木曜日, 11月 24, 2005

講師の経験を通じて

私は三重大学で簿記の講師をしています。
パソコン講師など教える仕事の経験はありますが、教壇に立って授業をするというのは初めてです。
自分が勉強した時の経験をもとに、どこが、どのように理解しにくかったのかを考えながら授業の準備をしております。
しかし、授業は1対1の関係ではないため、深く説明しすぎても生徒は退屈しますし、逆にペースを上げすぎても生徒はついてこれなくなってしまいます。

教壇の上からは、納得している、理解しあぐねている、ほか事を考えているなど、表情から生徒の様子がよくわかります。(自分が生徒であるときも全てバレていたと思うと・・)
表情などの限られた情報の中で行われる一方的なコミュニケーション。
その難題に向かうことによって、自分自身とてもいい勉強になっています。

会計事務所の仕事においては、コミュニケーション能力がとても大切だと思います。何らかの形でこの経験を生かし、お客様に対するサービスを今以上に充実していければと思います。
by 浦井