火曜日, 1月 10, 2006

一年の計は…

「一年の計は元旦にあり」の言葉通り、お正月に一年の計画を立てる人は多いことと思います。その立てた計画を実行し、成果をフィードバックするために、「PDCAサイクル」という言葉をご紹介します。

Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)という四段階のサイクルの頭文字をつなげたもので、最後のActionまでたどり着いて一周したら、その改善を次のPlanに盛り込んでサイクルを始めることで、一周ごとに螺旋を描くように拡大発展させていくことを言います。

会社の経営に例えてみると、事業計画書を策定して、これに沿って経営を行い、決算で成果と計画の差異を分析し、上手く行かなかった点を洗い出して翌期の事業計画書の策定に生かすといった感じです。

この「PDCAサイクル」は実務に限らず、勉強やスポーツや日常生活などでも応用が利くのではないでしょうか。私自身の学生生活を思い出してみると、テスト(check)を受けたら受けっ放しで、間違い直し(Action)などはほとんどしていませんでした。

もう少し早くこの言葉を知っていたとしたら、違う人生を歩んでいたのかもしれませんね…。

by 小林雄