金曜日, 9月 02, 2005

拝啓 経営者様

少子高齢化が進んでいます。
これまでも社会保障制度の問題が取り立たされてきました。
現行の社会保障制度が、このままいけば2010年には、2.8人で1人の受給者を支えていく事ことになるようです。
年金制度の抜本的な改革が叫ばれているのはこのためです。

では、企業側からはどんな影響が出るのでしょうか?

ずばり、労働者人口の減少です。
2010年には労働力が約300万人不足すると言われています。
企業は、今後5年間の中で団塊世代の定年退職と若い労働力の不足に遭遇することになります。
退職金と人手不足のダブルパンチを受けるわけですね。

では、どのように乗り越えていけばいいのでしょうか?
退職金制度の見直しについては、多くの企業が遅れているような気がします。
まずは、現行の退職金制度(適格退職年金)の状況を把握し、今後の対策を検討する必要があります。
退職金制度の見直しがお済でない企業様は、一度ご相談ください。

人手不足の問題は、企業努力で解決できる問題です。
まずは、従業員の定着率を上げ、退職者を出さない企業風土をつくることです。
退職者が出なければ自然に人が集まる企業になります。

by 河合