木曜日, 12月 14, 2006

メタボリック・シンドローム

 会社は常時使用する労働者に対して、一年以内毎に一度、定期的に健康診断を実施することが義務付けられています。皆さんの今年の診断結果はいかがでしたでしょうか?
 先日、親が受診した定期健康診断の結果が郵送されてきました。何枚かチラシが同封されていたのですが、そのほとんどが「メタボリック・シンドローム」に関するものでした。

 去年から厚生労働省は、メタボリック・シンドロームという言葉を使い始めたそうですが、中身は今まで「生活習慣病」と呼ばれていたものとほとんど変わりません。内臓脂肪が貯まり過ぎることにより、さまざまな病気を引き起こしやすくなった状態を指しています。
 簡単にいうと、おなかがぽっこりとでた内臓脂肪型肥満の人で、血圧・血糖値・血中脂質の2つ以上が基準値を超えている人は要注意ということです。

 予防には内臓脂肪をためないことが重要です。内臓脂肪は皮下脂肪とは異なり、少しの運動で減らすことができます。逆に、運動をしないで食べ過ぎてしまえば、すぐに増えてしまいます。
 最近ほとんど運動をしなくなってしまった私には、耳の痛い話です。
 昔使っていた万歩計を引っ張り出して計ってみたところ、一日2,500歩程度しか歩いていませんでした。厚生労働省が推奨している運動の量の目安は、一日に一万歩の歩行が基準ということですので、程遠い数字です。

 これから寒い季節がやってきます。体を動かすことが億劫になってきますが、寒い季節こそ体温を上げようと体が熱を発するので、脂肪燃焼のチャンスです。
 帰宅の際には、強敵であるデパ地下のスイーツ売り場を素通りし、名古屋駅前のイルミネーションでも眺めながら、まずは倍の5,000歩を目指して歩こうと考えています。

by 宮内