火曜日, 4月 24, 2012

思い違いに注意

先日お客様から、こんな電話がありました。

 「○○○を行ないたい思うのですが、結構かかるので何か別の方法はありませんか?」
とのお尋ねがありました。
 書籍などで事例を調べてみたのですが、なかなか良い提案が思い浮かびません。
そこで、“そもそも結構な費用とはどれくらいかかるのかな”と、まずは話の元から検証してみようと思い、今度は違う角度から調べてみました。
 すると、かかる費用は実費程度とのこと。結構というほどの金額ではありません。

 そこで再度確認の電話をしてみました。
すると、「費用はかからないのですが、相当な手間がかかる。」とのことです。
よくよく考えてみると、実は初めの電話で、「・・・結構かかる・・・」とおっしゃっていたのは、費用ではなく手間のことだったのです。それを、わたしが勝手に“結構かかるのは、費用のことだろう”と思い込んでしまったようです。

 私の確認不足が招いたことだったのですが、今回は早い段階で気付き、事なきを得ました。しかし、前提部分の下調べが重要であることを再認識した出来事でした。思い違いで話がすすんでしまうと、全く別の結論にたどりついてしまうことにもなりかねないので十分に気をつけなければと思いました。

by 板谷