金曜日, 7月 09, 2010

「木を植えました!」

 先日、国際生物多様性の日(5月22日)に、名古屋市COP10開催記念、グリーンウェーブ2010の苗木植樹ボランティアに家族で参加してきました。
 グリーンウェーブ2010とは森作りによるCO2の吸収と、生物多様性の保全を目的としたものです。
 植樹活動等を世界各地において、現地時間の5月22日の午前10時に行うことにより、この行動が地球上を東から西へ波のように広がっていく様子を、「緑の波(グリーンウェイブ)」と表現しています。生物多様性条約が呼びかけるグリーンウェーブは、UNEP(国連環境計画)の「地球のための緑:10億本植樹キャンペーン」とも連携しているそうです。

 私は、市民・企業・行政のパートナーシップにより、苗木を植え、次世代に伝える豊かな森を育てていく「名古屋西の森づくり」というテーマのもと、ある団体から寄贈された1メートルほどのクサギの苗500本の植樹のお手伝いをしました。

 この活動は、苗木の植樹だけでなく、市民や企業が主体となって、森の成長に合った手入れを定期的に行い、森の観察会や動植物の調査、間伐材を利用したクラフト遊びなど、森を育て、学び、楽しむという様々な活動を通してすばらしい森を創出していく素敵な活動です。
 平成12年から始まっており、今年でちょうど10年になり、今までの活動で4万本以上植樹されているそうです。
 自分達で苗を植えることで、木への愛着もわき、たくさんの人の思いがつまった森ができるのでとても楽しみです。既に、活動当初植えられた木は大きく育っていますが、ちゃんと森林になるには手入れをしながら40~50年と、とても長い年月がかかると知りました。

 また、今回私が植えたクサギとは漢字で「臭木」と書くようで、字の通り葉を揉むと臭いらしいのですが、花はジャスミンのような香りと知り、勉強になりました。
 何年後か、夏の花が咲くころに香りを楽しみながら森林浴できると思うと今から楽しみです。

 身近な地域の「森づくり」という活動に参加できたこと、木の成長を見に足を運ぶ楽しみができたことを嬉しく思い、植えた木のお手入れ等のボランティア活動にも参加していきたいと思います。

by 古橋