水曜日, 9月 27, 2006

講習への参加

社会保険労務士として登録するためには、総務等で2年以上の実務経験があるか、又はこの実務講習を受けることとされています。   
年内にも登録をしたいと考えていましたので、先日、実務講習を受講してきました。

この講習では、社会労務士として実務経験のある先生方が、社会保険に加入した場合の基本的な書類の作成の仕方から、ご自身が実務上で経験された年金や労使間のトラブルまで幅広く講義をされていました。

私自身、特に会社設備の安全性についての話を興味深く聞いていました。
近年、労災事故に対する経営者への社会的責任も大きくなっています。
また、労災保険に未加入の会社で労災事故が起きた場合には、経営者が保険料だけでなく、保険給付額の全部又は一部をも負担しなければなりません。

会社施設内で、労災事故の起こりやすい場所等を事前に改善するよう提案できるのも社会保険労務士の仕事の一部でありながら、取り組んでいない方が多いようです。
(会社の安全衛生等に関する法律が、かなり複雑であるのが原因ではないかと講習では話されていました)

近年、税理士や社会保険労務士の数も増え、飽和状態であるとおっしゃる方もいます。
実際、講習の場でも、そのように話される講師の方もみえました。
しかし、士業の分野でも二極化が進んでいるように感じます。

何事も挑戦しなければ始まらないと思っていますので、今後は税務や会計だけでなく人事や労務の仕事にも積極的に関わっていきたいと考えています。

by 鈴木