木曜日, 9月 27, 2007

スタッフから見た石田会計2

 私は石田会計事務所に入所して約3年になります。私は石田会計事務所に入所するまで、会計事務所とはただ単に「正しい決算書」を作成し、それにもとづいた税務申告書を作るところであると思っていました。

 確かに簡単に言えばそうかもしれません。しかし、この「正しい決算書」には幅があり、節税及び税務署の視点、又は銀行及び外部の第3者の視点を意識し、お客様の利益につながるいわゆる「お役立ちの精神」をもって「正しい決算書」を作成することが会計事務所の仕事であるということを学びました。

 節税及び税務署の視点を意識した場合、当然利益が少ないほうがよいわけです。もちろん許される範囲は、法令及び通達に規定があるわけですが、実務においてはグレーな部分も多々存在します。そんな際には税務署OBである石田の父に具体的な税務署の視点を教えてもらいながら対応させていただいております。

 一方、銀行融資を受ける場合においては、銀行及び第3者の視点を意識する必要があります。当然利益が多いほうがよいわけです。これももちろん会計基準の範囲内で行うわけですが、特に銀行がどのような点を意識して決算書を見ているかについて公認会計士であり元金融検査官である石田及び銀行の審査部のOBであるスタッフの意見を取り入れて対応させていただいております。

 石田会計事務所にはこのような専門家のなかでも特殊な経験をもった方がおり非常に私自身の勉強にもなっております。

 これら専門家の知恵を借りてスタッフ一同「お役立ちの精神」をもって今後もお客様のお力になれればと考えております。
by 浦井