお仕事なので、お客様に煩わしさを感じさせぬよう気をつけなければと改めて思いました。

お役所相手なので煩雑なことも多々ございますが、条件さえ揃えばもらえる助成金はいろいろとございます。また、条件が揃っていても申請しなければ出ないのが助成金です。積極的に告知もされないため、まさに「知ってる人は得をする」といったところです。今一度申請できる助成金がないかというチェックをしてみてはいかがでしょうか。特に下記のような場合にはチェックをされると良いかと思います。
・新たに会社を設立する場合
・新たに従業員を雇い入れる場合
・新たな事業に進出する場合
 積極的な告知をしないところなども、お役所って感じですよね。
by 浦井