金曜日, 12月 17, 2010

“冬”の夜長の…

 最近本を読んでいないな、でも難しい本は手を出しにくいなと思っていたら、母が軽いミステリー小説を貸してくれました。

 私は本を読むのがそれほど早くないほうなので、どうせ同じ時間を使うなら少しでも勉強になる本、ということで、普段はビジネス書や実用書等のノンフィクションを読むことが多いです。

 今回は乃南アサさんの作品でしたが、久々に小説を読むとぐいぐい引き込まれるストーリー展開にページをめくる手が止められず、時計の時間を気にしながら夜更かしの連続でした。勉強関係の本などが睡眠導入剤代わりになるのとは大違いです(笑)

 やはり本をたくさん読んでいる人は、表現力や語彙が豊富で感心します。いかにも勉強になるものをとばかりに難しい本に手を出して結局熟読できないでいるよりは、気軽にフィクションを読んだほうが得るものが沢山あるのかもしれません。登場人物の心情に共感したり、異なる職種や時代の様子を垣間見ることはとても面白く、次のページを早く読みたい!という気持ちを味わったのは久しぶりでした。

 読書ってやっぱり良いなと再認識しました。寒い季節になると外出が億劫になり家で過ごす時間が多くなります。これから本を読む時間が増えそうです。

by 松浦