金曜日, 5月 14, 2010

「肉食○○」

 米寿の現役ピアニスト、室井摩耶子さんの対談記事で、「元気の秘訣はお肉を食べること」という内容がとても印象的でした。食事はお肉中心、集中力を保つにはヒレ肉が良いそうで、コンサートの日は朝からステーキを食べるそうです。年齢や上品な職業柄とのギャップが私にとって強烈で、記事を読んだ数日後ホームページを見てみました。

 89歳になる今年もコンサート、トークショーの予定が入っており、レッスンも毎日8時間とパワフルな毎日をバリバリこなしているそうです。パソコンメールも使い、自分のブログに文章を書き、自らデジカメ撮影した写真のアップもするそうで、毎日新しい発見があるから、と前向きに取り組んでいる姿勢に見習うべきところが多くありました。
 やはりホームページにも「お肉はパワーの源」と書いてあり、お肉の威力が良くわかりました。ただただ「食いしんぼうさん」という印象では無く、はつらつとした生き方、考え方が伝わり、元気をもらった気がします。さわやかな体育会系の男性がお肉の魅力を語るより、私の心に響くものがありました。

 自分の食生活は・・・と考えると、今までは「お肉は太る」という先入観から肉よりも魚や野菜をなるべく多く食事に取り入れるように心がけていたのですが、室井さんの記事の影響で考え方が変わりました。
 最近ではお肉も脂肪を減らす調理法を工夫し、積極的に取り入れるように心掛けています。以前はテレビなどで「△△がいい」などと特定の食材を特集しているとすぐに反応していましたが、今では、前ほど情報に振り回されず「肉・魚・野菜のバランスを考え、調理法を工夫する」という当たり前の原点に考えが戻れた気がします。

「草食系」「肉食系」などと人柄を表現したりするこの頃ですが、バランスが大切だとしみじみ実感しています(笑)
by古橋