月曜日, 10月 01, 2007

スタッフから見た石田会計3

石田会計はまだ若い事務所です。石田が金融庁から戻ってきて、本格的に指揮を取り始めたときから数えて、ようやく4年になります。

私が3年前に入所したときには、以前いた事務所に比べて、自由な雰囲気は満ち溢れたいたものの、事務所内部での統一された決め事や手順といったものがそれほど固まっておらず、言われたことを粛々と手順どおりにこなすことが当たり前だった私にとって、やや戸惑いがあったものでした。

定型的な作業に関しては、ある程度統一した決め事に従って行ったほうが効率的だと考えた私は、石田にその旨を伝えたところ「自分で思ったとおりに作って、やってみていいよ」と言われて、拍子抜けをしたと同時に、自分のやりたいことが実現できることにやりがいも感じていました。

それからは、私個人の判断で必要だと思ったチェックリストやマニュアルを作成したり、新しいコンピュータや必要なソフトウェアの導入を進めていったのですが、後々に聞いてみると、石田の中では「上から押し付けられたやり方だけをこなすのは、その時点では効率的なんだけど成長が頭打ちになってしまう。現場の各人が自発的に考えて行うことに意味がある」と考えていたとのことでした。

そういえば、石田会計では、上から強制的に指示されて仕事をさせられる事がほとんどありません。新しいジャンルの仕事があったときには、まず本人の意向を確認した上で、その分野に興味があって、やる気がある人に割り当てられることが多いです。

また、本業の税務以外の仕事を始めることに関しても、裁量が大きく認められています。事務所に同居する形で、ホームページ作成会社が順調に活動していますし、私自身も社会保険労務士としての業務を平行して始めています。

このように、内部では自主性を尊重して、さらに良い仕事が出来るように心がけていますが、逆に外部の目からご指摘をいただくことで、改善できることも多々あると思います。「ここはこうした方がいいよ」「ここは間違ってるよ」といった率直なご意見をいただけると、大変ありがたく思います。

by 小林雄