水曜日, 10月 17, 2007

名古屋

 先日、群馬から幼馴染が遊びに来てくれました。
彼女がこちらに来るのは二回目です。
前回は愛・地球博がメインで、名古屋そのものをほとんど紹介できなかったので、今回は、名古屋の良さを存分に知ってもらおうと、はりきってあちこちに案内しました。 

 そして彼女を案内するうちに、私自身も名古屋に引越ししてきた当時の事を色々と思い出す事ができました。
まず、待ち合わせ場所は名古屋駅だったのですがつい、いつもの癖で「名駅(め~えき)」と言ってしまい、友人をキョトンとさせてしまいました。
その時、すっかり名古屋に染まっている自分を発見。そういえば私も最初は「め~だい=名古屋大学」「め~てつ=名古屋鉄道」という言葉を、いちいち聞き返していたことを思い出しました。
市バスを乗るのは前の扉からで、他の民間のバスは後ろからだったので、慣れるのに何回も間違えたことや、地下鉄の初乗り料金が、ちょっぴり他の都市と比べて高いと思ったことも、群馬の友人に言われるまですっかり忘れていたのです。
本当に慣れとは恐ろしい!
今回は、名古屋港の水族館や名古屋城、栄のオアシス21と色々回ったのですが、名古屋はコンパクトにまとまっていて移動しやすいと、友人は好意的な感想を述べていました。
「名古屋めし」にも大満足して帰っていき、私も嬉しく思います。

 よそから名古屋に移ってきた分、他の地域との違いには敏感に反応していたはずだったのですが、自分のいる環境の特徴や習慣は、しばらくすると当たり前になりすぎて気づかなくなるのだなと改めて感じる機会となりました。
他の事でも、内部の人間からだけでなく外部の人から見てもらうと、思いもしなかった考えや意見が出てくるのはこういうことなのですね。

by 加藤