月曜日, 5月 21, 2007

ファストフードとスローフード

朝、新聞を読んでいたら、スローフードという文字が、食いしん坊な私の目に止まりました。さっそくネットなどで調べたところ、スローフードとは、豊かな地域の食に目を向け、いろんな食を味わって、楽しもうという運動でした。

そういえば、最近、ファストフードがあちらこちらで数を増やし、似たような味が多くなっていることに気づきました。ファストフードは手軽で安価ではあるけれど、万人受けするその味は、味が似通ってしまい、飽いてくるのかもしれません。

スローフードはまだ馴染みが浅い言葉で、地域の食を大切に使って独特の味を出すことは、コスト面などからも難しいことかもしれませんが、健康を考える人が多くなってきていることなどにより、着実に世の中に浸透していくような気がしました。

一方ファストフードでも、大量生産による大量廃棄の問題に対して、前向きな取り組みをしていて、大手コンビニで賞味期限切れの弁当や惣菜を回収し、家畜の飼料としてリサイクルする事業を展開し、大量廃棄を削減しています。

こういった取り組みに対して消費者は意外に敏感で、プラスのイメージを印象付け、ファストフードもまだまだ根強いと感じました。

スローフードもファストフードもどちらも世の中に残っていき、新たな運動も生まれていくのかもしれません。私の中では、ファストフードは質より量であった学生時代を支え、スローフードはこれからの生活の中に入ってくるような、そんな気がします。しかし、まだまだ食べ盛りと言って当分あとになりそうですけれど…。

新聞を読むことは苦手ですが、こうやって好きなこととなると、不思議なことに楽しいと思えるのです。好きなことからコツコツといろんなことを知っていきたいと思いました。
by村上