火曜日, 12月 07, 2010

ありがとうございました

 この度、年内一杯を持ちまして、石田会計を退職することとなりました。
 去る11月に公認会計士試験の論文式試験に合格したことを機に、新たな職場で会計人として働くこととなったためです。

 思い返せば石田会計事務所に入社した際には、経理経験はありましたが、本格的な民間企業の経理や税務には初めて接する状態でした。
 退職を機に、仕事で使っている手帳(A5サイズで1日1ページのもの)を読み返してみたのですが、入社直後のページには業務上の不明点、基本用語や税法の基本条文などが(もちろん自分がしたケアレスミスも)びっしりと書かれており、「この状態から始めたんだなあ・・・」と、ある意味感慨深いものがありました。

 お客様や石田会計のスタッフには、そんな未熟な私を迎え入れていただき、温かい目で育てていただきました。
 手帳をめくってみると、ひたすら「知識」が書かれた真っ黒なページから、徐々に「お客様の立場で考えた提案をするにはどうすればよいのか?」「今月のスケジュールを考えると、どれだけ“+α”の業務ができるか?」などといったメモや、ミーティングで話し合った改善提案などの占める割合が増えてきています。
 知識だけではなく、つねにお客様の立場に立つ視点の持ち方、何でも事務所内で話し合い解決する姿勢などは、所長の石田をはじめ石田会計のスタッフから学んだことのひとつです。

 石田会計事務所は、成長していく気持ちがあればどこまでも挑戦することができる環境です。名古屋へ居を移す際、数ある会計事務所の中で石田会計事務所という職場にめぐり合えたことは、とても幸運なことであったと思います。
 また、お客様には私の未熟さからご迷惑をおかけしたことも多々あったかと思いますが、その度真摯にご指摘いただき、大変感謝しております。
 最後までご迷惑をお掛けすることにならないよう、この1ヶ月で、しっかりと引継ぎを行って参りたいと思います。

 最後になりますが、直接担当させていただいたお客様をはじめ、皆様のご指導のもとで仕事をさせていただいたことは、私の一生の財産です。
 皆様、本当にどうもありがとうございました。

by 安藤