水曜日, 8月 08, 2007

子供の夏、大人の夏

 梅雨も明け暑い夏がやってきました。

 愛知県でも毎年、湿気の多さも加わってうだるような暑さが続きます。
気象庁では最高気温が25℃以上を夏日、30℃以上を真夏日と言います。今年から新たに35℃以上を猛暑日と言うそうです。名前を聞いただけでも暑さが伝わってきますね。
こんな風に大人になると、夏といえば暑さのことをつい口にしてしまいます。

 子供の頃、夏にはとても長い夏休みがありました。その頃の私にとってはとても待ち遠しいもので、ずっと永遠に続くようなものでした。終わりが来ると、毎回必死に宿題をやっていたにもかかわらず、それすら最初のうちは忘れて無邪気に遊んでばかりいました。
今、あの長い休みをもらったら、夏休みは4週間ぐらいだから、それまでにやっておきたいことなどの予定を組んだり、つい先のことが心配になったりなど、子供の頃のように、無邪気に4週間を使えないのかもしれません。

 きっと、いろんな経験などにより、子供の頃よりは自分で先が見えるようになったということだと思いますが、先が見えてくることによって、少しでも成長したのだという喜びと同時に、無邪気さが薄れていくような寂しい気持ちにもなりました。

 しかし、経験を積んで変わっていくことも大事であり、今の自分よりも、もっともっと変わっていかなければなりません。変わっていくことと同時に楽しむことは失わないように、大人には大人の楽しみ方をということで、今までビールが苦手だった私も、夏の夜にビール片手に花火でも見ようかなと考えているところです。

by村上