火曜日, 6月 08, 2010

「目標設定の難しさ」

 私事ですが、石田会計に入所してようやく一年が過ぎました。同僚にも恵まれ、良い環境で働かせてもらっていると感謝しています。

 日本人の風習として、新年に一年の目標や計画をたてたり、年度初めに気持ちも新たに同様のことをする方は多いと思いますが、私はその他にも、誕生日や職場で一年経った、などという区切りにもこれまでを振り返ってみることが多いです。
 但し、達成した・しなかったと振り返って思うだけでなく、良いことは継続し、反省すべきところは改善していかなければ意味がないのですが、残念ながらここ数年はそれが上手くできていない気がします。

 試験勉強だけに集中すれば良かった学生時代は、校内順位や試験の合否などによって努力の結果が一目瞭然で、そのため次の目標がたてやすかったのですが、社会人となった今は、公私の事柄を問わず、目標を設定する際には難しさを感じます。“もっと○○の知識を深めよう”、“今年は△△に挑戦しよう”など、どうかすると目標の内容が漠然となりがちだからです。

 趣味などプライベートに関することは気楽な目標設定でもいいかもしれません。しかし、結果を望みたい場合には、目に見えて検証しやすい数字を使って目標を設定することが今更ながら重要に思えてきました。振り返っての見直しができないと、そもそも目標をたてること自体が無駄になりかねません。
 人それぞれではありますが、個人的には短いスパンでゴール設定をし、時々は達成感を味わって自分をおだてていかないと、うまく努力が継続できないなと思うところもあります。
 今回は少し時間をかけて、新たな一年の目標設定を考えたいと思っています。

by 松浦