火曜日, 2月 13, 2007

たかが5円?

 「5円」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。 私は小さい頃に駄菓子屋で買った五円玉の形のチョコレートと、神社でのお賽銭くらいしか出てきませんでした。

 試験的に大手スーパーが、一部の店舗でレジ袋の有料化を始めました。販売価格は1枚5円です。この4月に小売業などにレジ袋などの減量を義務付ける改正容器包装リサイクル法が施行されるのを前に、先行実施を行ったそうです。
 私は、今まで無料でもらっていたものに、たとえ「5円」でも支払うということに少々抵抗を感じてしまいます。

 その上、名古屋市のスーパーでは、本来であれば有料である名古屋市指定のゴミ袋をレジ袋として無料で配布している店舗も多く、簡単に受け入れられるとは思えません。前掲の大手スーパーは、顧客の反応を見ながら名古屋市でもレジ袋の有料化を導入するとのことですが、どのように顧客を納得させるのか注目しています。

 ニュースでは「これを機に、生活の中で省資源ということを意識する良いきっかけにして欲しい」というコメントがありました。意識することは簡単ですが、行動に結びつけるのはなかなか難しいことです。次のステップとして、単なる損得勘定から抜け出し、環境への配慮等を考えて、店選び・商品選びができる消費者になりたいものです。

by 宮内