火曜日, 9月 08, 2009

「計画倒れの改善には…」

 仕事を持つようになると、勉強をしようとした時にまとまった時間を確保するのはなかなか難しいことだと聞き、また自分自身実感しています。そのため、社会人が資格取得を目指して勉強するときなどには通勤時間のような細切れの時間を活かした積み重ねが重要であるといわれるようです。

 そんな日常の中、先日のお盆休みのような連休は普段と違った時間の使い方ができる貴重な機会でした。私はあれもしたいこれもしたいと思いを巡らせ、その休日のうちいくらかは勉強に充てようと本を借り、勉強しようと考えていたものがありました。ところがふたを開けてみると、家族から用事を頼まれたり、急な誘いがあったりで結局集中して勉強は出来ず仕舞いでした。

 今回、ふと立ち止まって計画倒れになる原因は何だろうと考えてみました。

  一番大きな原因は“強制力がないこと”かな、と思いました。今勉強しているのはパソコンのスキルアップのためのものであったり、会計の知識を深めることであったりするのですが、自分が好んで始めたものであるので、自分自身がまあいいか、と思ってしまえばそれで終わりとなったり、簡単に後回しにされてしまいます。同じ勉強をするのでも、学生として税理士試験に向かい、毎週テストがあって理解度を問われ、と追い込まれる様に勉強をしていた状況とはやはりだいぶ違うようです。

 最近活躍が目覚しい勝間和代さんが、以前某新聞のコラムで“やる気に頼るな、仕組みに頼れ”という言葉を載せていました。何かにチャレンジしようとした際、“頑張るぞ!!”という決意だけでは、大半の人は結果が出るまで続かないとのこと。まさしくそうだな、と自分に厳しくなりきれない私は思いました。

  そんな状況を改善すべく、まずはパソコンの資格の試験日を決めました。勉強をしようと思ったら、勉強用具を持ってなにかと誘惑の多い自宅から出て図書館などへ行くようにしました。このように、今後できるところから“○○しなければいけない状況”、というちょっとした強制力が働く環境作り・仕組み作りをして、何事も初志貫徹を目指したいと思います。

by 松浦