月曜日, 5月 07, 2007

見方を変えると

毎日同じ通勤路の同じ風景、何の新鮮味も発見もない時間は退屈で長く感じるものです。
そんな時オススメなのが「色探しゲーム(勝手に私が命名)」。
これは私の昔からの癖というか、目線を変えて面白い事を見つけようと、意識してやっていることです。

 やり方は、一つ色を自分の中で決めて、その色を目に映る風景の中から探してみるという単純なものです。
すると不思議なことに、見慣れた光景の中にたくさんの新たな発見をすることができるのです。
いつもは見逃していたお店の看板、道端の花、街での流行の傾向などなど。
ちょっと見方を変えて見るだけで、何故今まで気づかなかったんだろうという事がたくさん見えてきて楽しくなってきますよ。
 飲食店の看板に思った以上に赤が多様されていることに気づいたのも、近所のポストの位置を覚えたのもこのゲームで遊んでいる時でした。
事務所の仲間にすすめたところ、通勤に使う電車の駅員さんの制服が緑だということに初めて気づいたとも言っていました。

 どんな単純に見えるようなものでも見方によっては違った面があり、また人間は先入観をまったく持たずにいるということは難しいのだなということを実感します。
 仕事にせよ、普段の生活での中でにせよ、物事や人を一つの角度からではなく、色々な方法で多角的な見方をしようと、自分に言い聞かせています。

by 加藤